ギックスのかぎ爪/Claws of Gix

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[[Zuran Orb]]のリメイク版。[[パーマネント]]なら何でも[[ライフ]]に変換できるが、[[生け贄]]1つあたりに得られるライフは1に減ってしまった。
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[[ズアーの宝珠/Zuran Orb]][[リメイク]]版。[[生け贄]]1つあたりに得られるライフが減り、[[起動]]に[[マナ]]もかかるが、[[パーマネント]]なら何でも[[生け贄に捧げる]]ことができる点が売り。
  
[[停滞/Stasis]]を相手の[[ターン]][[生け贄に捧げる]]ために使われたりした。次のターンに新たな停滞を出せば、自分だけパーマネントを[[アンタップ]]できる。
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ライフを得る[[効果]]はどちらかと言えばオマケで、もっぱらパーマネントを能動的に[[生け贄に捧げる]]ことを目当てに採用される(→[[サクり台]])。[[アカデミーの学長/Academy Rector]]や[[孵化計画/Hatching Plans]]のような[[PIG]][[能力]]持ちを好きなタイミングで[[墓地送り]]にしたり、役目を終えた[[肉占い/Sarcomancy]]や[[コルフェノールの計画/Colfenor's Plans]]といったパーマネントを処分する目的で採用されることが多い。[[ステイシス]]系[[デッキ]]で用いられることもあり、[[停滞/Stasis]][[対戦相手]][[ターン]]に生け贄に捧げつつ次のターンに新たな停滞を置くことで、自分だけパーマネントを[[アンタップ]]するテクニックが知られている。
  
また[[ピットサイクル]]では、ライフを得たり[[アカデミーの学長/Academy Rector]][[墓地]]に置く手段としても有用。
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また、[[対象]]を取る[[呪文]]を容易に[[立ち消え]]させることができる点も重要。特に[[テンペスト・ブロック]]期に猛威を振るった[[転覆/Capsize]]の天敵として名高く、立ち消えさせることで[[バイバック]]による再利用を封じることができる。
 
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他にも、この前の[[テンペスト・ブロック]]で登場し猛威を振るった[[転覆/Capsize]]の天敵にもなった。
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*[[時のらせん]]で[[タイムシフト]][[カード]]として[[再録]]。タイムシフトの中で唯一、[[菌糸大繁殖/Fun with Fungus]]と[[現実の損壊/Reality Fracture]]の2つの[[テーマデッキ]]に投入されている。
 
*[[時のらせん]]で[[タイムシフト]][[カード]]として[[再録]]。タイムシフトの中で唯一、[[菌糸大繁殖/Fun with Fungus]]と[[現実の損壊/Reality Fracture]]の2つの[[テーマデッキ]]に投入されている。
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==ストーリー==
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'''ギックスのかぎ爪'''/''Claws of Gix''は[[ギックス/Gix]]の切り落とされた片腕({{Gatherer|id=8890}})。[[ギックスの僧侶/Priest of Gix#ストーリー|ギックスの僧侶/Priest of Gix]]達は[[コイロス/Koilos]]を掘り起こして発見し祭った。
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{{フレイバーテキスト|ギックス教団がコイロスの洞窟を掘り起こしたとき、彼らは切り取られた主人の片手を見つけた。 彼らはそれを聖堂に祭り、いつの日かその手がファイレクシアへの道を示してくれることを願った。}}
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小説[[The Brothers' War]]では、63[[AR]]、損傷したギックスは[[ゴーゴスの酒杯/Golgothian Sylex]]の衝撃波から退避するため[[コイロスの洞窟/Caves of Koilos#ストーリー|コイロスの洞窟/Caves of Koilos]]の[[ポータル/Portal]]を開いて[[ファイレクシア/Phyrexia]]へ帰還する。ただし、小規模なポータルしか発生できなかったため、全身が潜り抜ける前にポータルが閉じ切ってしまい、片腕が切断された。64AR、ギックス教団の僧侶たちが呼び声に導かれて各地からコイロスの洞窟に集結し、切断された片腕を発見して高座に祭り上げる。ここまでは[[フレイバー・テキスト]]通りだが、同年中に教団は片腕の修復を完了し、呼び声の導きに従ってポータルを操作すると楽園ファイレクシアに去っていった。
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*コミック[[Urza-Mishra War on the World of MAGIC: the Gathering|Urza-Mishra War]]#2でも、ギックスはファイレクシア帰還時のポータルによって片腕を切り落とされるが、経緯が異なる。[[ウルザ/Urza]]と[[ミシュラ/Mishra]]は共同して[[パワーストーン/Powerstone]]の力をギックスに向け、強制的にポータルを開いてファイレクシアに送還する。場所はコイロスではなく[[ファラジ/Fallaji#失われた土地|Ta'waril Chasm(タワリルの裂け谷)]]である。
  
