ミノタウルス
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+ | *[[伝説の]]ミノタウルスは[[タールルームの勇士ターンガース/Tahngarth, Talruum Hero]]と[[寛大なるゼドルー/Zedruu the Greathearted]]の2体。 | ||
+ | *赤でない単色のミノタウルスは、[[迷宮のミノタウルス/Labyrinth Minotaur]]([[青]])、[[アンデッドのミノタウルス/Undead Minotaur]]([[黒]])、[[ミノタウルスの嫌悪者/Minotaur Abomination]](黒)の3体のみ。 | ||
*[[ハールーン・ミノタウルス/Hurloon Minotaur]]は、ルールブックに登場するなどある種マスコット的な扱いを受けており(一説によると[[Richard Garfield]]博士のお気に入りだったとか)、そこからカルト的なミノタウルスファンが生まれたと言われる。 | *[[ハールーン・ミノタウルス/Hurloon Minotaur]]は、ルールブックに登場するなどある種マスコット的な扱いを受けており(一説によると[[Richard Garfield]]博士のお気に入りだったとか)、そこからカルト的なミノタウルスファンが生まれたと言われる。 | ||
**それに応えるかのように、[[ホームランド]]ではテーマの一つとして大量のミノタウルスおよび[[部族カード]]が追加されたが、残念ながらその多くが強力とは言い難いものであった。 | **それに応えるかのように、[[ホームランド]]ではテーマの一つとして大量のミノタウルスおよび[[部族カード]]が追加されたが、残念ながらその多くが強力とは言い難いものであった。 | ||
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**また、そのためかクリーチャー・カード以外でもミノタウルスの姿が描かれたカードは多い。→[http://www.wizards.com/magic/magazine/Article.aspx?x=mtg/daily/arcana/217 Sympathy for the Minotaur] | **また、そのためかクリーチャー・カード以外でもミノタウルスの姿が描かれたカードは多い。→[http://www.wizards.com/magic/magazine/Article.aspx?x=mtg/daily/arcana/217 Sympathy for the Minotaur] | ||
*[[オデッセイ]]の[[ミノタウルスの探検者/Minotaur Explorer]]を最後に長いこと新種は登場しなかったが、[[ラヴニカ:ギルドの都]]で[[オルドルーンの猛士/Ordruun Commando]]が、[[コールドスナップ]]でも[[カープルーザンのミノタウルス/Karplusan Minotaur]]が登場し、その後の[[エキスパンション]]にもたびたび登場している。 | *[[オデッセイ]]の[[ミノタウルスの探検者/Minotaur Explorer]]を最後に長いこと新種は登場しなかったが、[[ラヴニカ:ギルドの都]]で[[オルドルーンの猛士/Ordruun Commando]]が、[[コールドスナップ]]でも[[カープルーザンのミノタウルス/Karplusan Minotaur]]が登場し、その後の[[エキスパンション]]にもたびたび登場している。 | ||
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− | * | + | *元はギリシア神話に登場する、ミノス王によって迷宮(ラビュリントス)に閉じ込められた牛頭の怪物のこと(→[[Wikipedia:ja:ミーノータウロス]])。日本ではギリシア語風に「ミノタウロス」と呼ばれる事も多いが、[[MTG]]では同じくギリシア神話に登場する[[ケンタウルス]]と共に、ラテン語風に訳す事になっている。 |
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==ゲームでの特徴== | ==ゲームでの特徴== | ||
*割合として、[[速攻]]か[[先制攻撃]]を持つクリーチャーが多い。 | *割合として、[[速攻]]か[[先制攻撃]]を持つクリーチャーが多い。 | ||
− | * | + | *「頑丈」というイメージのためか、パワーよりタフネスが高いものが(特に初期に)多い。[[ラヴニカ・ブロック]]で再登場して以降は「野蛮で粗暴」というイメージを強調した[[頭でっかち]]なミノタウルスも増えている。 |
− | *[[対抗色]]である[[白]]や[[青]]のマナを能力に使用したり参照するものは複数存在するが、[[友好色]]である[[黒]]や[[緑]]を用いるものは少ない。 | + | *「山岳地帯に生息する亜人」というポジションであるため、[[山/Mountain]]つながりで[[赤]]いカードが多い。 |
+ | **なぜか、赤の[[対抗色]]である[[白]]や[[青]]のマナを能力に使用したり参照するものは複数存在するが、[[友好色]]である[[黒]]や[[緑]]を用いるものは少ない。 | ||
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+ | ===[[ドミナリア/Dominaria]]=== | ||
