歓迎する吸血鬼/Welcoming Vampire
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ドローが1[[ターン]]1回に制限された代わりに、他の部分がかなり強化された[[弱者の師/Mentor of the Meek]]といえる。 | ドローが1[[ターン]]1回に制限された代わりに、他の部分がかなり強化された[[弱者の師/Mentor of the Meek]]といえる。 | ||
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− | [[構築]]でも[[ウィニー]]寄りの[[デッキ]] | + | [[構築]]でも[[ウィニー]]寄りの[[デッキ]]に搭載できる。登場時の[[スタンダード]]でもやはり部族シナジーは狙いづらいが、[[白ウィニー/スタンダード/ゼンディカーの夜明け〜ニューカペナの街角期|白単アグロ]]が環境で隆盛中。貴重な[[フライヤー]]として残り数点を削る[[クロック]]となれる他、息切れの予防手段としても十分な性能。小型のトークンや[[システムクリーチャー]]などと併用するのであれば、[[コントロール (デッキ)|コントロール]]寄りのデッキとの相性も良いだろう。採用される基準は十分に満たしている。 |
+ | *誘発回数の制限は[[オブジェクト]]1つにのみかけられており、他の同名[[カード]]には影響しない。別の[[領域]]に移動することで新しいオブジェクトになった場合は再び誘発するようになる。 | ||
+ | *[[2021年]]時点での[[色の役割]]では、白は時間をかけてカードを引く、すなわち1ターンに1枚のみ引く色とされている<ref>[https://magic.wizards.com/en/articles/archive/making-magic/mechanical-color-pie-2021-changes-2021-10-18 Mechanical Color Pie 2021 Changes]/[https://mtg-jp.com/reading/mm/0035516/ メカニズム的カラー・パイ 2021年版変更点]([[Making Magic]] 2021年10月18日 [[Mark Rosewater]])</ref>。そういう意味では「[[折れ]]」であった弱者の師を適切な形に直した[[リメイク]]と言えよう。 | ||
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==参考== | ==参考== | ||
*[[カード個別評価:イニストラード:真紅の契り]] - [[レア]] | *[[カード個別評価:イニストラード:真紅の契り]] - [[レア]] |
2021年12月16日 (木) 09:47時点における最新版
Welcoming Vampire / 歓迎する吸血鬼 (2)(白)
クリーチャー — 吸血鬼(Vampire)
クリーチャー — 吸血鬼(Vampire)
飛行
パワーが2以下でこれでない1体以上のクリーチャーがあなたのコントロール下で戦場に出るたび、カード1枚を引く。この能力は毎ターン1回しか誘発しない。
パワー2以下の小型クリーチャーを出すたびにドローする吸血鬼。
ドローが1ターン1回に制限された代わりに、他の部分がかなり強化された弱者の師/Mentor of the Meekといえる。
とりあえず、3マナ2/3の飛行クリーチャーというだけでも悪くない。リミテッドでは炎恵みの稲妻/Flame-Blessed Boltにも耐える中盤の主戦力として、またトークンの生成などに反応するドローエンジンとしても活躍する。イニストラード:真紅の契りの吸血鬼は黒赤に割り当てられており、部族シナジーを得るのはやや難しいが、それでも十分に初手ピック級の優良レア。
構築でもウィニー寄りのデッキに搭載できる。登場時のスタンダードでもやはり部族シナジーは狙いづらいが、白単アグロが環境で隆盛中。貴重なフライヤーとして残り数点を削るクロックとなれる他、息切れの予防手段としても十分な性能。小型のトークンやシステムクリーチャーなどと併用するのであれば、コントロール寄りのデッキとの相性も良いだろう。採用される基準は十分に満たしている。
- 誘発回数の制限はオブジェクト1つにのみかけられており、他の同名カードには影響しない。別の領域に移動することで新しいオブジェクトになった場合は再び誘発するようになる。
- 2021年時点での色の役割では、白は時間をかけてカードを引く、すなわち1ターンに1枚のみ引く色とされている[1]。そういう意味では「折れ」であった弱者の師を適切な形に直したリメイクと言えよう。