Sustaining Spirit
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− | + | 今なら[[稲妻のすね当て/Lightning Greaves]]や[[速足のブーツ/Swiftfoot Boots]]などの[[除去耐性]]をつけて[[無限の日時計/Sundial of the Infinite]]で累加アップキープを踏み倒して維持し続けるといった運用法も考えられる。タフネスが1しかないAli from Cairoと異なり[[火山の流弾/Volcanic Fallout]]や[[紅蓮地獄/Pyroclasm]]などの[[ダメージ]]による[[全体除去]]に耐えられるのも強み。 | |
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+ | *[[Rebecca Guay]]の描いた美しい{{Gatherer|id=184744}}が目を引く。[[コレクター]]人気が高いカードの1つである。 | ||
+ | *[[カード名]]には「Spirit」とあるものの、印刷時の[[クリーチャー・タイプ]]は[[ガーディアン]]のみで[[スピリット]]のクリーチャー・タイプは持っていなかった。その後[[2007年]]9月の[[オラクル]]更新で[[天使]]・スピリットになった。 | ||
+ | *長らく、天使でありながら唯一[[飛行]]を持たないクリーチャーであった([[天使の炎ガブリエル/Gabriel Angelfire]]も通常では持たないが、自身の[[能力]]で得ることができる)。 | ||
+ | **27年後の[[ドクター・フー統率者デッキ]]にて2体目となる[[嘆きの天使/Weeping Angel]]が登場した。そちらは原作の設定を尊重して「翼を持つ[[イラスト]]のクリーチャーには飛行を与える」不文律を破ったのに対し、こちらは[[Whippoorwill]]に代表されるように、イラストの制作工程が未整備だった黎明期らしい[[フレーバー]]の齟齬が起きた一例と言える。 | ||
==開発秘話== | ==開発秘話== | ||
− | + | アライアンスの[[デザイン・チーム]]の[[Jim Lin]]による記事「[http://archive.wizards.com/Magic/magazine/article.aspx?x=mtg/daily/arcana/1026 Do You Know Your Gorillas?]」([[Duelist]]11号掲載)では、このカードの開発(ゴリラ)名は「Gorilla from Cairo」である(アライアンスとゴリラの関係については[[アライアンス]]を参照のこと)。 | |
==参考== | ==参考== |
2023年10月19日 (木) 10:11時点における最新版
Sustaining Spirit (1)(白)
クリーチャー — 天使(Angel) スピリット(Spirit)
クリーチャー — 天使(Angel) スピリット(Spirit)
累加アップキープ(1)(白)(あなたのアップキープの開始時に、このパーマネントの上に経年(age)カウンターを1個置く。その後あなたがこの上に置かれている経年カウンター1個につきアップキープ・コストを1回支払わないかぎり、それを生け贄に捧げる。)
あなたのライフの総量を1点未満に減少させるダメージは、代わりにあなたのライフの総量が1点になるまで減少させる。
Ali from Cairoを適切な色に置き換えたようなクリーチャー。
アライアンス発売当時はAli from Cairoがタイプ1での制限カードだったため、同等能力に加えてタフネスが増え、また防御に優れた白ゆえにその活躍が期待されたが、2マナ単位の累加アップキープのために長期的な維持は不可能。まともに活躍することなくローテーション落ちしてしまった。
今なら稲妻のすね当て/Lightning Greavesや速足のブーツ/Swiftfoot Bootsなどの除去耐性をつけて無限の日時計/Sundial of the Infiniteで累加アップキープを踏み倒して維持し続けるといった運用法も考えられる。タフネスが1しかないAli from Cairoと異なり火山の流弾/Volcanic Falloutや紅蓮地獄/Pyroclasmなどのダメージによる全体除去に耐えられるのも強み。
- Rebecca Guayの描いた美しいイラストが目を引く。コレクター人気が高いカードの1つである。
- カード名には「Spirit」とあるものの、印刷時のクリーチャー・タイプはガーディアンのみでスピリットのクリーチャー・タイプは持っていなかった。その後2007年9月のオラクル更新で天使・スピリットになった。
- 長らく、天使でありながら唯一飛行を持たないクリーチャーであった(天使の炎ガブリエル/Gabriel Angelfireも通常では持たないが、自身の能力で得ることができる)。
- 27年後のドクター・フー統率者デッキにて2体目となる嘆きの天使/Weeping Angelが登場した。そちらは原作の設定を尊重して「翼を持つイラストのクリーチャーには飛行を与える」不文律を破ったのに対し、こちらはWhippoorwillに代表されるように、イラストの制作工程が未整備だった黎明期らしいフレーバーの齟齬が起きた一例と言える。
[編集] 開発秘話
アライアンスのデザイン・チームのJim Linによる記事「Do You Know Your Gorillas?」(Duelist11号掲載)では、このカードの開発(ゴリラ)名は「Gorilla from Cairo」である(アライアンスとゴリラの関係についてはアライアンスを参照のこと)。