+ | [[ハールーン/Hurloon]]や[[タールルーム/Talruum]]に生息することが知られる(特に後者は[[ターンガース/Tahngarth]]の故郷として有名)であるが、[[ファイレクシア/Phyrexia]]の[[インベイジョン|ドミナリア侵略]]によってどちらもほぼ壊滅してしまったらしい([[ミノタウルスの探検者/Minotaur Explorer]]の[[フレイバー・テキスト]])。 | ||
+ | ===[[ウルグローサ/Ulgrotha]]=== | ||
+ | [[Koskun Mountains]](コスカン山脈)に[[アナーバ/Anaba]]族が棲む。 | ||
+ | ===[[ラヴニカ/Ravnica]]=== | ||
+ | 彼らのほとんどは文明社会の中で体力をもてあましており、[[ボロス軍/Boros Legion]]に入って合法的に暴れるか、さもなくば[[グルール一族/The Gruul Clans]]や[[門なし/Gateless]]となって非合法に暴れている。 | ||
==参考== | ==参考== |
2013年7月11日 (木) 08:08時点における版
ミノタウルス/Minotaurは、クリーチャー・タイプの1つ。筋肉質な肉体を持った牛頭人。多色を含めればすべての色に存在するが、そのほとんどが赤か赤を含む多色。3~5マナ、2/2~4/4前後の中型クリーチャーが多い。
Tahngarth, Talruum Hero / タールルームの勇士ターンガース (3)(赤)(赤)
伝説のクリーチャー — ミノタウルス(Minotaur) 戦士(Warrior)
伝説のクリーチャー — ミノタウルス(Minotaur) 戦士(Warrior)
警戒
(1)(赤),(T):クリーチャー1体を対象とする。タールルームの勇士ターンガースは、自身のパワーに等しい点数のダメージをそれに与える。そのクリーチャーは、そのパワーに等しい点数のダメージをタールルームの勇士ターンガースに与える。
Raka Disciple / ラッカの信奉者 (赤)
クリーチャー — ミノタウルス(Minotaur) ウィザード(Wizard)
クリーチャー — ミノタウルス(Minotaur) ウィザード(Wizard)
(白),(T):クリーチャー1体かプレインズウォーカー1体かプレイヤー1人を対象とする。このターン、それに与えられる次のダメージを1点軽減する。
(青),(T):クリーチャー1体を対象とする。ターン終了時まで、それは飛行を得る。
全体として強力なカードは多くなく、どちらかというとリミテッドやカジュアルプレイの場で出番が多い。
- 伝説のミノタウルスはタールルームの勇士ターンガース/Tahngarth, Talruum Heroと寛大なるゼドルー/Zedruu the Greatheartedの2体。
- 赤でない単色のミノタウルスは、迷宮のミノタウルス/Labyrinth Minotaur(青)、アンデッドのミノタウルス/Undead Minotaur(黒)、ミノタウルスの嫌悪者/Minotaur Abomination(黒)の3体のみ。
- ハールーン・ミノタウルス/Hurloon Minotaurは、ルールブックに登場するなどある種マスコット的な扱いを受けており(一説によるとRichard Garfield博士のお気に入りだったとか)、そこからカルト的なミノタウルスファンが生まれたと言われる。
- それに応えるかのように、ホームランドではテーマの一つとして大量のミノタウルスおよび部族カードが追加されたが、残念ながらその多くが強力とは言い難いものであった。
- また、そのためかクリーチャー・カード以外でもミノタウルスの姿が描かれたカードは多い。→Sympathy for the Minotaur
- オデッセイのミノタウルスの探検者/Minotaur Explorerを最後に長いこと新種は登場しなかったが、ラヴニカ:ギルドの都でオルドルーンの猛士/Ordruun Commandoが、コールドスナップでもカープルーザンのミノタウルス/Karplusan Minotaurが登場し、その後のエキスパンションにもたびたび登場している。
- 元はギリシア神話に登場する、ミノス王によって迷宮(ラビュリントス)に閉じ込められた牛頭の怪物のこと(→Wikipedia:ja:ミーノータウロス)。日本ではギリシア語風に「ミノタウロス」と呼ばれる事も多いが、MTGでは同じくギリシア神話に登場するケンタウルスと共に、ラテン語風に訳す事になっている。
目次 |
ゲームでの特徴
- 割合として、速攻か先制攻撃を持つクリーチャーが多い。
- 「頑丈」というイメージのためか、パワーよりタフネスが高いものが(特に初期に)多い。ラヴニカ・ブロックで再登場して以降は「野蛮で粗暴」というイメージを強調した頭でっかちなミノタウルスも増えている。
- 「山岳地帯に生息する亜人」というポジションであるため、山/Mountainつながりで赤いカードが多い。
次元/Planeごとの特徴
ドミナリア/Dominaria
ハールーン/Hurloonやタールルーム/Talruumに生息することが知られる(特に後者はターンガース/Tahngarthの故郷として有名)であるが、ファイレクシア/Phyrexiaのドミナリア侵略によってどちらもほぼ壊滅してしまったらしい(ミノタウルスの探検者/Minotaur Explorerのフレイバー・テキスト)。
ウルグローサ/Ulgrotha
Koskun Mountains(コスカン山脈)にアナーバ/Anaba族が棲む。
ラヴニカ/Ravnica
彼らのほとんどは文明社会の中で体力をもてあましており、ボロス軍/Boros Legionに入って合法的に暴れるか、さもなくばグルール一族/The Gruul Clansや門なし/Gatelessとなって非合法に暴れている。