側面攻撃
提供:MTG Wiki
(版間での差分)
7行: | 7行: | ||
|CR=502.3 | |CR=502.3 | ||
}} | }} | ||
− | '''側面攻撃'''/''Flanking''は、[[ミラージュ・ブロック]]に登場し、[[時のらせんブロック]]で復活した[[キーワード能力]] | + | '''側面攻撃'''/''Flanking''は、[[ミラージュ・ブロック]]に登場し、[[時のらせんブロック]]で復活した[[キーワード能力]]。[[クリーチャー]]が持つ、[[ブロック・クリーチャー指定ステップ]]の間に[[誘発]]する[[誘発型能力]]である。 |
− | {{#card: | + | {{#card:Benalish Cavalry}} |
− | + | ==定義== | |
+ | '''側面攻撃'''は、「このクリーチャーが側面攻撃を持たないクリーチャーに[[ブロック (ルール用語)|ブロック]]されるたび、その[[ブロック・クリーチャー]]は[[ターン終了時まで]]-1/-1の[[修整]]を受ける。」を意味する。 | ||
− | 側面攻撃を複数持っていればそれぞれが誘発し、修整を与える。例えば側面攻撃を3つ持っているクリーチャーがいた場合、それをブロックしたクリーチャーは都合-3/-3の修整を受ける事になる。 | + | ==解説== |
+ | ===ルール=== | ||
+ | *側面攻撃はブロックされることで誘発するため、これが[[スタック]]に乗り[[解決]]されるのはブロック・クリーチャー指定ステップ、つまり先制攻撃を持つクリーチャーがダメージを与えるより先である。 | ||
+ | *側面攻撃を複数持っていればそれぞれが誘発し、修整を与える。例えば側面攻撃を3つ持っているクリーチャーがいた場合、それをブロックしたクリーチャーは都合-3/-3の修整を受ける事になる。 | ||
+ | **相手クリーチャーがいくつ側面攻撃を持っていようと、側面攻撃を1つ持っていればそれらはすべて誘発しない。 | ||
+ | *[[対象]]をとらないので、(ブロック関係が成立すれば)相手が[[プロテクション]]を持っていてもマイナス修整は有効。 | ||
− | * | + | ===その他=== |
+ | *「'''側面攻撃を持つ相手には効かない'''」という点を忘れやすいので注意。 | ||
+ | *ダメージではなくマイナス修整を与えるため、序盤の防御を[[タフネス]]1の[[再生]]クリーチャー([[リバー・ボア/River Boa]]など)に頼っている場合には手痛い能力といえる。 | ||
− | + | *側面攻撃を持つクリーチャーは[[赤]]や[[白]]に多い。 | |
− | + | *騎士の機動力を能力化したものであり、これを持つクリーチャーは主に[[騎士]](またはそれに類似するもの)で、その多くが3マナ2/2、側面攻撃の他にもう1つ能力を持っている。 | |
− | *[[ | + | |
− | * | + | |
− | + | ||
− | + | ||
− | + | ||
*「側面攻撃」というからには、横に回りこんでから攻撃している(だから「隙を突く」のでマイナス修整が入る)イメージなのだろう。 | *「側面攻撃」というからには、横に回りこんでから攻撃している(だから「隙を突く」のでマイナス修整が入る)イメージなのだろう。 | ||
− | * | + | |
+ | *ブロックされたときに誘発する、[[パワー]]・[[タフネス]]に関係するキーワード能力には、他に[[ランページ]]や[[武士道]]がある。 | ||
==参考== | ==参考== | ||
33行: | 37行: | ||
{{#cr:502.3}} | {{#cr:502.3}} | ||
+ | [[Category:キーワード能力|そくめんこうけき]] | ||
+ | __NOTOC__ |
2009年1月13日 (火) 17:16時点における版
側面攻撃/Flanking | |
---|---|
種別 | 誘発型能力 |
登場セット | ミラージュ・ブロック 時のらせんブロック |
CR | CR:702.25 |
側面攻撃/Flankingは、ミラージュ・ブロックに登場し、時のらせんブロックで復活したキーワード能力。クリーチャーが持つ、ブロック・クリーチャー指定ステップの間に誘発する誘発型能力である。
Benalish Cavalry / ベナリアの騎兵 (1)(白)
クリーチャー — 人間(Human) 騎士(Knight)
クリーチャー — 人間(Human) 騎士(Knight)
側面攻撃(側面攻撃を持たないクリーチャーがこのクリーチャーをブロックするたび、ターン終了時まで、ブロックしているクリーチャーは-1/-1の修整を受ける。)
2/2定義
側面攻撃は、「このクリーチャーが側面攻撃を持たないクリーチャーにブロックされるたび、そのブロック・クリーチャーはターン終了時まで-1/-1の修整を受ける。」を意味する。
解説
ルール
- 側面攻撃はブロックされることで誘発するため、これがスタックに乗り解決されるのはブロック・クリーチャー指定ステップ、つまり先制攻撃を持つクリーチャーがダメージを与えるより先である。
- 側面攻撃を複数持っていればそれぞれが誘発し、修整を与える。例えば側面攻撃を3つ持っているクリーチャーがいた場合、それをブロックしたクリーチャーは都合-3/-3の修整を受ける事になる。
- 相手クリーチャーがいくつ側面攻撃を持っていようと、側面攻撃を1つ持っていればそれらはすべて誘発しない。
- 対象をとらないので、(ブロック関係が成立すれば)相手がプロテクションを持っていてもマイナス修整は有効。
その他
- 「側面攻撃を持つ相手には効かない」という点を忘れやすいので注意。
- ダメージではなくマイナス修整を与えるため、序盤の防御をタフネス1の再生クリーチャー(リバー・ボア/River Boaなど)に頼っている場合には手痛い能力といえる。
- 側面攻撃を持つクリーチャーは赤や白に多い。
- 騎士の機動力を能力化したものであり、これを持つクリーチャーは主に騎士(またはそれに類似するもの)で、その多くが3マナ2/2、側面攻撃の他にもう1つ能力を持っている。
- 「側面攻撃」というからには、横に回りこんでから攻撃している(だから「隙を突く」のでマイナス修整が入る)イメージなのだろう。
参考
引用:総合ルール 20231117.0
- 5 ターンの構造