おにぎりシュート
提供:MTG Wiki
1行: | 1行: | ||
− | '''おにぎりシュート'''は、日本発の[[地雷]][[デッキ]] | + | '''おにぎりシュート'''は、日本発の[[地雷]][[デッキ]]または瞬殺コンボ。[[世界選手権99|1999年の世界選手権]]でお披露目の予定だったのだが……。別名「'''三角シュート'''」。製作者は「[[日本三大地雷]]」の一人、[[笹沼希予志]]。名前の由来はカードに描かれた[[Phyrexian Devourer]]の形状({{Gatherer|id=3051|イラスト}})。 |
{{#card:Phyrexian Devourer}} | {{#card:Phyrexian Devourer}} | ||
7行: | 7行: | ||
{{#card:Tinker}} | {{#card:Tinker}} | ||
− | [[Phyrexian Devourer]]を大きくして[[投げ飛ばし/Fling]]で致死量の[[ダメージ]]を[[与える]] | + | [[Phyrexian Devourer]]を大きくして[[投げ飛ばし/Fling]]で致死量の[[ダメージ]]を[[与える]]瞬殺[[コンボ]]を目的とした[[デッキ]]。1999年11月頃に出されたエラッタにより長らくコンボは封じられていたが、2011年9月のオラクル更新でエラッタが解除され、再び使用可能となった。 |
当初[[Phyrexian Devourer]]には、[[起動型能力]]の最後の一文「Phyrexian Devourerの[[パワー]]が7以上である場合、それを[[生け贄に捧げる]]。」は無かった。そのため、第6版で[[スタック]]ルールが登場したとき、生け贄に捧げる[[誘発型能力]]をスタックに乗せたままパワーを20以上にする事ができた。 | 当初[[Phyrexian Devourer]]には、[[起動型能力]]の最後の一文「Phyrexian Devourerの[[パワー]]が7以上である場合、それを[[生け贄に捧げる]]。」は無かった。そのため、第6版で[[スタック]]ルールが登場したとき、生け贄に捧げる[[誘発型能力]]をスタックに乗せたままパワーを20以上にする事ができた。 | ||
その後、[[ウルザズ・レガシー]]で[[修繕/Tinker]]が登場したことにより[[トーナメント]]レベルになった。[[手札]]5枚([[魔力の櫃/Mana Vault]]+[[修繕/Tinker]]+[[投げ飛ばし/Fling]]+2枚は適当な[[土地]])で2ターンキルが可能になったのだ。 | その後、[[ウルザズ・レガシー]]で[[修繕/Tinker]]が登場したことにより[[トーナメント]]レベルになった。[[手札]]5枚([[魔力の櫃/Mana Vault]]+[[修繕/Tinker]]+[[投げ飛ばし/Fling]]+2枚は適当な[[土地]])で2ターンキルが可能になったのだ。 | ||
− | * | + | *ものすごく絶妙のタイミングでエラッタが出されたことでも有名。世界選手権99の前日に世界選手権99特別エラッタが出たため、このデッキを持ち込むつもりでいて大慌てした選手は少なくない。 |
==サンプルレシピ== | ==サンプルレシピ== | ||
*備考 | *備考 | ||
**[[世界選手権99]](で使用する予定だった) | **[[世界選手権99]](で使用する予定だった) | ||
− | ** | + | **使用者:[[笹沼希予志]] |
*フォーマット | *フォーマット | ||
− | **[[エクステンデッド]]([[リバイズド]] | + | **[[エクステンデッド]]([[リバイズド]]~[[第6版]]、[[ザ・ダーク]]~[[ウルザズ・デスティニー]]) |
{| class="wikitable" style="margin:0 auto; text-align:left;" style="margin:0 auto; text-align:left;" | {| class="wikitable" style="margin:0 auto; text-align:left;" style="margin:0 auto; text-align:left;" | ||
68行: | 68行: | ||
