ビースト
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− | 初出は[[レジェンド (エキスパンション)|レジェンド]]の[[ボガーダンの獣/Beasts of Bogardan]]。特にモチーフを持たない[[クリーチャー]]はカード名がほぼそのままタイプとなるのが通例だったが、[[テンペスト]]からビーストに統一されるようになる。[[オンスロート・ブロック]]では[[赤緑]] | + | 初出は[[レジェンド (エキスパンション)|レジェンド]]の[[ボガーダンの獣/Beasts of Bogardan]]。特にモチーフを持たない[[クリーチャー]]はカード名がほぼそのままタイプとなるのが通例だったが、[[テンペスト]]からビーストに統一されるようになる。[[オンスロート・ブロック]]では[[赤緑]]の主要[[クリーチャー・タイプ]]として取り上げられ、[[タイプ的デッキ]]が成立した。その後もコンスタントに登場しており、[[アラーラの断片ブロック]]では[[ナヤ/Naya]]([[赤緑白]])の、[[イコリア:巨獣の棲処]]と[[統率者2020]]では[[ゼイゴス/Zagoth]]([[黒緑青]])の主要クリーチャーとして登場した。 |
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全色および[[無色]]に存在するが、野生の生き物が多いためか[[緑]]が飛び抜けて多く、次いで[[赤]]が多い。[[多色]]も赤か緑を含むものがほとんどである。3番手は[[青]]で、水棲生物系のタイプを併せ持つことが多い。主に4~6マナ域に多く分布しており、[[大型クリーチャー]]のイメージが定着している。 | 全色および[[無色]]に存在するが、野生の生き物が多いためか[[緑]]が飛び抜けて多く、次いで[[赤]]が多い。[[多色]]も赤か緑を含むものがほとんどである。3番手は[[青]]で、水棲生物系のタイプを併せ持つことが多い。主に4~6マナ域に多く分布しており、[[大型クリーチャー]]のイメージが定着している。 | ||
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ビースト・[[トークン]]を[[生成]]するカードは複数あり、[[色]]や[[サイズ]]もさまざま。[[神祖/Godsire]]など大型サイズのトークンを生成するカードもある。(→[[トークン一覧]]) | ビースト・[[トークン]]を[[生成]]するカードは複数あり、[[色]]や[[サイズ]]もさまざま。[[神祖/Godsire]]など大型サイズのトークンを生成するカードもある。(→[[トークン一覧]]) | ||
− | [[伝説の]]ビーストは[[ | + | [[伝説の]]ビーストは[[ファウンデーションズ・ジャンプスタート]]現在22枚存在する([http://whisper.wisdom-guild.net/search.php?supertype%5B%5D=legendary&subtype%5B%5D=Beast 「伝説の(Legendary)・ビースト(Beast)」でWHISPER検索]<ref group="注釈">Whisperデータベース未登録により、検索結果には[[Blanka, Ferocious Friend]]が表示されません。</ref>)。 |
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+ | ビーストに変化したり変化させるカードは、[[隠れたる獣群/Hidden Herd]]、[[隠れたる捕食者/Hidden Predators]]、[[隠れたる雄ジカ/Hidden Stag]]、[[ダークスティールの粗暴者像/Darksteel Brute]]、[[破壊者のゼンディコン/Crusher Zendikon]]、[[グルールの魔鍵/Gruul Keyrune]]がある。 | ||
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*[[アクアミーバ/Aquamoeba]]や[[星界の幼生/Cosmic Larva]]など意外なクリーチャーがビーストだったりする。 | *[[アクアミーバ/Aquamoeba]]や[[星界の幼生/Cosmic Larva]]など意外なクリーチャーがビーストだったりする。 | ||
**これの最も顕著な例は[[洞窟のハーピー/Cavern Harpy]]だろう。中期型[[アルーレン]]において、定番とも言える[[ワイアウッドの野人/Wirewood Savage]]が使われ始めたのはオンスロート登場後少し経ってからであるが、これはそれまで[[コンボパーツ]]だった[[洞窟のハーピー/Cavern Harpy]]がビーストであるという事実が認知されていなかったためである。 | **これの最も顕著な例は[[洞窟のハーピー/Cavern Harpy]]だろう。中期型[[アルーレン]]において、定番とも言える[[ワイアウッドの野人/Wirewood Savage]]が使われ始めたのはオンスロート登場後少し経ってからであるが、これはそれまで[[コンボパーツ]]だった[[洞窟のハーピー/Cavern Harpy]]がビーストであるという事実が認知されていなかったためである。 | ||
− | *[[ | + | *[[名前]]が固有名詞で、日本語版でもカタカナというクリーチャーが多い([[スクラーグノス/Scragnoth]]、[[ブラストダーム/Blastoderm]]、[[アヴァラックス/Avarax]]など、ほか多数)。誤読に注意しよう。 |
