本文へ移動 ナビゲーションへ移動 検索へ移動

月の大魔術師/Magus of the Moon

提供: MTG Wiki
Magus of the Moon / 月の大魔術師 (2)(赤)
クリーチャー — 人間(Human) ウィザード(Wizard)
基本でない土地は山(Mountain)である。
2/2

時のらせん、次元の混乱に続いて登場した、未来予知の大魔術師サイクル。赤は血染めの月/Blood Moon。

他の大魔術師と同様、クリーチャーとなったことで除去されやすくなってしまっているのは、大きなデメリットである。赤のカードを全く採用していないデッキ相手ならともかく、赤は火力の色であるため、基本でない土地を軒並み山に変えたとしても火力呪文を封じ込めることができず、一発の火力で撃沈してしまう恐れがある。

そういった面では、エンチャントである血染めの月の方が、マナ基盤をロックすることを重視するならば信頼性も高く有効である。特に、登場時は元となった血染めの月そのものがスタンダードに残っていたため、「使いにくいクリーチャーでも我慢して使う」必要が無かった上、3マナと軽めなおかげで、「クリーチャーであるが故のメリット」、つまりリアニメイトもあまり意味が無いのも痛かった。

しかしながら、3マナ2/2と言うそこそこのサイズのクリーチャーということで戦闘で役立つようになったのは見逃せない利点である。これ自体は戦力としてはさほど優秀ではないものの、対戦相手を減速させることで相対的に展開を有利にできる強みを買われて、ビートダウンで採用されることも少なくない。コントロール寄りのデッキでは前述通り血染めの月のほうが優先されがちだが、メインデッキから採用する上では腐りにくいこちらの方が優れているといえる。またメインがノンクリーチャーであるデッキのサイドボードに採用することで、基本でない土地対策と同時にアグレッシブ・サイドボーディング風な運用が期待できることも覚えておきたい。

時のらせんブロック+ローウィン=シャドウムーア・ブロックのスタンダード環境では、優秀な基本でない土地が多く見られたため、それらのカードに依存するデッキに対しては非常に強力であった。これを除去するために殺戮の契約/Slaughter Pactを投入したり、あるいは山にされた土地からの赤マナで唱えることの出来る分割カードや混成カードを投入したりするデッキもあったほど。

モダンやレガシーでも引き続き強力ではあるが、クリーチャー除去が強い環境なので通常は血染めの月のほうが優先される。しかし異界の進化/Eldritch Evolutionや集合した中隊/Collected Companyなどで直接戦場に出せるメリットも大きいため、そういったデッキが基本土地を多めに投入してこちらを優先的に採用することも多い。人間シナジーを活かしてWinota & Taxesに採用されることもある。ただ、そちらのデッキでは流刑への道/Path to Exileで相手に出させた基本土地に干渉できないというディスシナジーが形成されるため、注意が必要。

ヒストリックでは久遠の終端実装と同時に禁止指定を受けていたが、2026年に解除される[1]。パイロゴイフ/Pyrogoyfを擁する赤系のデッキが一定数存在する他、水耕栽培の設計者/Hydroponics Architectを擁する青黒系のデッキに刺さりづらいというデジタルフォーマットゆえの事情もあり、突出して強力というわけではないが、湧き出る源、ジェガンサ/Jegantha, the Wellspringが使用可能なフォーマットということでシングルシンボルである点は評価の余地がある。

タイムレスでも「赤系のデッキが環境に一定数存在する」「水耕栽培の設計者/Hydroponics Architectが多用されるため赤系でないデッキにも刺さりづらい」という事情は同様。夢の巣のルールス/Lurrus of the Dream-Denが使用可能なフォーマットなので赤の軽いカードを軸とするデッキでは採用しづらいが、赤単プリズンではしばしば採用が見られる。

  • 種類別の話をするときによく名前の挙がるカードのひとつ。クリーチャーゆえ本家血染めの月よりも他の継続的効果と相互作用を起こしやすい。激しい叱責/Dress Downなどで月の大魔術師が能力を失う継続的効果を受けても、タイプ変更効果である第4種の後に能力を得る/失う効果である第6種を適用するため、基本でない土地が山である事は変わらない。これはタイムスタンプ以前の適用順なので、月の大魔術師と激しい叱責のどちらが先に戦場に出たか、この相互作用が発生する前/後に戦場に出た土地であるかは関係ない。

"200805002121515040131515140180919051902008050021215150401315151400718152319. Break. Message repeats. 20080500212151504..."

― Numbers station transmission
これをアルファベットに数字を1から順番に当てはめた「A1Z26」と呼ばれる暗号方式で換字していくと次の通りになる。ただし区切りを表す「00」が今回は「0」になっているので、文章が破綻しないように工夫する必要がある。

the blood moon rises the blood moon grows.

関連カード

[編集]

サイクル

[編集]

未来予知の大魔術師サイクル。過去の強力なエンチャントと同じ効果の能力とマナ・コストを持つ。括弧内は元になったカード。

脚注

[編集]

参考

[編集]