基本土地タイプ
提供:MTG Wiki
基本土地タイプ/Basic Land Typeとは、平地、島、沼、山、森の5つの土地タイプのこと。
Convincing Mirage / 見紛う蜃気楼 (1)(青)
エンチャント — オーラ(Aura)
エンチャント — オーラ(Aura)
エンチャント(土地)
見紛う蜃気楼が戦場に出るに際し、基本土地タイプを1つ選ぶ。
エンチャントされている土地は選ばれたタイプである。
基本土地タイプを持つ土地は、それぞれのタイプに対応するマナ能力を持つ。それぞれ平地は白マナ、島は青マナ、沼は黒マナ、山は赤マナ、森は緑マナを出す。
「基本土地」という用語もあるが、これは「基本」という特殊タイプであり、基本土地タイプと直接関係はない。基本土地タイプを持つ基本土地でない土地も存在するし、基本土地タイプを持たない基本土地も存在する。
- 「基本土地タイプを持つ土地」を参照する効果ならば前者のカード群も対応しており、逆に後者のカードが対応範囲外となる。
- 荒地/Wastesは基本土地タイプを持たない基本土地である。「荒地」という基本土地タイプが存在するわけではない。
- 基本土地タイプが、1つの土地に2つ以上存在していてもよい。デュアルランドがまさにその例である。
土地に基本土地タイプを与える能力が存在する。基本土地タイプを設定(変更)するもの(血染めの月/Blood Moonなど)と、基本土地タイプを追加するもの(夜のとばり/Blanket of Nightなど)があるが、それぞれ異なる挙動を示す。
- 基本土地タイプを設定(変更)された土地は、古い基本土地タイプやルール文章、あるいはコピー効果から得ている能力をすべて失う。そして、新たな基本土地タイプによって得られるマナ能力を得る。
- 基本土地タイプを追加された土地は、本来の土地タイプやルール文章を失うことはない。それに加えて基本土地タイプと、対応したマナ能力を得る。
- R&D Playtest cardsで6種類目となる基本土地タイプ「Cloud」が登場した(Barry's Land (playtest))。といっても総合ルールに追加されたわけではないので、通常のゲームで考慮する必要はない。
[編集] 変遷
- 以前は"Basic Land"を「基本地形」と訳していたのに合わせ、「基本地形タイプ」と訳されていたが、日本語版総合ルールで変更され、その後第9版で実際のカード表記も変更された。おそらく、Landの訳語を「土地」に統一するためと、土地タイプの一種であることを分かりやすくするためであろう。
- 基本土地タイプの設定による土地タイプやルール文章の喪失は、以前は「基本土地タイプが変わった土地」にのみ適用されていた。これは同じ基本土地タイプに設定された土地(例:血染めの月が戦場にある状態の狂気盲いの山/Madblind Mountain)は、基本土地タイプが変わっていないので土地タイプやルール文章を失わないと解釈でき、ひどく直感的でないことから、2011年2月の総合ルール更新で「基本土地タイプが設定された土地」に変更された。
[編集] 基本土地タイプを持つ土地の一覧
これらは基本土地タイプを参照する各種効果の影響を受ける(土地渡り、版図、フェッチランドなど)。
[編集] 参考
引用:総合ルール 20231117.0
引用:総合ルール 20231117.0
- 3 カード・タイプ
- 305 土地
- 305.7 何らかの効果により土地タイプがいずれかの基本土地タイプに定められた場合、その土地は以降古い土地タイプを持たない。ルール・テキスト、元の土地タイプ、その土地に影響しているコピー可能な効果によって得られていた能力を全て失い、その基本土地タイプが持つマナ能力を得ることになる。ただし、これは他の効果によりその土地が得た能力を取り除くわけではない。土地タイプの設定は、その土地が持つカード・タイプ(「クリーチャー」など)や特殊タイプ(「基本」や「伝説の」「氷雪」など)を変更しない。土地が現在の土地タイプに加えて新たな土地タイプを得た場合、それはこれまでの土地タイプとルール・テキストを持ち、それに加えて新しい土地タイプとマナ能力を得る。
- 305 土地