ミシュラの戦争機械/Mishra's War Machine

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(このカードを改善した結果が一連のマスティコアなのだから「剃刀毛のマスティコアと比較すると、使い勝手にやや疑問を感じる」のは当然でしょう。割愛しました)
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[[除去]]されにくい[[バンド]]持ちは敵に回すとやっかいなことが多く、その意味で[[タフネス]]5+バンドのこれも、そこそこ悪くない。[[ダメージ]]による除去には強いということだ。
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[[アップキープ・コスト]]として[[手札]]1枚を要求する、[[バンド]]持ち[[大型クリーチャー|大型]][[アーティファクト・クリーチャー]]
  
だが、[[重い]][[マナ・コスト]]はまだしも、毎[[ターン]]の[[手札]]消費は痛すぎる。バンド自体がどちらかというと遅い持久戦向きの能力なので、継続的なコストを要求されるのはその強みを帳消しにしてしまうことになる。その意味でこの[[アップキープ・コスト]]は、能力とかみあっていなくて使いづらい。
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[[除去]]されにくいバンド持ちは敵に回すとやっかいなことが多く、その意味で[[タフネス]]5+バンドのこれも、そこそこ悪くない。[[ダメージ]]による除去には強いと言える。
  
*ミシュラの戦争機械自体はあまり活躍したカードではなかったが、このカードから[[パワーカード]]の[[マスティコア/Masticore]]が誕生した(→[http://www.wizards.com/magic/magazine/Article.aspx?x=mtgcom/cotd/0104 Card of the Day - 2004/01/14]、[[マスティコア/Masticore#開発秘話]]参照)。
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だが、[[重い]]。[[マナ・コスト]]はまだしも、毎[[ターン]]の[[手札]]消費は痛すぎる。バンド自体がどちらかというと遅い持久戦向きの[[能力]]なので、継続的な[[コスト]]を要求されるのはその強みを帳消しにしてしまうことになる。その意味でこのアップキープ・コストは、能力とかみあっていなくて使いづらい。
*どうしても使いたい場合は[[永劫の中軸/Eon Hub]]でコストを踏み倒したい。
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*[[第5版]]では「弱過ぎる。収録する枠が足りない」という理由で収録されなかった<ref>Taming the Flames([[Duelist]]誌17号の記事)</ref>。
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*どうしても使いたい場合は[[ゴブリンの太守スクイー/Squee, Goblin Nabob]]などでコストを帳消しにするか、毎ターンダメージを3点[[軽減]]する手段を用意したい。
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*[[マスティコア/Masticore]]は、このカードから着想を得て誕生した<ref>{{Wayback|20080108053416|url=http://www.wizards.com:80/default.asp?x=mtgcom/cotd/0104|title=Card of the Day - 14 January, 2004}}[[Daily MTG]]</ref><ref>{{Wayback|20230307182957|http://abomination.jp/empire/Misc/CotD/CD200401.shtml|上記の非公式訳}}</ref>。[[マスティコア/Masticore#開発秘話]]も参照。
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==オラクルの変遷==
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[[アンティキティー]]初出時の[[ルール・テキスト]]は「[[タップ]]し、あなたに3点の[[ダメージ]]を与える」と常に連続して実行するようになっていた。[[リバイズド・エディション]]でもこれを踏襲していた。
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[[第4版]]でダメージを与えた場合にのみタップするような記述に変更された。しかし、1995年6月に当時[[NetRep]]の[[Tom Wylie]]によって「ダメージを軽減すればタップ状態にならないように読めるが、ダメージの結果にかかわらずタップする」という裁定が出されていた。
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1998年7月頃の[[オラクル]]更新で先述の裁定に合わせて、リバイズド以前の挙動に変更されていたが、[[2012年のオラクル更新#2012年7月のオラクル更新|2012年7月のオラクル更新]]で、第4版の挙動に戻された。
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*初出時は[[クリーチャー・タイプ]]がなかったが、[[2007年9月サブタイプ変更]]で[[巨大戦車]]が追加された。
  
 
==ストーリー==
 
==ストーリー==
[[兄弟戦争]]で[[ミシュラ/Mishra]]が利用した戦争機械のカード化({{Gatherer|Mishra's War Machine}})。
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[[兄弟戦争/Brothers' War]]で[[ミシュラ/Mishra]]が利用した戦争機械のカード化({{Gatherer|id=1013}})。
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==脚注==
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<references />
  
 
==参考==
 
==参考==
 
*[[カード個別評価:アンティキティー]] - [[アンコモン]]1
 
*[[カード個別評価:アンティキティー]] - [[アンコモン]]1
 
*[[カード個別評価:第4版]] - [[レア]]
 
*[[カード個別評価:第4版]] - [[レア]]
*[[カード個別評価:リバイズド]] - [[レア]]
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*[[カード個別評価:リバイズド・エディション]] - [[レア]]
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2024年8月17日 (土) 16:44時点における最新版


Mishra's War Machine / ミシュラの戦争機械 (7)
アーティファクト クリーチャー — 巨大戦車(Juggernaut)

バンド
あなたのアップキープの開始時に、あなたがカードを1枚捨てないかぎり、ミシュラの戦争機械はあなたに3点のダメージを与える。ミシュラの戦争機械がこれによりあなたにダメージを与えた場合、それをタップする。

5/5

アップキープ・コストとして手札1枚を要求する、バンド持ち大型アーティファクト・クリーチャー

除去されにくいバンド持ちは敵に回すとやっかいなことが多く、その意味でタフネス5+バンドのこれも、そこそこ悪くない。ダメージによる除去には強いと言える。

だが、重いマナ・コストはまだしも、毎ターン手札消費は痛すぎる。バンド自体がどちらかというと遅い持久戦向きの能力なので、継続的なコストを要求されるのはその強みを帳消しにしてしまうことになる。その意味でこのアップキープ・コストは、能力とかみあっていなくて使いづらい。

[編集] オラクルの変遷

アンティキティー初出時のルール・テキストは「タップし、あなたに3点のダメージを与える」と常に連続して実行するようになっていた。リバイズド・エディションでもこれを踏襲していた。

第4版でダメージを与えた場合にのみタップするような記述に変更された。しかし、1995年6月に当時NetRepTom Wylieによって「ダメージを軽減すればタップ状態にならないように読めるが、ダメージの結果にかかわらずタップする」という裁定が出されていた。

1998年7月頃のオラクル更新で先述の裁定に合わせて、リバイズド以前の挙動に変更されていたが、2012年7月のオラクル更新で、第4版の挙動に戻された。

[編集] ストーリー

兄弟戦争/Brothers' Warミシュラ/Mishraが利用した戦争機械のカード化(イラスト)。

[編集] 脚注

  1. Taming the Flames(Duelist誌17号の記事)
  2. Card of the Day - 14 January, 2004 - Wayback Machine(2008年1月8日アーカイブ分)Daily MTG
  3. 上記の非公式訳 - Wayback Machine(2023年3月7日アーカイブ分)

[編集] 参考

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