ヒストリック
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MTGアリーナでのみサポートされるフォーマットであり、デジタルゆえの独自の運用を取り入れている。 | MTGアリーナでのみサポートされるフォーマットであり、デジタルゆえの独自の運用を取り入れている。 | ||
− | *カードの'''一時停止'''という独自のステータスを導入している<ref>[https://mtg-jp.com/reading/publicity/0033536/ ヒストリック一時停止告知]</ref>。一時停止カードに指定されたカードは、デッキに入れることができない点では[[禁止カード]]と同様であるが、禁止カードとは異なり、所持していてもその時点ではワイルドカードによる補填は受けられない。次の新セットやヒストリック・アンソロジーによって[[メタ]]カードが導入されることで、問題が無くなれば一時停止を解除し、問題が残れば禁止カードへの移行を速やかに行うとしている。 | + | *カードの'''一時停止'''/''Suspension; Suspending''という独自のステータスを導入している<ref>[https://mtg-jp.com/reading/publicity/0033536/ ヒストリック一時停止告知]</ref>。一時停止カードに指定されたカードは、デッキに入れることができない点では[[禁止カード]]と同様であるが、禁止カードとは異なり、所持していてもその時点ではワイルドカードによる補填は受けられない。次の新セットやヒストリック・アンソロジーによって[[メタ]]カードが導入されることで、問題が無くなれば一時停止を解除し、問題が残れば禁止カードへの移行を速やかに行うとしている。 |
*デジタルゲームならでは環境変更方法としてカードの性能そのものを変える'''[[再調整]]'''も行われる。[[創造の座、オムナス/Omnath, Locus of Creation]]のように、再調整されて禁止を解除される例もある。 | *デジタルゲームならでは環境変更方法としてカードの性能そのものを変える'''[[再調整]]'''も行われる。[[創造の座、オムナス/Omnath, Locus of Creation]]のように、再調整されて禁止を解除される例もある。 | ||
− | *[[永久に]]、[[創出]]、[[抽出]] | + | *[[永久に]]、[[創出]]、[[抽出]]などの、[[テーブルトップ]]では事実上対応不可能な専用のメカニズムを搭載する専用カードが実装されている。 |
[[2020年]]9月には初の認定大会「[[2020ミシックインビテーショナル]]」が開催された。 | [[2020年]]9月には初の認定大会「[[2020ミシックインビテーショナル]]」が開催された。 | ||
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+ | MTGアリーナ上での賞金制[[トーナメント]]である[[アリーナ・オープン]]のフォーマットとして選ばれることもあり、継続したサポートが行われている。 | ||
==使用可能カードセット== | ==使用可能カードセット== |
2022年5月13日 (金) 12:50時点における版
ヒストリック/Historicは、構築フォーマットの1つ。Magic: The Gathering Arena上での公式フォーマット。
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解説
2019年6月に発表[1]された、MTGアリーナ上での公式フォーマット。2019年11月のアップデート[2]以降プレイ可能に。
2019年9月のエルドレインの王権の発売によってMTGアリーナに初のローテーションが訪れることになり、これに対応して制定されたローテーションの無いフォーマット。カードプールはMTGアリーナでサポートされている全てのカードが使用可能で過去のスタンダードに含まれるセットが基本だが、定期的に実装されるアリーナ独自セット「ヒストリック・アンソロジー」と過去のセットの「リマスター版」が定期的に追加されるほか、イベントの報酬として追加されるカードもある。また、Jumpstart: Historic Horizons等でMTGアリーナ専用のメカニズムを搭載するカードが追加されることもある。
MTGアリーナでのみサポートされるフォーマットであり、デジタルゆえの独自の運用を取り入れている。
- カードの一時停止/Suspension; Suspendingという独自のステータスを導入している[3]。一時停止カードに指定されたカードは、デッキに入れることができない点では禁止カードと同様であるが、禁止カードとは異なり、所持していてもその時点ではワイルドカードによる補填は受けられない。次の新セットやヒストリック・アンソロジーによってメタカードが導入されることで、問題が無くなれば一時停止を解除し、問題が残れば禁止カードへの移行を速やかに行うとしている。
- デジタルゲームならでは環境変更方法としてカードの性能そのものを変える再調整も行われる。創造の座、オムナス/Omnath, Locus of Creationのように、再調整されて禁止を解除される例もある。
- 永久に、創出、抽出などの、テーブルトップでは事実上対応不可能な専用のメカニズムを搭載する専用カードが実装されている。
2020年9月には初の認定大会「2020ミシックインビテーショナル」が開催された。
MTGアリーナ上での賞金制トーナメントであるアリーナ・オープンのフォーマットとして選ばれることもあり、継続したサポートが行われている。
使用可能カードセット
イクサラン以降にMTGアリーナで発売された本流のセット(基本セット及びエキスパンション)に含まれているカードが原則として使用可能である。それに加えて、以下のカードが使用可能である。
- チュートリアル専用カード(一部)
- ヒストリック・アンソロジーシリーズ
- Jumpstart(一部差し替え)
- アモンケットリマスター
- カラデシュリマスター
- ミスティカルアーカイブ
- Jumpstart: Historic Horizons
- 「ブロール好きのギルド本拠地」などのイベントの報酬として追加されたカード
一時停止カード
禁止カード
- 裏切りの工作員/Agent of Treachery
- 渦まく知識/Brainstorm
- チャネル/Channel
- 対抗呪文/Counterspell
- 暗黒の儀式/Dark Ritual
- 悪魔の教示者/Demonic Tutor
- 死者の原野/Field of the Dead
- 稲妻/Lightning Bolt
- 記憶の欠落/Memory Lapse
- 自然の秩序/Natural Order
- 運命のきずな/Nexus of Fate
- 王冠泥棒、オーコ/Oko, Thief of Crowns
- むかしむかし/Once Upon a Time
- 剣を鍬に/Swords to Plowshares
- タッサの神託者/Thassa's Oracle
- ティボルトの計略/Tibalt's Trickery
- 時間のねじれ/Time Warp
- 自然の怒りのタイタン、ウーロ/Uro, Titan of Nature's Wrath
- 夏の帳/Veil of Summer
- 荒野の再生/Wilderness Reclamation
- 軍団のまとめ役、ウィノータ/Winota, Joiner of Forces
主なデッキ・その他
- ヒストリックの変遷を参照
脚注
参考
- ヒストリック
- MTGアリーナ:ベータテスト更新情報(2019年8月)(Daily MTG 2019年8月29日)
- MTGアリーナ:Historicに関する更新のお知らせ(Daily MTG 2019年9月14日)
- フォーマット
- パイオニア
- エクスプローラー
- 構築