大喰らいのワーム/Craw Wurm

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[[針刺ワーム/Spined Wurm]]より一回り大きい、[[緑]]の[[大型クリーチャー|大型]][[バニラ]][[クリーチャー]]。
 
[[針刺ワーム/Spined Wurm]]より一回り大きい、[[緑]]の[[大型クリーチャー|大型]][[バニラ]][[クリーチャー]]。
  
初心者に、大きい[[バニラクリーチャー|だけ]]の[[クリーチャー]]は弱いのだ、と教えるためにあるかのような[[カード]]。[[重い]]上に、[[回避能力]]を持たず、大きい以外の[[除去耐性]]を持たない、というのがその理由。似たような役割を持つカードに、[[甲鱗のワーム/Scaled Wurm]]がある。
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初心者に、大きい[[バニラクリーチャー|だけ]]の[[クリーチャー]]はそれほど強くないのだ、と教えるためにあるかのような[[カード]]。[[重い]]上に、[[回避能力]]を持たず、[[タフネス]]4以外の[[除去耐性]]を持たない、というのがその理由。似たような役割を持つカードに、[[甲鱗のワーム/Scaled Wurm]]がある。
  
一方[[リミテッド]]では、この[[サイズ]]は脅威なので一転して油断のならない存在となる。[[第9版]]や[[第10版]]では、[[はびこり/Overgrowth]]との相性が良好である。
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一方[[リミテッド]]では、この[[サイズ]]は脅威なので一転して油断のならない存在となる。[[マナ加速]]から早期に飛び出してくると特に凶悪であり、[[第9版]]や[[第10版]]では[[はびこり/Overgrowth]]との相性が良好である。
 
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[[アルファ]]版から既に存在しており、[[第6版]]、[[第7版]]では一度現役を退くが、[[第8版]]からは{{Gatherer|id=47280|新イラスト}}で復活している。
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*[[ウェルカム・トゥ・ドミニア ドミニアへの招待2|ドミニアへの招待2]]で、1~2ターン目の緑の[[マナ加速]]から3[[ターン]]目に召喚される光景が描かれた。
 
*[[上位互換]]は数多く、[[コモン]]だけでも[[ヤヴィマヤのワーム/Yavimaya Wurm]]、[[夜泥の神/Nightsoil Kami]]、[[棘状歯のワーム/Barbtooth Wurm]]などがいる。<!-- ↑他のいくつかのページもそうですが、上位互換を“すべて”並べるのは今後上位互換が増えた時のメンテナンス性を考えて避けて欲しいところです。とりあえずコモンのみ残しました。 -->
 
*[[上位互換]]は数多く、[[コモン]]だけでも[[ヤヴィマヤのワーム/Yavimaya Wurm]]、[[夜泥の神/Nightsoil Kami]]、[[棘状歯のワーム/Barbtooth Wurm]]などがいる。<!-- ↑他のいくつかのページもそうですが、上位互換を“すべて”並べるのは今後上位互換が増えた時のメンテナンス性を考えて避けて欲しいところです。とりあえずコモンのみ残しました。 -->
 
