チャンドラの吐火/Chandra's Spitfire
提供:MTG Wiki
(13人の利用者による、間の15版が非表示) | |||
1行: | 1行: | ||
{{#card:Chandra's Spitfire}} | {{#card:Chandra's Spitfire}} | ||
− | [[赤]]の3[[マナ]]の[[フライヤー]]。[[対戦相手]]に非[[戦闘ダメージ]] | + | [[赤]]の3[[マナ]]の[[フライヤー]]。[[対戦相手]]に非[[戦闘ダメージ]]が[[与える|与え]]られることで[[パワー]]が増大する。 |
− | 3マナ1/3[[飛行]]というだけでも、[[鳥の乙女/Bird Maiden]]や[[ゴブリンの空襲部隊/Goblin Sky Raider]]の[[上位互換]] | + | 3マナ1/3[[飛行]]というだけでも、[[鳥の乙女/Bird Maiden]]や[[ゴブリンの空襲部隊/Goblin Sky Raider]]の[[上位互換]]でありなかなかの性能。さらに、緩い条件でありながら1回[[誘発]]するだけで+3という強烈な[[パンプアップ]][[能力]]まで兼ね備えており、2つの能力の[[シナジー]]も抜群。[[デッキ]]構築における主役級のポテンシャルを秘めている。[[バーン]]デッキで[[窯の悪鬼/Kiln Fiend]]などと一緒に投入するのが望ましいだろう。 |
− | [[よろめきショック/Staggershock]]や[[ケルドの匪賊/Keldon Marauders]]のような、複数[[ターン]]に渡ってダメージを与えられる[[カード]] | + | [[よろめきショック/Staggershock]]や[[ケルドの匪賊/Keldon Marauders]]のような、複数[[ターン]]に渡ってダメージを与えられる[[カード]]と相性がよい。特に、[[略奪の爆撃/Raid Bombardment]]は使い減りしないので簡単にダメージを叩きだせる。または、[[魔力激突/Mana Clash]]でロマンを追い求めるのも面白いか。 |
− | + | ||
− | + | 時代は離れるが、本来のパワーの低さから[[罠の橋/Ensnaring Bridge]]を使う[[バーニングブリッジ]]のような[[デッキ]]とは相性がよい。 | |
− | ** | + | |
+ | [[チャンドラ]]がフィーチャーされた[[基本セット2020]]で[[再録]]。同時期の[[スタンダード]]では[[災厄の行進/Cavalcade of Calamity]]がよき相方であり、[[焦がし吐き/Scorch Spitter]]を1体引き連れて攻撃するとそれだけでパワー10・合計13点を叩き出す。 | ||
+ | |||
+ | *[[電撃マオウ|電撃マ王]][[2010年]]11月号には付録として、該当誌のロゴがはいった[[プレミアム・カード]]仕様の[[プロモーション・カード]]が封入された。 | ||
+ | *[[カード名]]のspitfireはたしかに直訳すると「吐いた火」だが、クリーチャー・カードであることやイラスト({{Gatherer|id=226305|イラスト1}}、{{Gatherer|id=468286|2}})に描かれた炎の[[エレメンタル]]を考えると、比喩表現だろう。 | ||
+ | **spitfireには「癇癪持ち(の女性)」という意味がある。[[チャンドラ・ナラー/Chandra Nalaar (ストーリー)|チャンドラ/Chandra]]の名を冠する[[呪文]]は多くが「怒り」を意味する単語を持つことから、このカードも「チャンドラの癇癪」という意味合いがあるのかもしれない。 | ||
==関連カード== | ==関連カード== | ||
− | |||
===サイクル=== | ===サイクル=== | ||
{{サイクル/基本セット2011のアンコモンのプレインズウォーカーのテーマ呪文}} | {{サイクル/基本セット2011のアンコモンのプレインズウォーカーのテーマ呪文}} | ||
==参考== | ==参考== | ||
+ | |||
+ | *[[チャンドラ・ナラー/Chandra Nalaar (ストーリー)|チャンドラ・ナラー/Chandra Nalaar]]([[背景世界/ストーリー用語]]) | ||
+ | *[[カード個別評価:基本セット2020]] - [[アンコモン]] | ||
*[[カード個別評価:基本セット2011]] - [[アンコモン]] | *[[カード個別評価:基本セット2011]] - [[アンコモン]] | ||
+ | *[[カード個別評価:ジャンプスタート2022]] - [[アンコモン]] |
2022年11月30日 (水) 02:42時点における最新版
クリーチャー — エレメンタル(Elemental)
飛行
対戦相手1人に戦闘ダメージでないダメージが与えられるたび、ターン終了時まで、チャンドラの吐火は+3/+0の修整を受ける。
赤の3マナのフライヤー。対戦相手に非戦闘ダメージが与えられることでパワーが増大する。
3マナ1/3飛行というだけでも、鳥の乙女/Bird Maidenやゴブリンの空襲部隊/Goblin Sky Raiderの上位互換でありなかなかの性能。さらに、緩い条件でありながら1回誘発するだけで+3という強烈なパンプアップ能力まで兼ね備えており、2つの能力のシナジーも抜群。デッキ構築における主役級のポテンシャルを秘めている。バーンデッキで窯の悪鬼/Kiln Fiendなどと一緒に投入するのが望ましいだろう。
よろめきショック/Staggershockやケルドの匪賊/Keldon Maraudersのような、複数ターンに渡ってダメージを与えられるカードと相性がよい。特に、略奪の爆撃/Raid Bombardmentは使い減りしないので簡単にダメージを叩きだせる。または、魔力激突/Mana Clashでロマンを追い求めるのも面白いか。
時代は離れるが、本来のパワーの低さから罠の橋/Ensnaring Bridgeを使うバーニングブリッジのようなデッキとは相性がよい。
チャンドラがフィーチャーされた基本セット2020で再録。同時期のスタンダードでは災厄の行進/Cavalcade of Calamityがよき相方であり、焦がし吐き/Scorch Spitterを1体引き連れて攻撃するとそれだけでパワー10・合計13点を叩き出す。
- 電撃マ王2010年11月号には付録として、該当誌のロゴがはいったプレミアム・カード仕様のプロモーション・カードが封入された。
- カード名のspitfireはたしかに直訳すると「吐いた火」だが、クリーチャー・カードであることやイラスト(イラスト1、2)に描かれた炎のエレメンタルを考えると、比喩表現だろう。
- spitfireには「癇癪持ち(の女性)」という意味がある。チャンドラ/Chandraの名を冠する呪文は多くが「怒り」を意味する単語を持つことから、このカードも「チャンドラの癇癪」という意味合いがあるのかもしれない。
[編集] 関連カード
[編集] サイクル
基本セット2011のアンコモンのプレインズウォーカー/Planeswalkerの名を冠する呪文サイクル。その名を持つプレインズウォーカーの忠誠度能力、およびコモンのプレインズウォーカー呪文サイクルとシナジーを持つ。
- アジャニの群れ仲間/Ajani's Pridemate
- ジェイスの創意/Jace's Ingenuity
- リリアナの愛撫/Liliana's Caress
- チャンドラの吐火/Chandra's Spitfire
- ガラクの群れ率い/Garruk's Packleader
[編集] 参考
- チャンドラ・ナラー/Chandra Nalaar(背景世界/ストーリー用語)
- カード個別評価:基本セット2020 - アンコモン
- カード個別評価:基本セット2011 - アンコモン
- カード個別評価:ジャンプスタート2022 - アンコモン