海墓の刈り取り/Reap the Seagraf
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+ | *[[グール/Ghoul#海墓/Seagraf|海墓/Seagraf]]([[背景世界/ストーリー用語]]) | ||
*[[カード個別評価:闇の隆盛]] - [[コモン]] | *[[カード個別評価:闇の隆盛]] - [[コモン]] | ||
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2021年9月26日 (日) 00:52時点における最新版
Reap the Seagraf / 海墓の刈り取り (2)(黒)
ソーサリー
ソーサリー
黒の2/2のゾンビ(Zombie)・クリーチャー・トークンを1体生成する。
フラッシュバック(4)(青)(あなたはあなたの墓地にあるこのカードを、そのフラッシュバック・コストで唱えてもよい。その後それを追放する。)
フラッシュバック付きのゾンビ・トークンを生み出すカード。単発で3マナ2/2、フラッシュバック込みでも8マナで2/2が2体と、効率自体はさほど良くない。
リミテッドではアドバンテージとテンポの面でそこそこ優れたカード。序盤のダメージソース、中盤過ぎのチャンプブロックに使える。また、ゾンビなので戦墓の隊長/Diregraf Captainもいると侮れない。
上位種的なカードの神聖を汚す者のうめき/Moan of the Unhallowedや、同じセットの未練ある魂/Lingering Soulsと比べると、カードパワーでは劣るものの、コモンのシングルシンボルと使いやすい。
[編集] 開発秘話
当初フラッシュバック・コストは、マナの支払いに加えて墓地のクリーチャー・カードを追放するものだった。これはその場しのぎのやっかいもの/Makeshift Maulerなどの青のゾンビ(スカーブ/Skaab)の追加コストと同じフレイバーである。だがサイクルの統一感が崩れるため、コストはマナの支払いのみに変更された[1]。
[編集] 関連カード
- 日本語カード名のよく似た墓の刈り取り/Reaping the Gravesがある。
[編集] サイクル
イニストラードのフラッシュバックに友好色のマナを要求する呪文のサイクル。いずれもコモン。古えの遺恨のみ再録。
- 戦慄の感覚/Feeling of Dread
- 禁忌の錬金術/Forbidden Alchemy
- 夜の衝突/Bump in the Night
- 古えの遺恨/Ancient Grudge
- 旅の準備/Travel Preparations
闇の隆盛のフラッシュバックに友好色のマナを要求する呪文のサイクル。いずれもコモン。天啓の光のみ再録。
- 天啓の光/Ray of Revelation
- 救助の手/Saving Grasp
- 海墓の刈り取り/Reap the Seagraf
- 不死の火/Fires of Undeath
- 野生の飢え/Wild Hunger
イニストラードのサイクルはカラー・ホイールの右隣の色のマナを、闇の隆盛のサイクルは左隣の色のマナを要求する。
[編集] 参考
- ↑ Dark Shadows, Part 3/暗き影 その3(Making Magic -マジック開発秘話- 2012年2月6日 Mark Rosewater著)