*[[色]]が[[赤]]くなると[[斧研ぎの巨人/Axegrinder Giant]]。
 
*[[色]]が[[赤]]くなると[[斧研ぎの巨人/Axegrinder Giant]]。
*このカードの中国語名(「巨爪亞龍」)は誤訳と考えられる。"craw"は胃、"claw"は鉤爪のこと(→ [[誤訳/名訳]])。なお、[[大喰らいの巨人/Craw Giant]]は「貪食的巨人」と正しく訳されている。また、日本語訳は、"craw"の語源が"voracious"「大食の」に類するところから付けたものであろう。
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*"craw"は胃のことで、[[カード名]]は直訳すると「胃袋ワーム」という具合になる。日本語訳は意訳で、"craw"の語源が"voracious"「大食の」に類することを踏まえていると思われる。
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**このカードの中国語名(「巨爪亞龍」)は、"craw"と"claw"「鉤爪」を見間違えた誤訳と考えられる。(→ [[誤訳/名訳]])。なお、[[大喰らいの巨人/Craw Giant]]は「貪食的巨人」と正しく訳されている。
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**ドイツ語版では名前の変遷がある。[[リバイズド・エディション|第3版]][[黒枠]]でのみ[[Wikipedia:ja:リントヴルム|Lindwurm]]であり、[[クリーチャー・タイプ]]も同名。[[白枠]]以降では[[Wikipedia:ja:タッツェルブルム|Tatzelwurm]]となりクリーチャー・タイプも[[ワーム]]に修正された。
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***ドイツ語版ではさらに、他言語版のテスト印刷に際してこれに[[死者再生/Raise Dead]]のイラストが載せられ、[[蠢く骸骨/Drudge Skeletons]]にはこれのイラストが載せられて刷られている。
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==ストーリー==
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この[[ドラゴン]]にも似た頭部を持つ'''大喰らいのワーム'''/''Craw Wurm''は森林地帯に生息する巨大な[[ワーム]]で、すさまじい音を立てながら木々を砕いて森を進む({{Gatherer|id=146|イラスト1}}、{{Gatherer|id=47280|イラスト2}}、{{Gatherer|id=83040|イラスト3}})。
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{{フレイバーテキスト|このワームのいちばんの恐ろしさは、木々を砕いて森を進むときのすさまじい音にある。 その音は木々の間で激しくこだまし、まるで自分がその中心にいるような錯覚を起こさせるのだ。}}
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[[アンティキティー]]戦争時代の[[テリシア/Terisiare]]で存在が確認されている。[[ロノム湖/Lonom Lake]]の西部から北西部に広がる[[サリンス/Sarinth]]領土内の森林がワームの生息地帯になっている([https://media.wizards.com/2018/images/daily/lMDAS8PtEe.jpg 地図])。この設定の発祥は[[槍の壁/Wall of Spears]]の[[フレイバー・テキスト]]である(詳細は[[槍の壁/Wall of Spears#ストーリー]]参照)。小説・掌編では、サリンスを攻撃する[[ファラジ/Fallaji]]軍や、[[兄弟戦争/Brothers' War]]後にこの地を訪れた[[フェルドン/Feldon]]がこのワームと遭遇している。
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[[ドメインズ/The Domains]]地方[[Cape Tempest|Cape Tempest(嵐が岬)]]の森林でも大喰らいのワームが生息すると噂されている。
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===登場===
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*[[槍の壁/Wall of Spears]]の[[フレイバー・テキスト]]([[アンティキティー]]、[[第4版]]、[[第5版]])
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*Festival of Sorrow([[Distant Planes]]収録の短編)
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*[[The Brothers' War]](小説。wurmではなくwyrm表記)
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*[https://web.archive.org/web/20220128034521/https://magic.wizards.com/en/articles/archive/arcana/lorans-smile-2014-10-27 Loran's Smile(Internet Archive)]([[The Colors of Magic]]収録の短編)
  
 
==参考==
 
==参考==
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*[[カード個別評価:第5版]] - [[コモン]]
 
*[[カード個別評価:第5版]] - [[コモン]]
 
*[[カード個別評価:第4版]] - [[コモン]]
 
*[[カード個別評価:第4版]] - [[コモン]]
*[[カード個別評価:リバイズド]] - [[コモン]]
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*[[カード個別評価:リバイズド・エディション]] - [[コモン]]
*[[カード個別評価:アンリミテッド]] - [[コモン]]
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*[[カード個別評価:アンリミテッド・エディション]] - [[コモン]]

2022年11月19日 (土) 23:44時点における最新版


Craw Wurm / 大喰らいのワーム (4)(緑)(緑)
クリーチャー — ワーム(Wurm)

6/4

針刺ワーム/Spined Wurmより一回り大きい、大型バニラクリーチャー

初心者に、大きいだけクリーチャーはそれほど強くないのだ、と教えるためにあるかのようなカード重い上に、回避能力を持たず、タフネス4以外の除去耐性を持たない、というのがその理由。似たような役割を持つカードに、甲鱗のワーム/Scaled Wurmがある。

一方リミテッドでは、このサイズは脅威なので一転して油断のならない存在となる。マナ加速から早期に飛び出してくると特に凶悪であり、第9版第10版でははびこり/Overgrowthとの相性が良好である。

[編集] ストーリー

このドラゴンにも似た頭部を持つ大喰らいのワーム/Craw Wurmは森林地帯に生息する巨大なワームで、すさまじい音を立てながら木々を砕いて森を進む(イラスト1イラスト2イラスト3)。

このワームのいちばんの恐ろしさは、木々を砕いて森を進むときのすさまじい音にある。 その音は木々の間で激しくこだまし、まるで自分がその中心にいるような錯覚を起こさせるのだ。

アンティキティー戦争時代のテリシア/Terisiareで存在が確認されている。ロノム湖/Lonom Lakeの西部から北西部に広がるサリンス/Sarinth領土内の森林がワームの生息地帯になっている(地図)。この設定の発祥は槍の壁/Wall of Spearsフレイバー・テキストである(詳細は槍の壁/Wall of Spears#ストーリー参照)。小説・掌編では、サリンスを攻撃するファラジ/Fallaji軍や、兄弟戦争/Brothers' War後にこの地を訪れたフェルドン/Feldonがこのワームと遭遇している。

ドメインズ/The Domains地方Cape Tempest(嵐が岬)の森林でも大喰らいのワームが生息すると噂されている。

[編集] 登場

[編集] 参考

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