色拘束
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'''色拘束'''(''Colored-Mana Requirement'')とは、[[呪文]]や[[能力]]の[[コスト]]に含まれる[[色マナ]]の数の多寡のこと。数が多い場合は「色拘束が強い/きつい/濃い」、少ない場合は「色拘束が弱い/緩い/薄い」などと表現される。 | '''色拘束'''(''Colored-Mana Requirement'')とは、[[呪文]]や[[能力]]の[[コスト]]に含まれる[[色マナ]]の数の多寡のこと。数が多い場合は「色拘束が強い/きつい/濃い」、少ない場合は「色拘束が弱い/緩い/薄い」などと表現される。 | ||
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一般に、色拘束の強い[[カード]]は[[多色デッキ]]では使いにくく、弱いカードは[[タッチ]]にも使いやすい。同じ[[点数で見たマナ・コスト]]のもので比較した場合、色拘束が強いカードのほうが[[カードパワー]]は高い傾向にある。 | 一般に、色拘束の強い[[カード]]は[[多色デッキ]]では使いにくく、弱いカードは[[タッチ]]にも使いやすい。同じ[[点数で見たマナ・コスト]]のもので比較した場合、色拘束が強いカードのほうが[[カードパワー]]は高い傾向にある。 | ||
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− | [[嵌め乗りの滑空者/Snapsail Glider]]はどんな色のデッキでも使える(=色拘束が弱い)が、[[飛行]] | + | [[嵌め乗りの滑空者/Snapsail Glider]]はどんな色のデッキでも使える(=色拘束が弱い)が、[[飛行]]を[[得る]]には条件を満たさなければならず、[[風のドレイク/Wind Drake]]の性能に劣る。[[空のスピリット/Sky Spirit]]は[[白マナ]]と[[青マナ]]が同時に出せるデッキでなければ使えない(=色拘束が強い)反面、飛行に加えて[[先制攻撃]]を持っており、風のドレイクの性能に勝る。 |
*「マナ拘束」や「色マナ拘束」と言う場合もある。ただし、マナ拘束には別の意味もあるので、色拘束と呼ばれる方が多い。→[[マナ拘束]] | *「マナ拘束」や「色マナ拘束」と言う場合もある。ただし、マナ拘束には別の意味もあるので、色拘束と呼ばれる方が多い。→[[マナ拘束]] | ||
− | *[[単色デッキ]]である場合、基本的には色拘束の強さは特に気にしなくてもよい。ただし、[[無色マナ]]しか出ない[[マナ基盤]] | + | *[[単色デッキ]]である場合、基本的には色拘束の強さは特に気にしなくてもよい。ただし、[[無色マナ]]しか出ない[[マナ基盤]]や、色マナを生み出すのに[[リソース]]の消費を伴うマナ基盤([[ペインランド]]など)を採用する場合などは、少しは考える必要があるだろう。 |
+ | *[[マナ・コスト]]の色拘束以外が全く同性能である二つのカードを比較すると、色拘束が弱いカードは色拘束が強いカードの[[上位互換]]になる。 | ||
+ | **[[彩色]]や[[信心]]との相互作用を考えると、色拘束が強いカードの方が有利になる場合がある。 | ||
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2013年9月30日 (月) 21:57時点における版
色拘束(Colored-Mana Requirement)とは、呪文や能力のコストに含まれる色マナの数の多寡のこと。数が多い場合は「色拘束が強い/きつい/濃い」、少ない場合は「色拘束が弱い/緩い/薄い」などと表現される。
解説
一般に、色拘束の強いカードは多色デッキでは使いにくく、弱いカードはタッチにも使いやすい。同じ点数で見たマナ・コストのもので比較した場合、色拘束が強いカードのほうがカードパワーは高い傾向にある。
- 例:風のドレイク/Wind Drakeを基準に嵌め乗りの滑空者/Snapsail Glider、空のスピリット/Sky Spiritらを比較した場合
Snapsail Glider / 嵌め乗りの滑空者 (3)
アーティファクト クリーチャー — 構築物(Construct)
アーティファクト クリーチャー — 構築物(Construct)
金属術 ― 嵌め乗りの滑空者は、あなたがアーティファクトを3つ以上コントロールしているかぎり飛行を持つ。
2/2嵌め乗りの滑空者/Snapsail Gliderはどんな色のデッキでも使える(=色拘束が弱い)が、飛行を得るには条件を満たさなければならず、風のドレイク/Wind Drakeの性能に劣る。空のスピリット/Sky Spiritは白マナと青マナが同時に出せるデッキでなければ使えない(=色拘束が強い)反面、飛行に加えて先制攻撃を持っており、風のドレイクの性能に勝る。
- 「マナ拘束」や「色マナ拘束」と言う場合もある。ただし、マナ拘束には別の意味もあるので、色拘束と呼ばれる方が多い。→マナ拘束
- 単色デッキである場合、基本的には色拘束の強さは特に気にしなくてもよい。ただし、無色マナしか出ないマナ基盤や、色マナを生み出すのにリソースの消費を伴うマナ基盤(ペインランドなど)を採用する場合などは、少しは考える必要があるだろう。
- マナ・コストの色拘束以外が全く同性能である二つのカードを比較すると、色拘束が弱いカードは色拘束が強いカードの上位互換になる。
一覧
色マナの数 | 名称 | 初出 | 備考 |
---|---|---|---|
1 | シングルシンボル | アルファ | |
2 | ダブルシンボル | アルファ | |
3 | トリプルシンボル | アルファ | 少ない |
4 | クァドラプルシンボル | アルファ | かなり少ない |
5 | クウィンタプルシンボル | メルカディアン・マスクス | 単色カードは1種のみ存在(→ラッシュウッドの精霊/Rushwood Elemental) 混成カードを含めると11種存在 |
6 | セクスタプルシンボル | マナ・コストではイーブンタイド マナ・コスト以外を含めるとオデッセイ |
マナ・コストでは1種のみ存在(→尊原初/Primalcrux) マナ・コスト以外を含めると3種存在 |
8 | オクタプルシンボル | エルドラージ覚醒 | 1種のみ存在(→カルニのハイドラ/Khalni Hydra) |
- 基本セット2013現在
- 銀枠では黒マナ・シンボル15個のカードあり。