怒濤
提供:MTG Wiki
(版間での差分)
9行: | 9行: | ||
'''怒濤'''(どとう)/''Surge''は、[[ゲートウォッチの誓い]]で登場した[[キーワード能力]]。これは[[常在型能力]]である。 | '''怒濤'''(どとう)/''Surge''は、[[ゲートウォッチの誓い]]で登場した[[キーワード能力]]。これは[[常在型能力]]である。 | ||
+ | {{#card:Comparative Analysis}} | ||
{{#card:Tyrant of Valakut}} | {{#card:Tyrant of Valakut}} | ||
15行: | 16行: | ||
==解説== | ==解説== | ||
− | + | 先に他の呪文を唱えることで、[[軽い]][[コスト]]で唱えられるようになるキーワード能力。[[ゼンディカー/Zendikar]]軍が次々と畳み掛けるように攻撃する様子を表している。[[青]]と[[赤]]にのみ存在する。 | |
+ | |||
+ | ゲートウォッチの誓いのテーマの1つである「[[プレインズウォーカー/Planeswalker]]同士の結束」に関するメカニズムであり、[[双頭巨人戦]]などではチームメイトが呪文を唱えることでも条件を達成できる。 | ||
+ | |||
+ | 怒濤コストを支払って唱えた場合、追加のボーナスが得られるものも存在する。 | ||
+ | |||
===ルール=== | ===ルール=== | ||
− | * | + | *「他の呪文を唱えていたなら」とは、その呪文が[[解決]]された呪文でも、[[打ち消す|打ち消された]]呪文でも、(怒濤を持つ[[インスタント]]に関しては)[[スタック]]にある呪文でも構わない。 |
*呪文をそれの怒濤コストで唱えることは、それのマナ・コストや[[点数で見たマナ・コスト]]を変更しない。 | *呪文をそれの怒濤コストで唱えることは、それのマナ・コストや[[点数で見たマナ・コスト]]を変更しない。 | ||
− | *怒濤コストで唱えたインスタント呪文か[[ソーサリー]]呪文が[[コピー]] | + | *怒濤コストで唱えたインスタント呪文か[[ソーサリー]]呪文が[[コピー]]されたなら、コピーも怒濤コストが支払われていることになる。 |
− | ** | + | **リリースノート([http://magic.wizards.com/en/articles/archive/feature/oath-gatewatch-release-notes-2016-01-13 参考]/[http://mtg-jp.com/rules/docs/faq_ogw_j.html# 翻訳])にはコピーに支払われた怒濤コストは存在せずコピーは怒濤によるボーナスは得られないと書かれていたが、後に訂正された([https://twitter.com/TabakRules/status/689172514602274816 参考 ルールマネージャーMatt TabakのTwitter])。 |
+ | |||
+ | ==その他== | ||
+ | *表記は「怒'''涛'''」ではなく「怒'''濤'''」である(「涛」は「濤」の略字)。 | ||
==参考== | ==参考== |
2016年2月1日 (月) 00:32時点における版
怒濤/Surge | |
---|---|
種別 | 常在型能力 |
登場セット | ゲートウォッチの誓い |
CR | CR:702.117 |
怒濤(どとう)/Surgeは、ゲートウォッチの誓いで登場したキーワード能力。これは常在型能力である。
Comparative Analysis / 比較分析 (3)(青)
インスタント
インスタント
怒濤(2)(青)(あなたかチームメイトがこのターンに他の呪文を唱えていたなら、あなたはこの呪文を怒濤コストで唱えてもよい。)
プレイヤー1人を対象とする。そのプレイヤーはカードを2枚引く。
Tyrant of Valakut / ヴァラクートの暴君 (5)(赤)(赤)
クリーチャー — ドラゴン(Dragon)
クリーチャー — ドラゴン(Dragon)
怒濤(3)(赤)(赤)(あなたかチームメイトがこのターンに他の呪文を唱えていたなら、あなたはこの呪文を怒濤コストで唱えてもよい。)
飛行
ヴァラクートの暴君が戦場に出たとき、これの怒濤コストが支払われていた場合、クリーチャー1体かプレインズウォーカー1体かプレイヤー1人を対象とする。ヴァラクートの暴君はそれに3点のダメージを与える。
定義
怒濤[コスト]/Surge[cost]は「あなたかあなたのチームメイトのうち1人がこのターンに他の呪文を1つ唱えていたなら、あなたはこの呪文を唱えるに際し、この呪文のマナ・コストを支払うのではなく[コスト]を支払ってもよい。」を意味する。呪文の怒濤コストを支払うことは、代替コストの支払いのルールに従う。
解説
先に他の呪文を唱えることで、軽いコストで唱えられるようになるキーワード能力。ゼンディカー/Zendikar軍が次々と畳み掛けるように攻撃する様子を表している。青と赤にのみ存在する。
ゲートウォッチの誓いのテーマの1つである「プレインズウォーカー/Planeswalker同士の結束」に関するメカニズムであり、双頭巨人戦などではチームメイトが呪文を唱えることでも条件を達成できる。
怒濤コストを支払って唱えた場合、追加のボーナスが得られるものも存在する。
ルール
- 「他の呪文を唱えていたなら」とは、その呪文が解決された呪文でも、打ち消された呪文でも、(怒濤を持つインスタントに関しては)スタックにある呪文でも構わない。
- 呪文をそれの怒濤コストで唱えることは、それのマナ・コストや点数で見たマナ・コストを変更しない。
- 怒濤コストで唱えたインスタント呪文かソーサリー呪文がコピーされたなら、コピーも怒濤コストが支払われていることになる。
- リリースノート(参考/翻訳)にはコピーに支払われた怒濤コストは存在せずコピーは怒濤によるボーナスは得られないと書かれていたが、後に訂正された(参考 ルールマネージャーMatt TabakのTwitter)。
その他
- 表記は「怒涛」ではなく「怒濤」である(「涛」は「濤」の略字)。
参考
引用:総合ルール 20231117.0
- 7 その他のルール