反復
提供:MTG Wiki
(版間での差分)
細 (ルールの解説を読みやすく修正。) |
|||
7行: | 7行: | ||
|CR=702.85 | |CR=702.85 | ||
}} | }} | ||
− | '''反復'''/''Rebound''は、[[エルドラージ覚醒]]で登場した[[キーワード能力]]。[[インスタント]]や[[ソーサリー]]が持つ、それが[[スタック]]上にあるときに働く[[常在型能力]]であり、[[遅延誘発型能力]]を生成する。 | + | '''反復'''/''Rebound'' は、[[エルドラージ覚醒]]で登場した[[キーワード能力]]。[[インスタント]]や[[ソーサリー]]が持つ、それが[[スタック]]上にあるときに働く[[常在型能力]]であり、[[遅延誘発型能力]]を生成する。 |
{{#card:Distortion Strike}} | {{#card:Distortion Strike}} | ||
− | |||
==定義== | ==定義== | ||
− | '''反復'''/''Rebound''は、「この[[呪文]]が[[手札]]から[[唱える|唱え]]られた場合、[[解決]]時にそれを[[あなた]]の[[墓地]]に置く[[代わりに]]、それを[[追放]]し、あなたの次の[[アップキープ]]の開始時に、あなたはこのカードを追放[[領域]]からそれの[[マナ・コスト]]を支払わずに唱えてもよい。」を意味する。 | + | '''反復'''/''Rebound'' は、「この[[呪文]]が[[手札]]から[[唱える|唱え]]られた場合、[[解決]]時にそれを[[あなた]]の[[墓地]]に置く[[代わりに]]、それを[[追放]]し、あなたの次の[[アップキープ]]の開始時に、あなたはこのカードを追放[[領域]]からそれの[[マナ・コスト]]を支払わずに唱えてもよい。」を意味する。 |
==解説== | ==解説== | ||
− | + | インスタントやソーサリーを1回唱えたなら、2回目をタダで唱えられる能力である。ただし2回目は、次の自分のアップキープの開始時のタイミングに限定されており、1回目との間にはタイムラグがある。 | |
===ルール=== | ===ルール=== | ||
− | * | + | *反復を持つ呪文が、[[打ち消し]]呪文や対象不適正などの理由により解決しなかった場合、遅延誘発型能力は作られない。 |
− | * | + | *呪文が手札から唱えられていない場合には機能しない。 |
− | * | + | **すなわち、呪文の[[コピー]]や、反復により2回目に唱えた呪文などに対しては効果がない。(解決後は、追放されることなく、通常通り墓地に置かれる。) |
− | * | + | *2回目に唱えるのは、遅延誘発型能力の解決の一部である。そのため、反復を持つソーサリー呪文であっても、アップキープ開始時のタイミングで唱えることができる。 |
+ | *2回目に唱えるかどうかは任意である。唱えなかった場合、カードは追放領域に残り、それ以降に再度唱える機会は訪れない。 | ||
+ | **[[誘発忘れ]]に注意。 | ||
==参考== | ==参考== |
2010年6月10日 (木) 22:46時点における版
反復/Rebound | |
---|---|
種別 | 常在型能力 |
登場セット | エルドラージ覚醒 |
CR | CR:702.88 |
反復/Rebound は、エルドラージ覚醒で登場したキーワード能力。インスタントやソーサリーが持つ、それがスタック上にあるときに働く常在型能力であり、遅延誘発型能力を生成する。
Distortion Strike / ひずみの一撃 (青)
ソーサリー
ソーサリー
クリーチャー1体を対象とする。それはターン終了時まで+1/+0の修整を受けるとともに、このターン、それはブロックされない。
反復(この呪文があなたの手札から唱えられたなら、これの解決に際し、これを追放する。あなたの次のアップキープの開始時に、あなたはこのカードを追放領域からこれのマナ・コストを支払うことなく唱えてもよい。)
定義
反復/Rebound は、「この呪文が手札から唱えられた場合、解決時にそれをあなたの墓地に置く代わりに、それを追放し、あなたの次のアップキープの開始時に、あなたはこのカードを追放領域からそれのマナ・コストを支払わずに唱えてもよい。」を意味する。
解説
インスタントやソーサリーを1回唱えたなら、2回目をタダで唱えられる能力である。ただし2回目は、次の自分のアップキープの開始時のタイミングに限定されており、1回目との間にはタイムラグがある。
ルール
- 反復を持つ呪文が、打ち消し呪文や対象不適正などの理由により解決しなかった場合、遅延誘発型能力は作られない。
- 呪文が手札から唱えられていない場合には機能しない。
- すなわち、呪文のコピーや、反復により2回目に唱えた呪文などに対しては効果がない。(解決後は、追放されることなく、通常通り墓地に置かれる。)
- 2回目に唱えるのは、遅延誘発型能力の解決の一部である。そのため、反復を持つソーサリー呪文であっても、アップキープ開始時のタイミングで唱えることができる。
- 2回目に唱えるかどうかは任意である。唱えなかった場合、カードは追放領域に残り、それ以降に再度唱える機会は訪れない。
- 誘発忘れに注意。
参考
引用:総合ルール 20231117.0
- 7 その他のルール
- 702 キーワード能力
- 702.85 続唱/Cascade
- 702.85a 続唱は、続唱を持つ呪文がスタックにある間にのみ機能する誘発型能力である。「続唱/Cascade」は「あなたがこの呪文を唱えたとき、マナ総量がこの呪文より小さく土地でないカードが追放されるまで、あなたの ライブラリーの一番上から1枚ずつ追放していく。その結果の呪文のマナ総量がこの呪文のマナ総量よりも小さいなら、あなたはそのカードをそのマナ・コストを支払うことなく唱えてもよい。その後、これにより追放された全てのカードを、あなたの ライブラリーの一番下に無作為の順番で置く。」を意味する。
- 702.85b 効果によってプレイヤーが「あなたが続唱を行うに際し/as you cascade」1枚または複数枚の追放されているカードに処理を行えるという場合、そのプレイヤーはカードを続唱 能力で追放し終えたあとにその処理を行なってもよい。この処理は最後に追放したカードを唱えるかどうかを選ぶよりも前、適正なカードが追放されなかった場合にそれらの追放されたカードを無作為の順番で自分のライブラリーの一番下に置くよりも前に行われる。
- 702.85c 1つの呪文に複数の続唱がある場合、それらはそれぞれ個別に誘発する。
- 702.85 続唱/Cascade
- 702 キーワード能力