腐食の荒馬/Caustic Bronco

提供:MTG Wiki

移動: 案内, 検索

Caustic Bronco / 腐食の荒馬 (1)(黒)
クリーチャー — 蛇(Snake) 馬(Horse) 乗騎(Mount)

腐食の荒馬が攻撃するたび、あなたのライブラリーの一番上にあるカード1枚を公開し、あなたの手札に加える。腐食の荒馬が騎乗された状態でないなら、あなたはそのカードのマナ総量に等しい点数のライフを失う。騎乗された状態なら、各対戦相手はそれぞれそのカードのマナ総量に等しい点数のライフを失う。
騎乗3(あなたがコントロールしていてこれでない望む数のクリーチャーを、それらのパワーの合計が3以上になるように選び、タップする:ターン終了時まで、この乗騎(Mount)は騎乗された状態になる。騎乗はソーサリーとしてのみ行う。)

2/2

攻撃時に闇の腹心/Dark Confidantのような手札補充が発生する乗騎騎乗された場合はライフロス自分ではなく各対戦相手が受ける。

騎乗しない場合はライフロスというデメリットこそあれど、攻撃するたびに無条件で手札を増やせるのは2マナクリーチャーとしては強力である。サイズはさほど大きくなく、ブロックされ倒されやすいので、除去回避能力を付与する手段でサポートできるよう意識するとよい。

騎乗する場合・しない場合で、相性の良いマナ総量の大小が逆になる点が特徴的。単純な手札補充要員として見るか、大量ライフロスによるコンボパーツに使うか、構築段階で役目をはっきりさせておきたい。

プロツアー『サンダー・ジャンクション』では、限りない強欲/Insatiable Avarice終末の影/Shadow of Mortality積み込み、騎乗で15点ライフロスを狙う『オルゾフ荒馬(Orzov Bronco)』という地雷デッキが2名に持ち込まれ、片方は最終成績18位という結果を残した[1][2]。後に環境の研究が進むと、ゴルガリ・ミッドレンジエスパー・ミッドレンジにも採用されるケースが増えた。

ヴィンテージにおいても青黒コントロールに採用される。闇の腹心と異なり攻撃しなければならないというハンデはあるが、そちらと違いタフネス2であるためオークの弓使い/Orcish Bowmastersの能力一発では倒されない点は大きい。ライフがきつくなれば攻撃しなければよいというのもメリットといえばメリットだろう。

[編集] 関連カード

[編集] サイクル

サンダー・ジャンクションの無法者レア乗騎サイクル。各1枚ずつと緑白多色に1枚、計6枚存在する。

[編集] 脚注

  1. Pro Tour Thunder Junction Standard Metagame Breakdown/プロツアー『サンダー・ジャンクション』メタゲームブレイクダウン(magic.gg 2024年4月26日 Frank Karsten著)
  2. Pro Tour Thunder Junction Day Two Highlights/プロツアー『サンダー・ジャンクション』2日目の注目の出来事(magic.gg 2024年4月27日 Corbin Hosler著)

[編集] 参考

QR Code.gif