不定の多相の戦士/Unstable Shapeshifter
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次々に違うクリーチャーに変われるため、何か[[コンボ]]ができそうだが、[[対戦相手|相手]]のクリーチャーが戦場に出てもコピーになってしまうため非常に不安定で扱いづらい。 | 次々に違うクリーチャーに変われるため、何か[[コンボ]]ができそうだが、[[対戦相手|相手]]のクリーチャーが戦場に出てもコピーになってしまうため非常に不安定で扱いづらい。 | ||
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+ | ==ルール== | ||
*このコピー[[能力]]自身により与えられたコピー能力は[[コピー可能な値]]である。 | *このコピー[[能力]]自身により与えられたコピー能力は[[コピー可能な値]]である。 | ||
− | * | + | *コピー可能な値のみをコピーする。コピーのモデルが[[タップ状態]]か、[[攻撃]]や[[ブロック (ルール用語)|ブロック]]しているか、[[オーラ]]や[[装備品]]が[[つける|ついて]]いるか、[[カウンター (目印)|カウンター]]が置かれているか、その他コピー[[効果]]でない[[パワー]]/[[タフネス]]の変更などはコピーされない。 |
− | ** | + | *逆に不定の多相の戦士の上記の状態は、コピーになる前と変わらず保持される。 |
+ | *新たに戦場に出るわけではないので、コピーのモデルの「戦場に出る際、~~する」、「~~の状態で戦場に出る」や「~~として戦場に出る」という[[常在型能力]]、「(自身の[[カード名]])が戦場に出たとき」という[[誘発型能力]]は機能しない。 | ||
+ | *コピーのモデルの「(自身のカード名)が[[死亡]]したとき」「(自身のカード名)が[[戦場を離れる|戦場を離れた]]とき」という誘発型能力は[[誘発]]する({{CR|603.10a}})。[[領域変更誘発]]も参照。 | ||
+ | **「(自身のカード名)がいずれかの[[領域]]から~~」と書かれた能力はCR.603.10aの範疇外。例えば[[清純/Purity]]をコピーして死亡したとき、墓地を[[ライブラリー]]に加えて[[切り直す]]能力は誘発しない({{CR|603.6c}})。 | ||
+ | *[[裏向き#コピー|裏向き]]、[[反転カード#反転カードのコピー]]、[[両面カード#両面カードのコピー|両面カード]]をコピーする場合は各リンクを参照。 | ||
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+ | ==オラクルの変遷== | ||
+ | [[2009年]]1月30日の[[オラクル]]変更により、[[誘発条件]]が「いずれかのクリーチャーが[[戦場に出る|場に出た]]とき」から「他のクリーチャーが場に出たとき」に変更された。以前の[[ルール文章]]では、これ自身が戦場に出たときにも自身のコピー能力が[[誘発]]した。そのため、コピー能力を2つ持ってしまうことになり、次にクリーチャーが戦場に出ると、二重にそのクリーチャーのコピーになっていた。これを防ぐため、自身が戦場に出たときは誘発しないように変更された。 | ||
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+ | その後[[基本セット2010]]の発売に伴い、「場」が「戦場」に変更され現在に至る。 | ||
==参考== | ==参考== | ||
*[[コピーカード]] | *[[コピーカード]] | ||
*[[カード個別評価:テンペスト]] - [[レア]] | *[[カード個別評価:テンペスト]] - [[レア]] |
2020年2月9日 (日) 01:33時点における最新版
Unstable Shapeshifter / 不定の多相の戦士 (3)(青)
クリーチャー — 多相の戦士(Shapeshifter)
クリーチャー — 多相の戦士(Shapeshifter)
他のクリーチャーが1体戦場に出るたび、不定の多相の戦士は、それがこの能力を持つことを除き、そのクリーチャーのコピーになる。
0/1クリーチャーが戦場に出るたびにそのコピーに変わる多相の戦士。
次々に違うクリーチャーに変われるため、何かコンボができそうだが、相手のクリーチャーが戦場に出てもコピーになってしまうため非常に不安定で扱いづらい。
- コピーとして戦場に出るのではなく、戦場に出た後でコピーになる初のコピーカード。その後墓地のプーカ/Cemetery Puca、背教のドッペルゲンガー/Renegade Doppelgangerなどリメイクが作られている。
[編集] ルール
- このコピー能力自身により与えられたコピー能力はコピー可能な値である。
- コピー可能な値のみをコピーする。コピーのモデルがタップ状態か、攻撃やブロックしているか、オーラや装備品がついているか、カウンターが置かれているか、その他コピー効果でないパワー/タフネスの変更などはコピーされない。
- 逆に不定の多相の戦士の上記の状態は、コピーになる前と変わらず保持される。
- 新たに戦場に出るわけではないので、コピーのモデルの「戦場に出る際、~~する」、「~~の状態で戦場に出る」や「~~として戦場に出る」という常在型能力、「(自身のカード名)が戦場に出たとき」という誘発型能力は機能しない。
- コピーのモデルの「(自身のカード名)が死亡したとき」「(自身のカード名)が戦場を離れたとき」という誘発型能力は誘発する(CR:603.10a)。領域変更誘発も参照。
- 裏向き、反転カード#反転カードのコピー、両面カードをコピーする場合は各リンクを参照。
[編集] オラクルの変遷
2009年1月30日のオラクル変更により、誘発条件が「いずれかのクリーチャーが場に出たとき」から「他のクリーチャーが場に出たとき」に変更された。以前のルール文章では、これ自身が戦場に出たときにも自身のコピー能力が誘発した。そのため、コピー能力を2つ持ってしまうことになり、次にクリーチャーが戦場に出ると、二重にそのクリーチャーのコピーになっていた。これを防ぐため、自身が戦場に出たときは誘発しないように変更された。
その後基本セット2010の発売に伴い、「場」が「戦場」に変更され現在に至る。