再録禁止カード

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以前の方針では、再録禁止カードは「[[プレミアム・カード]]でない、公式の[[トーナメント]]使用可能な[[カード]]」にのみ適用される、としていた。[[Super Secret Tech]]のようにプレミアム・カードしか存在しないカードとして[[再録]]することは、理論上は可能であった。実際に2007年には再録禁止カードである[[ヨーグモスの意志/Yawgmoth's Will]]が[[ジャッジ褒賞]]の[[プロモーション・カード]]となった。
 
以前の方針では、再録禁止カードは「[[プレミアム・カード]]でない、公式の[[トーナメント]]使用可能な[[カード]]」にのみ適用される、としていた。[[Super Secret Tech]]のようにプレミアム・カードしか存在しないカードとして[[再録]]することは、理論上は可能であった。実際に2007年には再録禁止カードである[[ヨーグモスの意志/Yawgmoth's Will]]が[[ジャッジ褒賞]]の[[プロモーション・カード]]となった。
2010年には[[ファイレクシアvsドミナリア連合]]に[[ファイレクシアの抹殺者/Phyrexian Negator]]が、[[From the Vault:Relics]]に[[記憶の壺/Memory Jar]]を始めとした幾つかの再録禁止カードがプレミアム・カードで再録されることがアナウンスされた。しかし再録禁止カードの形骸化を懸念する声から、2010年3月、ウィザーズ社は「2011年以降はプレミアム・カードのみによる再録も行わない。」と発泡した。
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2010年には[[ファイレクシアvsドミナリア連合]]に[[ファイレクシアの抹殺者/Phyrexian Negator]]が、[[From the Vault:Relics]]に[[記憶の壺/Memory Jar]]を始めとした幾つかの再録禁止カードがプレミアム・カードで再録されることがアナウンスされた。しかし再録禁止カードの形骸化を懸念する声から、2010年3月、ウィザーズ社は「2011年以降はプレミアム・カードのみによる再録も行わない。」と発表した。
  
 
== 参考 ==
 
== 参考 ==

2010年3月18日 (木) 15:44時点における版

再録禁止カードReserved Cards)は、WotCが公式に再録を禁止しているカードの総称、またそのカードのこと。

目次

概要

再録禁止カードは、それに指定されたカード再録と、それらとカード・タイプ能力マナ・コストP/Tのすべてが一致するカードの収録を禁止している。

現在再録禁止カードに指定されているカードはすべてウルザ・ブロック以前のレア(レアのない変則的な稀少度エキスパンションアンコモン)である。メルカディアン・マスクス以降のカードは存在せず、また現在の再録禁止カードリストが今後更新(追加はもちろん削除も含む)される予定は無いと発表されている。

目的

勘違いされやすい点であるが、再録禁止カードは、シングルカードの販売などを行うセカンダリー・マーケットに対して、再録によって指定されたカードの価値が暴落する可能性の無いことをアピールする目的で設けられたものであり、強力なカードの再録を禁止することでゲームバランスの崩壊を防ごうとするものではない。そのため、このリストにはいわゆるカスレアなども含まれる。

逆にいえば再録禁止カードに指定していなければ、たとえ禁止カードに指定されているほど強力なカードでも再録される場合もある。例としてディヴァインvsデモニックDemonic Tutorが挙げられる。

問題点

カードパワーに問題が無い、再録されるにふさわしいカードまでもが対象とされているため、現在ではこのリストの存在がR&Dにとって目の上のこぶとなってしまっている。

過去のすべてのエキスパンションから、その時点で再録された経験の無いカード再録しようと試みた第8版では、それらの選定に苦労したという。その中でもフォールン・エンパイアのカードの選定には特に骨を折ったとのこと(最終的にオークのスパイ/Orcish Spyが選ばれた)。

R&Dはもちろんのこと、過去の優秀なカード再録を望むプレイヤーにとっても邪魔でしかないが、逆にこれらのカードを扱うショップや投資家にとっては生命線である。そのため、もしこれを撤廃した場合、ウィザーズ社が社会的な信用を落とすことは間違いなく、訴訟社会であるアメリカにおいては命取りになりかねない。

その他

再録禁止カードは、それらの価値を著しく落とすのでないかぎり、それに指定されたカードリメイク上位互換の収録に対する拘束力を持たない。たとえば双つ術/Twincastは再録禁止カードであるForkとほぼ同じ機能を持っているし、ヴェクの教区/Vec Townshipsは、同じく再録禁止カードであるVeldtに対してほぼ上位互換といえる。また、次元の混乱タイムシフトでは、再録禁止カードに指定されたカードの一部がマナ・コストカード名を変えて収録された。

時のらせんには、マナ支払うことで再録禁止カードに指定されているクリーチャー変化するアーティファクトサイクルが収録された(⇒雷のトーテム像/Thunder Totem)。これは能力の幅を狭めることなく、セカンダリー・マーケットにも配慮しつつ古参のプレイヤーにもアピールできる名案といえるだろう。

以前の方針では、再録禁止カードは「プレミアム・カードでない、公式のトーナメント使用可能なカード」にのみ適用される、としていた。Super Secret Techのようにプレミアム・カードしか存在しないカードとして再録することは、理論上は可能であった。実際に2007年には再録禁止カードであるヨーグモスの意志/Yawgmoth's Willジャッジ褒賞プロモーション・カードとなった。 2010年にはファイレクシアvsドミナリア連合ファイレクシアの抹殺者/Phyrexian Negatorが、From the Vault:Relics記憶の壺/Memory Jarを始めとした幾つかの再録禁止カードがプレミアム・カードで再録されることがアナウンスされた。しかし再録禁止カードの形骸化を懸念する声から、2010年3月、ウィザーズ社は「2011年以降はプレミアム・カードのみによる再録も行わない。」と発表した。

参考

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