倍化の立方体/Doubling Cube
提供:MTG Wiki
(版間での差分)
細 |
|||
3行: | 3行: | ||
[[マナ]]を2倍にするという、何やら派手な[[効果]]の[[マナ・アーティファクト]]。 | [[マナ]]を2倍にするという、何やら派手な[[効果]]の[[マナ・アーティファクト]]。 | ||
− | [[起動]]に3マナかかるので、現在あるマナよりも多くのマナを望むのならば最低[[マナ・プール]] | + | [[起動]]に3マナかかるので、現在あるマナよりも多くのマナを望むのならば最低[[マナ・プール]]に7マナなければならない({「現在[[マナ・プール]]に存在するマナ」 - 3} x 2 = 「得られるマナ」)。そのため[[マナ加速]]としてはかなり使いにくい部類に入るといえる。最低4マナ出れば[[マナフィルター]]として使うことは可能なので、仕方ないのかもしれないが。 |
− | + | ||
− | + | ||
− | + | ||
− | 元から大量のマナが出る[[デッキ]]で[[X火力]] | + | 元から大量のマナが出る[[デッキ]]で[[X火力]]に繋げるなどの使い方が妥当か。また上手くやれば加速とフィルターを兼ねられるので、[[魂の消耗/Consume Spirit]]など「[[X]]は[[黒]]マナでしか[[支払う|支払え]]ない」[[ドレイン]][[呪文]]との相性はなかなか良い。[[タッチ]][[色]]入りの[[黒コントロール]]などには割と向いているだろう。 |
− | + | ||
− | [[タッチ]][[色]]入りの[[黒コントロール]]などには割と向いているだろう。 | + | |
*この能力は[[マナ能力]]である。よって、[[ブライトハースの指輪/Rings of Brighthearth]]でコピーすることはできない。 | *この能力は[[マナ能力]]である。よって、[[ブライトハースの指輪/Rings of Brighthearth]]でコピーすることはできない。 | ||
− | * | + | *倍にする、と言っても実際にはマナ・プールのマナと同数・同タイプのマナを“追加”しているだけにすぎない。「マナの[[タイプ]]」は5色それぞれか「[[無色]]である」しかなく、それ以外の制限や効果はタイプではないので、「倍にする」効果によって増えたマナはそれらの特性を持つことは無い。 |
− | + | **能力の解決時に[[すべてを護るもの、母聖樹/Boseiju, Who Shelters All]]から出たマナが[[マナ・プール]]にあっても、倍にされたマナは「打ち消されない」特性を持つことは無い。同じように、[[Mishra's Workshop]]から出たマナがあっても、それにより増えたマナが「アーティファクト呪文をプレイするためにしか支払えない」ということは無い。 | |
− | **能力の解決時に[[すべてを護るもの、母聖樹/Boseiju, Who Shelters All]]から出たマナが[[マナ・プール]] | + | **[[氷雪パーマネント]]から出した[[氷雪マナ]]がマナ・プールにあっても、倍にされたマナは氷雪マナではない。逆に、何らかの理由で倍化の立方体が氷雪となった場合、元のマナが氷雪マナでなくても、倍にされたマナは全て氷雪マナである。 |
− | + | **もちろん元のマナにはちゃんと特性は残っている。この能力を起動する時はどのマナで支払ったかを特にハッキリさせておく必要がある。 | |
− | + | ||
− | + | ||
− | **[[氷雪パーマネント]]から出した[[氷雪マナ]] | + | |
− | + | ||
− | ** | + | |
− | + | ||
*ちなみに、一般的に「ダブリング・キューブ」というと、バックギャモンというゲームで使用される賭け点を記憶しておくためのマーカーの事になる。六面体には2→4→8→16→32→64と倍々に数字が書かれており、[[カード名]]はこれと掛けたダジャレになっている。 | *ちなみに、一般的に「ダブリング・キューブ」というと、バックギャモンというゲームで使用される賭け点を記憶しておくためのマーカーの事になる。六面体には2→4→8→16→32→64と倍々に数字が書かれており、[[カード名]]はこれと掛けたダジャレになっている。 | ||
==参考== | ==参考== | ||
− | *[[ | + | *[[カード個別評価:フィフス・ドーン]] - [[レア]] |
− | *[[ | + | *[[カード個別評価:第10版]] - [[レア]] |
2008年6月24日 (火) 23:24時点における版
マナを2倍にするという、何やら派手な効果のマナ・アーティファクト。
起動に3マナかかるので、現在あるマナよりも多くのマナを望むのならば最低マナ・プールに7マナなければならない({「現在マナ・プールに存在するマナ」 - 3} x 2 = 「得られるマナ」)。そのためマナ加速としてはかなり使いにくい部類に入るといえる。最低4マナ出ればマナフィルターとして使うことは可能なので、仕方ないのかもしれないが。
元から大量のマナが出るデッキでX火力に繋げるなどの使い方が妥当か。また上手くやれば加速とフィルターを兼ねられるので、魂の消耗/Consume Spiritなど「Xは黒マナでしか支払えない」ドレイン呪文との相性はなかなか良い。タッチ色入りの黒コントロールなどには割と向いているだろう。
- この能力はマナ能力である。よって、ブライトハースの指輪/Rings of Brighthearthでコピーすることはできない。
- 倍にする、と言っても実際にはマナ・プールのマナと同数・同タイプのマナを“追加”しているだけにすぎない。「マナのタイプ」は5色それぞれか「無色である」しかなく、それ以外の制限や効果はタイプではないので、「倍にする」効果によって増えたマナはそれらの特性を持つことは無い。
- 能力の解決時にすべてを護るもの、母聖樹/Boseiju, Who Shelters Allから出たマナがマナ・プールにあっても、倍にされたマナは「打ち消されない」特性を持つことは無い。同じように、Mishra's Workshopから出たマナがあっても、それにより増えたマナが「アーティファクト呪文をプレイするためにしか支払えない」ということは無い。
- 氷雪パーマネントから出した氷雪マナがマナ・プールにあっても、倍にされたマナは氷雪マナではない。逆に、何らかの理由で倍化の立方体が氷雪となった場合、元のマナが氷雪マナでなくても、倍にされたマナは全て氷雪マナである。
- もちろん元のマナにはちゃんと特性は残っている。この能力を起動する時はどのマナで支払ったかを特にハッキリさせておく必要がある。
- ちなみに、一般的に「ダブリング・キューブ」というと、バックギャモンというゲームで使用される賭け点を記憶しておくためのマーカーの事になる。六面体には2→4→8→16→32→64と倍々に数字が書かれており、カード名はこれと掛けたダジャレになっている。