基本セット2019

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[[マジック・オリジン]]より3年の時を経て復活した基本セット。
 
[[マジック・オリジン]]より3年の時を経て復活した基本セット。
  
[[基本セット2010]]~[[マジック・オリジン]]までの基本セットは初心者と経験者の双方を満足させようとした結果、初心者には複雑すぎ経験者には魅力がないものとなってしまい、存在意義の問題があるとして廃止された<ref>[http://mtg-jp.com/reading/translated/mm/0011148/ 変身](Making Magic 2014年8月25日)</ref>。だが実際廃止してみると[[エキスパンション]]に[[再録]]カードを収録する難しさや、カードデザインがエキスパンションの世界観に縛られるなど問題点が顕在化した。基本セット2019は「最高の入門用ブースター商品」を目標とし、対象者を新規プレイヤー側に振り切ったものとなっている<ref>[http://mtg-jp.com/reading/translated/mm/0019021/ 変身2.0](Making Magic 2016年6月12日)</ref>。一方で経験者向けに[[スタンダード]]を補完・調整するためのカードや[[モダン]]などより古いフォーマット向けのカードも含まれており、これらは主に新規プレイヤーへの影響が薄い[[レア]]や[[神話レア]]に割り振られている。<ref>[https://mtg-jp.com/reading/mm/0030708/ 基本に到る](Making Magic 2018年6月18日)</ref>
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[[基本セット2010]]~[[マジック・オリジン]]までの基本セットは初心者と経験者の双方を満足させようとした結果、初心者には複雑すぎ経験者には魅力がないものとなってしまい、存在意義の問題があるとして廃止された<ref>[https://mtg-jp.com/reading/mm/0011148/ 変身](Making Magic 2014年8月25日)</ref>。だが実際廃止してみると[[エキスパンション]]に[[再録]]カードを収録する難しさや、カードデザインがエキスパンションの[[次元/Plane|世界観]]に縛られるなど問題点が顕在化した。基本セット2019は「最高の入門用ブースター商品」を目標とし、対象者を新規プレイヤー側に振り切ったものとなっている<ref>[https://mtg-jp.com/reading/mm/0019021/ 変身2.0](Making Magic 2016年6月12日)</ref>。一方で経験者向けに[[スタンダード]]を補完・調整するためのカードや[[モダン]]などより古いフォーマット向けのカードも含まれている。[[新世界秩序]]に則り、これらは主に新規プレイヤーへの影響が薄い[[レア]]や[[神話レア]]に割り振られている<ref>[https://mtg-jp.com/reading/mm/0030708/ 基本に到る](Making Magic 2018年6月18日)</ref>
  
 
背景ストーリーは[[ニコル・ボーラス/Nicol Bolas (ストーリー)|ニコル・ボーラス/Nicol Bolas]]のオリジンに注目し、ボーラス自身を含む[[レジェンド (エキスパンション)|レジェンド]]の[[エルダー・ドラゴン/Elder Dragon|エルダー・ドラゴン]]・[[サイクル]]の[[リメイク]]がされたほか、収録された[[プレインズウォーカー (カード・タイプ)|プレインズウォーカー]]もボーラスに縁が深い者達である。
 
背景ストーリーは[[ニコル・ボーラス/Nicol Bolas (ストーリー)|ニコル・ボーラス/Nicol Bolas]]のオリジンに注目し、ボーラス自身を含む[[レジェンド (エキスパンション)|レジェンド]]の[[エルダー・ドラゴン/Elder Dragon|エルダー・ドラゴン]]・[[サイクル]]の[[リメイク]]がされたほか、収録された[[プレインズウォーカー (カード・タイプ)|プレインズウォーカー]]もボーラスに縁が深い者達である。
  
 
使用されている[[キーワード能力]]は[[常磐木]]のみ<ref>[https://mtg-jp.com/reading/translated/0030711/ 『基本セット2019』を作り出す](2018年6月19日)</ref>。2010~オリジンのように再録メカニズムは存在しないが、[[両面カード]]が1枚のみ収録される。
 
