Kaja Foglio
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彼女は昔からお話を作ったり絵を描いたりするのが得意ではあったが、「天文学か歴史調査か、でなければ劇場で働きたい」と思っていたという。彼女の行き先を決めたのは母親の「あなたは芸術家になりなさい」という強い押しで、回りまわって[[アラビアンナイト]]にはじまり、[[ダークスティール]]にも参加していたりとマジックと縁が深い人物である。 | 彼女は昔からお話を作ったり絵を描いたりするのが得意ではあったが、「天文学か歴史調査か、でなければ劇場で働きたい」と思っていたという。彼女の行き先を決めたのは母親の「あなたは芸術家になりなさい」という強い押しで、回りまわって[[アラビアンナイト]]にはじまり、[[ダークスティール]]にも参加していたりとマジックと縁が深い人物である。 | ||
− | 全盛期は[[アイスエイジ]]から[[テンペスト]]あたりではあるが、古いセットのほうが彼女らしい(Foglio夫妻らしい?)アメコミタッチを見ることができる。[[雷鳴の杖/Thunderstaff]] | + | 全盛期は[[アイスエイジ]]から[[テンペスト]]あたりではあるが、古いセットのほうが彼女らしい(Foglio夫妻らしい?)アメコミタッチを見ることができる。[[ダークスティール]]で登場した[[雷鳴の杖/Thunderstaff]]({{Gatherer|id=50530}})はファンにとっては久しぶりのカードであったが、それまでの芸風とは一種変わった「普通の」イラストであるのは残念な気もする。 |
2005年現在の最新作は[[アリーナ・リーグプロモ]]の1枚である[[Granny's Payback]]の絵違い版である。[[アンヒンジド]]での復活が望まれていたが果たされなかっただけに、意外な復活に度肝を抜かれた人もいるだろう。 | 2005年現在の最新作は[[アリーナ・リーグプロモ]]の1枚である[[Granny's Payback]]の絵違い版である。[[アンヒンジド]]での復活が望まれていたが果たされなかっただけに、意外な復活に度肝を抜かれた人もいるだろう。 | ||
− | メジャーカードは、現在も[[エターナル]]で猛威を振るっている[[Mishra's Workshop]]({{Gatherer|id=202578}})、[[サブゲーム]]の代名詞[[Shahrazad]]({{Gatherer|id=980}})、[[剣を鍬に/Swords to Plowshares]]([[アイスエイジ]]{{Gatherer|id=2714}})、サイドボードによく潜んでいた[[水流破/Hydroblast]]({{Gatherer|id=2508}})・[[紅蓮破/Pyroblast]]({{Gatherer|id=2549}})等がある。その他にも[[石臼/Millstone]]([[第6版]] | + | メジャーカードは、現在も[[エターナル]]で猛威を振るっている[[Mishra's Workshop]]({{Gatherer|id=202578}})、[[サブゲーム]]の代名詞[[Shahrazad]]({{Gatherer|id=980}})、[[剣を鍬に/Swords to Plowshares]]([[アイスエイジ]]{{Gatherer|id=2714}})、サイドボードによく潜んでいた[[水流破/Hydroblast]]({{Gatherer|id=2508}})・[[紅蓮破/Pyroblast]]({{Gatherer|id=2549}})等がある。その他にも[[石臼/Millstone]]([[第6版]]{{Gatherer|id=14782}})、[[ボトルのノーム/Bottle Gnomes]]([[テンペスト]]{{Gatherer|id=4598}})、[[魔力流出/Energy Flux]]([[第5版]]{{Gatherer|id=3904}})等があげられる。 |
全般的にコミカルな画風が目立つが、シリアスな画風のものもある。例として[[ジョルレイル/Jolrael]]誕生の切っ掛けとなった[[魂の絆/Spirit Link]]({{Gatherer|id=4161}})や、[[風の精/Wind Spirit]]({{Gatherer|id=3957}})などがあげられる。 | 全般的にコミカルな画風が目立つが、シリアスな画風のものもある。例として[[ジョルレイル/Jolrael]]誕生の切っ掛けとなった[[魂の絆/Spirit Link]]({{Gatherer|id=4161}})や、[[風の精/Wind Spirit]]({{Gatherer|id=3957}})などがあげられる。 |
2013年6月15日 (土) 11:04時点における版
カヤ・フォグリオ(Kaja Foglio)は、マジックのイラストレーターの1人。1970年生まれ。草創期から現在まで多種多様なカードイラストを手がけている。
彼女は昔からお話を作ったり絵を描いたりするのが得意ではあったが、「天文学か歴史調査か、でなければ劇場で働きたい」と思っていたという。彼女の行き先を決めたのは母親の「あなたは芸術家になりなさい」という強い押しで、回りまわってアラビアンナイトにはじまり、ダークスティールにも参加していたりとマジックと縁が深い人物である。
全盛期はアイスエイジからテンペストあたりではあるが、古いセットのほうが彼女らしい(Foglio夫妻らしい?)アメコミタッチを見ることができる。ダークスティールで登場した雷鳴の杖/Thunderstaff(イラスト)はファンにとっては久しぶりのカードであったが、それまでの芸風とは一種変わった「普通の」イラストであるのは残念な気もする。
2005年現在の最新作はアリーナ・リーグプロモの1枚であるGranny's Paybackの絵違い版である。アンヒンジドでの復活が望まれていたが果たされなかっただけに、意外な復活に度肝を抜かれた人もいるだろう。
メジャーカードは、現在もエターナルで猛威を振るっているMishra's Workshop(イラスト)、サブゲームの代名詞Shahrazad(イラスト)、剣を鍬に/Swords to Plowshares(アイスエイジイラスト)、サイドボードによく潜んでいた水流破/Hydroblast(イラスト)・紅蓮破/Pyroblast(イラスト)等がある。その他にも石臼/Millstone(第6版イラスト)、ボトルのノーム/Bottle Gnomes(テンペストイラスト)、魔力流出/Energy Flux(第5版イラスト)等があげられる。
全般的にコミカルな画風が目立つが、シリアスな画風のものもある。例としてジョルレイル/Jolrael誕生の切っ掛けとなった魂の絆/Spirit Link(イラスト)や、風の精/Wind Spirit(イラスト)などがあげられる。
Phil Foglioの妻であり、よきパートナーでもある。初仕事であるアラビアンナイトのイラスト製作と結婚式が重なってしまい、その頃のことはよく覚えていないのだという。彼と合作で手がけたミシュラの工廠/Mishra's Factoryはそのカード自身の価値、4種類の春夏秋冬を描いたカードのコレクション性もあいまって現在でも愛されている。その他にも、Mirror Mirror(イラスト)や、Eureka(イラスト)など夫婦でつながりのある作品があり、遊び心が見て取れる。
- Margaret Organ-Keanが描いたAutumn Willowは彼女がモデルである。