 
==参考==
 
==参考==
*[[ギックス/Gix]]([[背景世界/ストーリー用語]])
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*[[0マナカード]]
 
*[[カード個別評価:時のらせんタイムシフト]]
 
*[[カード個別評価:時のらせんタイムシフト]]
 
*[[カード個別評価:ウルザズ・サーガ]] - [[アンコモン]]
 
*[[カード個別評価:ウルザズ・サーガ]] - [[アンコモン]]

2022年11月28日 (月) 09:36時点における最新版


Claws of Gix / ギックスのかぎ爪 (0)
アーティファクト

(1),パーマネントを1つ生け贄に捧げる:あなたは1点のライフを得る。


ズアーの宝珠/Zuran Orbリメイク版。生け贄1つあたりに得られるライフが減り、起動マナもかかるが、パーマネントなら何でも生け贄に捧げることができる点が売り。

ライフを得る効果はどちらかと言えばオマケで、もっぱらパーマネントを能動的に生け贄に捧げることを目当てに採用される(→サクり台)。アカデミーの学長/Academy Rector孵化計画/Hatching PlansのようなPIG能力持ちを好きなタイミングで墓地送りにしたり、役目を終えた肉占い/Sarcomancyコルフェノールの計画/Colfenor's Plansといったパーマネントを処分する目的で採用されることが多い。ステイシスデッキで用いられることもあり、停滞/Stasis対戦相手ターンに生け贄に捧げつつ次のターンに新たな停滞を置くことで、自分だけパーマネントをアンタップするテクニックが知られている。

また、対象を取る呪文を容易に立ち消えさせることができる点も重要。特にテンペスト・ブロック期に猛威を振るった転覆/Capsizeの天敵として名高く、立ち消えさせることでバイバックによる再利用を封じることができる。

[編集] ストーリー

ギックスのかぎ爪/Claws of Gixギックス/Gixの切り落とされた片腕(イラスト)。ギックスの僧侶/Priest of Gix達はコイロス/Koilosを掘り起こして発見し祭った。

ギックス教団がコイロスの洞窟を掘り起こしたとき、彼らは切り取られた主人の片手を見つけた。 彼らはそれを聖堂に祭り、いつの日かその手がファイレクシアへの道を示してくれることを願った。

小説The Brothers' Warでは、63AR、損傷したギックスはゴーゴスの酒杯/Golgothian Sylexの衝撃波から退避するためコイロスの洞窟/Caves of Koilosポータル/Portalを開いてファイレクシア/Phyrexiaへ帰還する。ただし、小規模なポータルしか発生できなかったため、全身が潜り抜ける前にポータルが閉じ切ってしまい、片腕が切断された。64AR、ギックス教団の僧侶たちが呼び声に導かれて各地からコイロスの洞窟に集結し、切断された片腕を発見して高座に祭り上げる。ここまではフレイバー・テキスト通りだが、同年中に教団は片腕の修復を完了し、呼び声の導きに従ってポータルを操作すると楽園ファイレクシアに去っていった。

[編集] 参考

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