使用されている[[キーワード能力]]は[[常磐木]]のみ<ref>[https://mtg-jp.com/reading/translated/0030711/ 『基本セット2019』を作り出す](2018年6月19日)</ref>。2010~オリジンのように再録メカニズムは存在しないが、[[両面カード]]が1枚のみ収録される。
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[[廃止されたクリーチャー・タイプ]]であった[[卵]]が復活した。
  
 
*[[コレクター番号]]281以降の、[[プレインズウォーカーデッキ]]、[[ウェルカム・デッキ]]、[[BOX特典カード]]用の番外カードが存在する。それらは[[ブースターパック]]には封入されないが基本セット2019の一部として扱われ、基本セット2019が使用可能な[[フォーマット]]で使用できる。
 
*[[コレクター番号]]281以降の、[[プレインズウォーカーデッキ]]、[[ウェルカム・デッキ]]、[[BOX特典カード]]用の番外カードが存在する。それらは[[ブースターパック]]には封入されないが基本セット2019の一部として扱われ、基本セット2019が使用可能な[[フォーマット]]で使用できる。

2018年6月23日 (土) 17:12時点における版

基本セット2019/Core Set 2019
シンボル M19
略号 M19
コードネーム Salad
発売日 2018年7月13日
セット枚数 全280+34種類

基本セット2019/Core Set2019は、18番目の基本セット2018年7月13日発売予定。キャッチコピーは「好みのスタイルでプレイしよう/Play your way」。

目次

概要

マジック・オリジンより3年の時を経て復活した基本セット。

基本セット2010マジック・オリジンまでの基本セットは初心者と経験者の双方を満足させようとした結果、初心者には複雑すぎ経験者には魅力がないものとなってしまい、存在意義の問題があるとして廃止された[1]。だが実際廃止してみるとエキスパンション再録カードを収録する難しさや、カードデザインがエキスパンションの世界観に縛られるなど問題点が顕在化した。基本セット2019は「最高の入門用ブースター商品」を目標とし、対象者を新規プレイヤー側に振り切ったものとなっている[2]。一方で経験者向けにスタンダードを補完・調整するためのカードやモダンなどより古いフォーマット向けのカードも含まれている。新世界秩序に則り、これらは主に新規プレイヤーへの影響が薄いレア神話レアに割り振られている[3]

背景ストーリーはニコル・ボーラス/Nicol Bolasのオリジンに注目し、ボーラス自身を含むレジェンドエルダー・ドラゴンサイクルリメイクがされたほか、収録されたプレインズウォーカーもボーラスに縁が深い者達である。

使用されているキーワード能力常磐木のみ[4]。2010~オリジンのように再録メカニズムは存在しないが、両面カードが1枚のみ収録される。

廃止されたクリーチャー・タイプであったが復活した。

イベント

マジック初心者体験会

2018年6月30日、7月1日に開催される。一新された5種類のウェルカム・デッキが無料でもらえるほか、どぶ潜み/Guttersnipeプロモーション・カードが配布される。

プレリリース

2018年7月7日、8日に開催される。

ドラフト・ウィークエンド

2018年7月14日、15日に行われる。プロモーション・カードとして冒涜された墓所/Desecrated Tombが配布される。

マジック・リーグ

2018年7月16日より行われるマジック・リーグでは、聖遺の塔/Reliquary Towerのプロモーション・カードが配布される。

スタンダード・ショーダウン

2018年7月21日より行われる。賞品パックの基本土地Alayna Dannerによる新規イラストとなる。

プロツアー

2018年8月3~5日に開催。(→マジック25周年記念プロツアー

ストアチャンピオンシップ

2018年9月15日、16日に開催される。

構築済みデッキ

プレインズウォーカーデッキ

パッケージ・イラスト

それぞれのプレインズウォーカーデッキパッケージビジュアル。

主な開発スタッフ

公式特集ページ

製品情報

開発コラム

Making Magic -マジック開発秘話- - Mark Rosewaterによるコラム。

その他。

背景設定

広報

脚注

  1. 変身(Making Magic 2014年8月25日)
  2. 変身2.0(Making Magic 2016年6月12日)
  3. 基本に到る(Making Magic 2018年6月18日)
  4. 『基本セット2019』を作り出す(2018年6月19日)

参考

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