飛行
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飛行を持つ[[クリーチャー]]は、飛行も[[到達]]も持たないクリーチャーに[[ブロック]]されない。 | 飛行を持つ[[クリーチャー]]は、飛行も[[到達]]も持たないクリーチャーに[[ブロック]]されない。 | ||
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− | + | 数ある[[キーワード能力]]の中でも特別なもので、飛行を持っていることを参照する効果が(飛行自身も含んで)非常に多くある。 | |
[[パワー]]、[[タフネス]]に次ぐ基本ステータスのひとつと言ってもいいほど。 | [[パワー]]、[[タフネス]]に次ぐ基本ステータスのひとつと言ってもいいほど。 | ||
− | * | + | 飛行が一番得意なのは、[[鳥]]が多く風を操れる[[青]]。次いで[[白]]、[[黒]]。[[赤]]は苦手ではあるが、大型(主に[[ドラゴン]])に限り散見される。 |
− | *[[ | + | 反対に、[[緑]]は飛行を極端に嫌っており、[[色の役割]]上できないはずの直接[[ダメージ]]やクリーチャー[[破壊]]も、飛行クリーチャーに対しては行うことができる。また、緑に飛行を持つクリーチャーはほとんどいない。 |
+ | *ただし、意図的に色の役割を崩した、[[時のらせんブロック]]では、緑の飛行クリーチャーをいくつか見ることができる。 | ||
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+ | *これを持つクリーチャーを、しばしば「飛んでいる」とか「[[フライヤー]]」と言う。 | ||
*非常に直感的でわかりやすく、初心者でもまず誤解釈の恐れはないだろう。 | *非常に直感的でわかりやすく、初心者でもまず誤解釈の恐れはないだろう。 | ||
**「飛行もちに[[飛行/Flight]]などでさらに飛行を与えたら、2倍高く飛ぶから、ただの飛行もちにはブロックされない」と考える人もいるようだ。ルール上、これは間違い。「飛行」は 持つ/持たない の2択。あるクリーチャーが複数の飛行を持っていても、効果は変わらない。 | **「飛行もちに[[飛行/Flight]]などでさらに飛行を与えたら、2倍高く飛ぶから、ただの飛行もちにはブロックされない」と考える人もいるようだ。ルール上、これは間違い。「飛行」は 持つ/持たない の2択。あるクリーチャーが複数の飛行を持っていても、効果は変わらない。 | ||
− | * | + | *[[混沌界/Chaosphere]]により、飛行を持つ/持たないの優劣を逆転させることが可能。 |
+ | *時に、絵では飛んでいるように見えるのに飛んでいない、などと物議をかもすカードが出てくる。それら過去の反省を生かして、最近では開発チームもイラストレーターに発注する際に注釈を入れるなどして、イメージとルールテキストとの一致に努めているようだ。 | ||
*[[ポータル三国志]]風にアレンジすると[[馬術]]。ただし、馬術と飛行は別物であり、互いに作用しない。詳しくは[[馬術]]の項を参照。 | *[[ポータル三国志]]風にアレンジすると[[馬術]]。ただし、馬術と飛行は別物であり、互いに作用しない。詳しくは[[馬術]]の項を参照。 | ||
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==参考== | ==参考== | ||
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*[http://www.wizards.com/default.asp?x=mtgcom/daily/mr98 Up, Up and Away]([[Mark Rosewater]]、英語) | *[http://www.wizards.com/default.asp?x=mtgcom/daily/mr98 Up, Up and Away]([[Mark Rosewater]]、英語) | ||
*[[蜘蛛]] | *[[蜘蛛]] | ||
+ | *[[High-flying]] | ||
*[[回避能力]] | *[[回避能力]] | ||
*[[キーワード能力]] | *[[キーワード能力]] |
2008年12月8日 (月) 23:10時点における版
飛行/Flying | |
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種別 | 常在型能力(回避能力) |
登場セット | 多数 |
CR | CR:702.9 |
飛行/Flyingはキーワード能力の1つ。マジック創世記から存在する回避能力。
Mahamoti Djinn / マハモティ・ジン (4)(青)(青)
クリーチャー — ジン(Djinn)
クリーチャー — ジン(Djinn)
飛行(このクリーチャーは飛行や到達を持たないクリーチャーによってはブロックされない。)
5/6定義
飛行を持つクリーチャーは、飛行も到達も持たないクリーチャーにブロックされない。 飛行を持つクリーチャーは、飛行を持たないクリーチャーもブロックできる(地上に降りられるから、と考えればイメージ的にも合うだろう)。
飛行を持たないクリーチャーを | 飛行を持つクリーチャーを | |
---|---|---|
飛行・到達を持たないクリーチャーは | ブロックできる | ブロックできない |
飛行を持つクリーチャーは | ブロックできる | ブロックできる |
到達を持つクリーチャーは | ブロックできる | ブロックできる |
解説
数あるキーワード能力の中でも特別なもので、飛行を持っていることを参照する効果が(飛行自身も含んで)非常に多くある。 パワー、タフネスに次ぐ基本ステータスのひとつと言ってもいいほど。
飛行が一番得意なのは、鳥が多く風を操れる青。次いで白、黒。赤は苦手ではあるが、大型(主にドラゴン)に限り散見される。 反対に、緑は飛行を極端に嫌っており、色の役割上できないはずの直接ダメージやクリーチャー破壊も、飛行クリーチャーに対しては行うことができる。また、緑に飛行を持つクリーチャーはほとんどいない。
- ただし、意図的に色の役割を崩した、時のらせんブロックでは、緑の飛行クリーチャーをいくつか見ることができる。
- これを持つクリーチャーを、しばしば「飛んでいる」とか「フライヤー」と言う。
- 非常に直感的でわかりやすく、初心者でもまず誤解釈の恐れはないだろう。
- 「飛行もちに飛行/Flightなどでさらに飛行を与えたら、2倍高く飛ぶから、ただの飛行もちにはブロックされない」と考える人もいるようだ。ルール上、これは間違い。「飛行」は 持つ/持たない の2択。あるクリーチャーが複数の飛行を持っていても、効果は変わらない。
- 混沌界/Chaosphereにより、飛行を持つ/持たないの優劣を逆転させることが可能。
- 時に、絵では飛んでいるように見えるのに飛んでいない、などと物議をかもすカードが出てくる。それら過去の反省を生かして、最近では開発チームもイラストレーターに発注する際に注釈を入れるなどして、イメージとルールテキストとの一致に努めているようだ。
- ポータル三国志風にアレンジすると馬術。ただし、馬術と飛行は別物であり、互いに作用しない。詳しくは馬術の項を参照。
参考
引用:総合ルール 20231117.0
- 5 ターンの構造