多元宇宙の突破/Breach the Multiverse
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+ | *[[ライブラリー破壊カード]] | ||
+ | *[[クリーチャー・タイプを変更するカード]] | ||
*[[カード個別評価:機械兵団の進軍]] - [[レア]] | *[[カード個別評価:機械兵団の進軍]] - [[レア]] |
2023年4月24日 (月) 13:30時点における版
ソーサリー
各プレイヤーはそれぞれカード10枚を切削する。各プレイヤーにつきそれぞれ、そのプレイヤーの墓地にありクリーチャーやプレインズウォーカーであるカード1枚を選ぶ。それらのカードをあなたのコントロール下で戦場に出す。その後、あなたがコントロールしている各クリーチャーはそれぞれ、他のタイプに加えてファイレクシアン(Phyrexian)になる。
大規模な切削の後、各プレイヤーごとにクリーチャーかプレインズウォーカーを選んで戦場に出せるリアニメイト。クリーチャーをファイレクシアンにするおまけ付き。
2人対戦の場合、自分の墓地から1枚、対戦相手の墓地から1枚で合計2枚。1枚辺り3.5マナと登場時のリアニメイトとしては効率は良好だが、対戦相手のデッキにも依存する性質から不安定で、自分の墓地だけを活用するならより軽い手段がスタンダードの範囲にも存在する。他の墓地利用手段を併用している場合は枚数の多い切削で墓地を肥やす用途にも使えるが、これ自体が重いので唱える順序が前後しやすく、噛み合いは今ひとつ。ファイレクシアン・シナジーを使うなら最初から部族を揃えておけばよく、全ての要素が合致するデッキを作るのはなかなか難易度が高い。前述の通り効率は悪くないので、デッキタイプに左右されないフィニッシャーが活躍している環境において、墓地利用を多用するデッキのサイドボードに忍ばせておくといった形の運用になるだろうか。
プレイヤーの数にアドバンテージが左右される効果の例に漏れず、多人数戦向けの呪文と言える。特に統率者戦は基本的にハイランダーなので、墓地利用を用いる相手でなければ切削の恩恵も大きくなる。
リミテッドでは単純にカード・アドバンテージを獲得できること自体が有効。少々重いが対処に成功した対戦相手のボムレアを利用できれば勝利は近い。前述の通り切削枚数が多く、場合によってはライブラリーアウトも狙えるが、機械兵団の進軍における切削手段はこれ自身を含め、互いに切削を行うものが多いため、ライブラリーの枚数を回復されると逆に自分の首を絞める可能性がある点には注意。クリーチャー・タイプにファイレクシアンを追加する効果も、ファイレクシアン・シナジーを持つカードが多数存在するカード・セットということで地味に嬉しい。