− | + | *オデッセイ以降、[[猪]]や[[カニ]]などマイナー動物のタイプはすべてビーストに統合される風潮があったが、[[クリーチャー・タイプ#ローウィン時の大再編|クリーチャー・タイプ大再編]]で多くの動物のタイプが生存しさらに新規に追加され、ビーストのみであった既存のクリーチャーに与えられた。[[テーロス]]で[[青銅の黒貂/Bronze Sable]]のためだけに[[黒貂]]というタイプが追加された事を見るに、実存の動物をモチーフにしたクリーチャーには出来るだけそのタイプを与えるのがローウィン以降の方針のようである。[[クリーチャー・タイプ#クリーチャー・タイプの再編]]も参照。 | |
+ | *[[ダスクモーン:戦慄の館]]では[[けだもの/Beastie]]として登場した。 | ||
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==参考== | ==参考== | ||
*{{WHISPER検索/サブタイプ|Beast|ビースト(Beast)}} | *{{WHISPER検索/サブタイプ|Beast|ビースト(Beast)}} |
2024年11月22日 (金) 13:23時点における最新版
ビースト/Beastは、クリーチャー・タイプの1つ。他のタイプに分類されない(できない)生物全般がこのタイプに属する。
クリーチャー — ビースト(Beast)
被覆(このクリーチャーは呪文や能力の対象にならない。)
消散3(このクリーチャーは、その上に消散(fade)カウンターが3個置かれた状態で戦場に出る。あなたのアップキープの開始時に、それから消散カウンターを1個取り除く。できない場合、それを生け贄に捧げる。)
クリーチャー — ビースト(Beast)
スラーグ牙が戦場に出たとき、あなたは5点のライフを得る。
スラーグ牙が戦場を離れたとき、緑の3/3のビースト(Beast)・クリーチャー・トークンを1体生成する。
初出はレジェンドのボガーダンの獣/Beasts of Bogardan。特にモチーフを持たないクリーチャーはカード名がほぼそのままタイプとなるのが通例だったが、テンペストからビーストに統一されるようになる。オンスロート・ブロックでは赤緑の主要クリーチャー・タイプとして取り上げられ、タイプ的デッキが成立した。その後もコンスタントに登場しており、アラーラの断片ブロックではナヤ/Naya(赤緑白)の、イコリア:巨獣の棲処と統率者2020ではゼイゴス/Zagoth(黒緑青)の主要クリーチャーとして登場した。
全色および無色に存在するが、野生の生き物が多いためか緑が飛び抜けて多く、次いで赤が多い。多色も赤か緑を含むものがほとんどである。3番手は青で、水棲生物系のタイプを併せ持つことが多い。主に4~6マナ域に多く分布しており、大型クリーチャーのイメージが定着している。
タイプ的カードは一時的な全体強化の血沸く咆哮獣/Bloodstoke Howler、コストを減らすクローサの戦長/Krosan Warchiefと棘持つ暴走者、スリンザ/Slinza, the Spiked Stampede、デメリットを与える対抗カードである熱狂の猛禽/Frenetic Raptor、土地の争乱の崖地/Contested Cliffsなど。基本セット2014では獣の代言者/Advocate of the Beastが新規に登場した。ビーストを含む、イコリア:巨獣の棲処の怪物の主要5種族を参照し、また強化するカードとして孤児護り、カヒーラ/Kaheera, the Orphanguardが存在する。兄弟戦争の玩具職人、タウノス/Tawnos, the Toymakerはビースト呪文をコピーする。
ビースト・トークンを生成するカードは複数あり、色やサイズもさまざま。神祖/Godsireなど大型サイズのトークンを生成するカードもある。(→トークン一覧)
伝説のビーストはファウンデーションズ・ジャンプスタート現在22枚存在する(「伝説の(Legendary)・ビースト(Beast)」でWHISPER検索[注釈 1])。
ビーストに変化したり変化させるカードは、隠れたる獣群/Hidden Herd、隠れたる捕食者/Hidden Predators、隠れたる雄ジカ/Hidden Stag、ダークスティールの粗暴者像/Darksteel Brute、破壊者のゼンディコン/Crusher Zendikon、グルールの魔鍵/Gruul Keyruneがある。
- アクアミーバ/Aquamoebaや星界の幼生/Cosmic Larvaなど意外なクリーチャーがビーストだったりする。
- これの最も顕著な例は洞窟のハーピー/Cavern Harpyだろう。中期型アルーレンにおいて、定番とも言えるワイアウッドの野人/Wirewood Savageが使われ始めたのはオンスロート登場後少し経ってからであるが、これはそれまでコンボパーツだった洞窟のハーピー/Cavern Harpyがビーストであるという事実が認知されていなかったためである。
- 名前が固有名詞で、日本語版でもカタカナというクリーチャーが多い(スクラーグノス/Scragnoth、ブラストダーム/Blastoderm、アヴァラックス/Avaraxなど、ほか多数)。誤読に注意しよう。
- オデッセイ以降、猪やカニなどマイナー動物のタイプはすべてビーストに統合される風潮があったが、クリーチャー・タイプ大再編で多くの動物のタイプが生存しさらに新規に追加され、ビーストのみであった既存のクリーチャーに与えられた。テーロスで青銅の黒貂/Bronze Sableのためだけに黒貂というタイプが追加された事を見るに、実存の動物をモチーフにしたクリーチャーには出来るだけそのタイプを与えるのがローウィン以降の方針のようである。クリーチャー・タイプ#クリーチャー・タイプの再編も参照。
- ダスクモーン:戦慄の館ではけだもの/Beastieとして登場した。
[編集] 脚注
[編集] 注釈
- ↑ Whisperデータベース未登録により、検索結果にはBlanka, Ferocious Friendが表示されません。