略奪者、カンバー/Kamber, the Plunderer
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陽動する者、ロリーン/Laurine, the Diversionと共闘する伝説のクリーチャー。対戦相手のクリーチャーが死亡するたびにライフと血を得る。
比較的緩い条件で血トークンを生成し続けられるため、血やアーティファクトとのシナジーを持つカードと組み合わせやすい。特に統率者戦などの多人数戦では戦場にクリーチャーが並びやすいため誘発条件に困らず、全体除去を使えば膨大な量の血トークンを生成可能。わずかとはいえライフが回復する点もライフをリソースに変換することが得意な黒にとってはありがたい。これを統率者にせず、除去を有効活用できたり血を活かせるような統率者のメインデッキに採用しても活躍が期待できる。
共闘先のロリーンとは使嗾により攻撃させたクリーチャーが討たれた場合、血トークンを生成することであちらの起動コストを補填できるというシナジーを形成する。1対1の状況にもつれ込んだ場合は小型クリーチャーを釣りだして絆魂の糧とすることが可能。ただし、使嗾したクリーチャーの攻撃がスルーされたり、追放など死亡しない形での除去を受けた場合は血が生成されないため、生け贄供給源としての過度の期待は禁物。
[編集] ストーリー
カンバー/Kamber(イラスト)はイニストラード/Innistradに住む吸血鬼/Vampire。人間/Humanのロリーン/Laurineと共に盗賊を働いている。
カンバーとロリーンは全てを理解した上で盗みを行う。ロリーンが略奪先を偵察して陽動を担当する一方、カンバーが獲物を手に入れるのだ。しかしながら、ふたりは墓所の中で眠る数千歳の吸血鬼に対する釈明に失敗した。長年の相棒が、自分を喰らいたいという誘惑に負けてしまうかもしれないという厄介な考えをロリーンは振り払えずにいる。だがイニストラードの高名な墓荒し二人組を解散させるには、少々の吸血衝動では足りないようだ。