躊躇/Hesitation

提供:MTG Wiki

移動: 案内, 検索

Hesitation / 躊躇 (1)(青)
エンチャント

プレイヤー1人が呪文を唱えたとき、躊躇を生け贄に捧げ、その呪文を打ち消す。


打ち消し予約、という感じの牽制用エンチャントマナ・コスト的にも当時の一般的な打ち消し呪文と大差なく、そういう意味でも「予約」の感覚が強い。

パーマネントという形で情報が公開されているので、大抵は対戦相手に「打ち消されても構わない(通常なら打ち消さない)呪文」で1対1交換をされて終わりになる。つまり、「呪文を吟味して打ち消す」という本来の打ち消しの使い方ができない弱点を持っている。

また自分のターンマナを使うため、相手のターンに他の打ち消し呪文用のマナが足りなくなって、本当に打ち消すべきマストカウンター通されてしまう危険もある。見えていない打ち消しに「躊躇」したかもしれないはずが、かえって相手の加速を招いてしまうわけである。

さらに自分の呪文にも反応してしまうため、自分が不利な状況だと次の一手が打てなくなってしまう。こういった状況では使わないように注意すること。

  • これも一種の「相手に選択権のある呪文」と言えるだろう。だが、ほぼ確実に1対1交換でき、マナに余裕のある時に先置き出来る点は嬉しい。
  • これの能力は強制であるため、もし「打ち消されない」呪文がプレイされたとしても、それに対してこれの能力は無駄に使われてしまう。だが、相手がそういうカードを引くまで待ってくれるならば、これは十分役に立っているといえるだろう。
  • これと同じコンセプトのカードとして、後に行き詰まり/Standstillが作られている。そちらは「呪文を使ったら、相手にカードを3枚引かせる」という形になっている。
  • 1999年3月に出されたエラッタで、一時期、生け贄に捧げた場合のみ効果が発揮するように変更されていたが、2012年1月のオラクル更新で生け贄に捧げなくても効果を発揮するように戻された。
  • 1マナ増えて対戦相手の呪文限定になると月の力/Lunar Force

[編集] 参考

QR Code.gif