[[サイドボード]]は不明。 | [[サイドボード]]は不明。 | ||
− | [[キーカード]]の[[Phyrexian Devourer]] | + | [[キーカード]]の[[Phyrexian Devourer]]が2枚しか入っていないのは、[[修繕/Tinker]]から[[戦場に出す]]ため。もし[[Phyrexian Devourer]]が手札に来てしまったら、[[渦まく知識/Brainstorm]]で[[ライブラリー]]に[[戻す]]。 |
==参考== | ==参考== | ||
*[[デッキ集]] | *[[デッキ集]] |
2011年9月23日 (金) 22:57時点における版
おにぎりシュートは、日本発の地雷デッキまたは瞬殺コンボ。1999年の世界選手権でお披露目の予定だったのだが……。別名「三角シュート」。製作者は「日本三大地雷」の一人、笹沼希予志。名前の由来はカードに描かれたPhyrexian Devourerの形状(イラスト)。
アーティファクト クリーチャー — ファイレクシアン(Phyrexian) 構築物(Construct)
Phyrexian Devourerのパワーが7以上になったとき、それを生け贄に捧げる。
あなたのライブラリーの一番上のカードを追放する:Phyrexian Devourerの上に+1/+1カウンターをX個置く。Xはその追放されたカードのマナ総量である。
インスタント
この呪文を唱えるための追加コストとして、クリーチャー1体を生け贄に捧げる。
クリーチャー1体かプレインズウォーカー1体かプレイヤー1人を対象とする。投げ飛ばしはそれに、その生け贄に捧げたクリーチャーのパワーに等しい点数のダメージを与える。
ソーサリー
この呪文を唱えるための追加コストとして、アーティファクト1つを生け贄に捧げる。
あなたのライブラリーからアーティファクト・カード1枚を探し、そのカードを戦場に出す。その後、ライブラリーを切り直す。
Phyrexian Devourerを大きくして投げ飛ばし/Flingで致死量のダメージを与える瞬殺コンボを目的としたデッキ。1999年11月頃に出されたエラッタにより長らくコンボは封じられていたが、2011年9月のオラクル更新でエラッタが解除され、再び使用可能となった。
当初Phyrexian Devourerには、起動型能力の最後の一文「Phyrexian Devourerのパワーが7以上である場合、それを生け贄に捧げる。」は無かった。そのため、第6版でスタックルールが登場したとき、生け贄に捧げる誘発型能力をスタックに乗せたままパワーを20以上にする事ができた。 その後、ウルザズ・レガシーで修繕/Tinkerが登場したことによりトーナメントレベルになった。手札5枚(魔力の櫃/Mana Vault+修繕/Tinker+投げ飛ばし/Fling+2枚は適当な土地)で2ターンキルが可能になったのだ。
- ものすごく絶妙のタイミングでエラッタが出されたことでも有名。世界選手権99の前日に世界選手権99特別エラッタが出たため、このデッキを持ち込むつもりでいて大慌てした選手は少なくない。
サンプルレシピ
メインデッキ | |
---|---|
クリーチャー (2) | |
2 | Phyrexian Devourer |
呪文 (34) | |
4 | 魔力の櫃/Mana Vault |
4 | 修繕/Tinker |
3 | 吸血の教示者/Vampiric Tutor |
4 | 渦まく知識/Brainstorm |
4 | 衝動/Impulse |
4 | マナ漏出/Mana Leak |
4 | 投げ飛ばし/Fling |
3 | Lim-Dul's Vault |
4 | Force of Will |
土地 (24) | |
2 | 島/Island |
4 | Badlands |
4 | Tundra |
4 | Volcanic Island |
4 | 地底の大河/Underground River |
3 | 真鍮の都/City of Brass |
3 | 宝石鉱山/Gemstone Mine |
サイドボードは不明。
キーカードのPhyrexian Devourerが2枚しか入っていないのは、修繕/Tinkerから戦場に出すため。もしPhyrexian Devourerが手札に来てしまったら、渦まく知識/Brainstormでライブラリーに戻す。