忠実な聖戦士/Loyal Cathar

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多少挙動は違うが、[[宿命の旅人/Doomed Traveler]]などと同じ系統の[[能力]]と言える。死後は全般に弱体化するが、[[パワー]]2は保っており、[[アタッカー]]としては十分。また、[[第2面]]になってから[[救助の手/Saving Grasp]]などで[[回収]]すれば使い回しも利く。この点、宿命の旅人などの[[トークン]]化[[カード]]にはない利点。
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[[パウパー]]では[[白ウィニー#パウパー|白ウィニー]]でよく採用される。
  
 
*同じように死んでも蘇ってくる[[不死]]持ちたちと見比べると、ちょっと弱くなって帰ってくる点が少し残念。
 
*同じように死んでも蘇ってくる[[不死]]持ちたちと見比べると、ちょっと弱くなって帰ってくる点が少し残念。
*[[月霧/Moonmist]]を使われると、強制的にゾンビにさせられるので注意。
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**弱くなって戻ってくる挙動は[[頑強]]に近い。
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*[[月霧/Moonmist]]を使われると、(フレイバー的に奇妙だが)強制的にゾンビにさせられるので注意。
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*「第2面が[[第1面]]の完全な弱体化版である[[両面カード]]」という珍しい一枚。それでいて(上述の月霧などの例を除き)完全なメリットとして働く挙動はデザインの妙と言えよう。
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==ルール==
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*これを[[コピー]]した[[変身する両面カード]]のクリーチャーが死亡した場合、それは[[終了ステップ]]の開始時に第2面で[[戦場]]に[[戻す|戻る]]。
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*これをコピーした変身する両面カードでないクリーチャーが死亡した場合、それは[[墓地]]に留まる。
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**[[イニストラードを覆う影]]で[[総合ルール|ルール]]が変更されるまでは、「変身させた状態で」だけを無視して戦場に戻ることができた。
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==ストーリー==
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このカードに描かれているのは、死後に[[グール/Ghoul]]となってしまった[[アヴァシン教会/The Church of Avacyn]]の[[聖戦士/Cathar]]({{Gatherer|id=244724}})。
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第1面の[[フレイバー・テキスト]]は、[[サリア/Thalia]]に対する巡邏官[[イニストラードのその他のキャラクター#ヴィジル/Visil|ヴィジル/Visil]]の言葉。彼は人々を守るために自分が死ぬことも覚悟していたが、「死の後に迎えるもの」、すなわち「自分が邪悪な[[ゾンビ#ストーリー|アンデッド]]となってしまうこと」を恐れていた。第2面のフレイバー・テキストではサリアがヴィジルを励ましているが、その言葉も虚しく、彼はグールとなってしまったようだ。
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{{フレイバーテキスト|「恐れずに戦いなさい。あなたの魂はアヴァシンの手によって守られ、邪悪に屈する事はありません。」|サリア、ヴィジル巡邏官に向けて}}
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*日本語版の第1面のフレイバー・テキストは[[誤訳/名訳|誤訳]]。1文目のtrustはmyselfだけでなく、その後のto不定詞にもかかっている。また2文目の「It's ~ that …」は強調構文で、「I'm afraid of what comes after.」と同義(ofの目的語を強調している)。「私は自分が務めを果たすと信じています、たとえ死ぬことになろうとも。私が恐れているのは死ではなく、死の後に迎えるものなのです。」などと訳すべきだろう。
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{{フレイバーテキスト|「私は自らを信じ、死すと言えども任務に赴いています。恐れがあれば、その後に続くことを迎える事になるのです。」|ヴィジル巡邏官、サリアに向けて}}
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{{フレイバーテキスト|"I trust myself to do my duty, even unto death. It's what comes after that I'm afraid of."|Constable Visil, to Thalia}}
  
 
==参考==
 
==参考==
 
*[[両面カード]]
 
*[[両面カード]]
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*[[聖戦士/Cathar]]([[背景世界/ストーリー用語]])
 
*[[カード個別評価:闇の隆盛]] - [[コモン]]
 
*[[カード個別評価:闇の隆盛]] - [[コモン]]

2021年1月9日 (土) 18:23時点における最新版


Loyal Cathar / 忠実な聖戦士 (白)(白)
クリーチャー — 人間(Human) 兵士(Soldier)

警戒
忠実な聖戦士が死亡したとき、次の終了ステップの開始時に、あなたのコントロール下でそれを変身させた状態で戦場に戻す。

2/2
Unhallowed Cathar / 不浄の聖戦士
〔黒〕 クリーチャー — ゾンビ(Zombie) 兵士(Soldier)

不浄の聖戦士ではブロックできない。

2/1

一度死亡しても終了ステップ開始時にゾンビとして蘇る人間クリーチャーアラボーンの擲弾兵/Alaborn Grenadierなどの上位互換

多少挙動は違うが、宿命の旅人/Doomed Travelerなどと同じ系統の能力と言える。死後は全般に弱体化するが、パワー2は保っており、アタッカーとしては十分。また、第2面になってから救助の手/Saving Graspなどで回収すれば使い回しも利く。この点、宿命の旅人などのトークンカードにはない利点。

パウパーでは白ウィニーでよく採用される。

  • 同じように死んでも蘇ってくる不死持ちたちと見比べると、ちょっと弱くなって帰ってくる点が少し残念。
    • 弱くなって戻ってくる挙動は頑強に近い。
  • 月霧/Moonmistを使われると、(フレイバー的に奇妙だが)強制的にゾンビにさせられるので注意。
  • 「第2面が第1面の完全な弱体化版である両面カード」という珍しい一枚。それでいて(上述の月霧などの例を除き)完全なメリットとして働く挙動はデザインの妙と言えよう。

[編集] ルール

[編集] ストーリー

このカードに描かれているのは、死後にグール/Ghoulとなってしまったアヴァシン教会/The Church of Avacyn聖戦士/Catharイラスト)。

第1面のフレイバー・テキストは、サリア/Thaliaに対する巡邏官ヴィジル/Visilの言葉。彼は人々を守るために自分が死ぬことも覚悟していたが、「死の後に迎えるもの」、すなわち「自分が邪悪なアンデッドとなってしまうこと」を恐れていた。第2面のフレイバー・テキストではサリアがヴィジルを励ましているが、その言葉も虚しく、彼はグールとなってしまったようだ。

「恐れずに戦いなさい。あなたの魂はアヴァシンの手によって守られ、邪悪に屈する事はありません。」
サリア、ヴィジル巡邏官に向けて
  • 日本語版の第1面のフレイバー・テキストは誤訳。1文目のtrustはmyselfだけでなく、その後のto不定詞にもかかっている。また2文目の「It's ~ that …」は強調構文で、「I'm afraid of what comes after.」と同義(ofの目的語を強調している)。「私は自分が務めを果たすと信じています、たとえ死ぬことになろうとも。私が恐れているのは死ではなく、死の後に迎えるものなのです。」などと訳すべきだろう。
「私は自らを信じ、死すと言えども任務に赴いています。恐れがあれば、その後に続くことを迎える事になるのです。」
ヴィジル巡邏官、サリアに向けて
"I trust myself to do my duty, even unto death. It's what comes after that I'm afraid of."
Constable Visil, to Thalia

[編集] 参考

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