オレスコスの王、ブリマーズ/Brimaz, King of Oreskos
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2019年8月13日 (火) 08:48時点における版
伝説のクリーチャー — 猫(Cat) 兵士(Soldier)
警戒
オレスコスの王、ブリマーズが攻撃するたび、警戒を持つ白の1/1の猫(Cat)・兵士(Soldier)クリーチャー・トークン1体を攻撃している状態で生成する。
オレスコスの王、ブリマーズがクリーチャーをブロックするたび、警戒を持つ白の1/1の猫・兵士クリーチャー・トークン1体をそのクリーチャーをブロックしている状態で生成する。
戦闘に参加するたびに部下の猫・兵士を連れてくる伝説のクリーチャー。加えて本人もトークンも警戒持ち。
トークンは攻撃またはブロックに参加した状態で出てくるので、攻防において3/4+1/1分の働きを見せてくれる。さらに警戒で攻撃と防御を両立でき、序盤の地上戦においては隙がない。
除去耐性がない点、攻撃かブロックをしなければトークンが生成されない点、そしてトークンがサイズが小さい割に強制戦闘であるため死亡しやすい点が弱点である。特に2番目・3番目は対戦相手がブリマーズおよびトークンをまとめて踏み潰せるような大型クリーチャーをコントロールしているときに顕著になる。とはいえその程度は3マナである以上致命的な問題ではないし、プレイングやデッキ構築で十分補える範囲である。
スタンダードではアブザンアグロで使用された。アブザンアグロで同時採用された胆汁病/Bile Blightはこのクリーチャーを焼き切れないため、敵に回してもタフネスを活かして優位に立つことができた。
リミテッドでは除去されなければフィニッシャーになれるカードパワー。授与などで強化して暴れさせたい。構築でも白ウィニーに投入できる性能であり、特に序盤において対戦相手がブロッカーや除去を構える前に攻撃し始めたときの制圧力は凶悪である。
レガシーではDeath & Taxesなどの白単で稀に使われる。
- 白の得意とする全体強化との相性は最高だが、テーロス・ブロックでは同じ3マナかつ伝説のパーマネントであるヘリオッドの槍/Spear of Heliodと凱旋の間/Hall of Triumphと、5マナのヘリオッドの指図/Dictate of Heliodしかないのがちょっと惜しいところ。登場時のスタンダードにも十字軍/Crusade系の2マナ全体強化はない。
- 白の3/4、攻撃している状態で戦場に出るトークンなど、刃砦の英雄/Hero of Bladeholdを思い起こさせる性能。攻撃力では刃砦の英雄に軍配が上がるが、防御力と本体性能はブリマーズの方が上である。
ルール
- 2つ目の能力と3つ目の能力に関する基本的なルールは「攻撃している状態で戦場に出る」および「ブロックしている状態で戦場に出る」を参照。
- トークンが戦場に出る際、どのプレイヤーかプレインズウォーカーを攻撃するかを選択する。ブリマーズと同じ攻撃先を選ぶ必要はない。
- 他の類似カードと異なり、トークンは(警戒を持っているためか)アンタップ状態で戦場に出る点に注意。
ストーリー
ブリマーズ/Brimazはテーロス/Therosのレオニン/Leoninの王。アジャニ/Ajaniとは古くからの友人であり、エルズペス・ティレル/Elspeth Tirelを探してテーロスを訪れた彼を手助けした。
詳細はブリマーズ/Brimazを参照。
参考
- オレスコス/Oreskos(背景世界/ストーリー用語)
- Introducing Top Decks(Daily MTG、Top Decks、文:Luis Scott-Vargas)
- カード個別評価:神々の軍勢 - 神話レア