ホマリッドの探検者/Homarid Explorer
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Homarid Explorer / ホマリッドの探検者 (3)(青)
クリーチャー — ホマリッド(Homarid) スカウト(Scout)
クリーチャー — ホマリッド(Homarid) スカウト(Scout)
ホマリッドの探検者が戦場に出たとき、プレイヤー1人を対象とする。そのプレイヤーはカードを4枚切削する。
3/3時のらせんから実に12年ぶりに現れた7枚目のホマリッド。ETB能力として4枚分のライブラリー破壊を行う。
戦場では4マナ3/3のバニラであり、リミテッドでも積極的に使いたいカードパワーとは言い難いが、ドミナリアの青のコモンでは貴重なサイズであり、デッキの方向性によっては採用しうるか。ドミナリアのリミテッド環境下でライブラリー破壊能力を持つカードは、他にはアンコモンの精励する発掘者/Diligent Excavatorや記憶の意義/Weight of Memoryなど選択肢が限られており、ライブラリーアウト戦略を取るのは難しい。そのため、もっぱら自分の墓地肥やしや、占術などのライブラリー操作を妨害する目的で使うことになるだろう。
[編集] 開発秘話
このカードがドミナリアに収録された背景には、熱心なホマリッドファンの存在の影響があった。あるとき彼はジグソーパズルを作成し、4つに分けてクリエイティブチームへと送った。パズルが組み立てられると、ホマリッドに関連したイラスト(Homarid2種、Deep Spawn、Homarid Spawning Bedの4種)と「帝国は落ちるが流れは昇る」というメッセージが現れるものだった。
Ethan Fleischerはこの話を記憶しており、「ドミナリアに入れなければならないもの」を列挙する際にホマリッドを挙げた。パズルのことを聞いたMark Rosewaterは、すぐにホマリッドを入れることを決めた。ファンの熱意が後のカードセットに影響を与えた貴重なエピソードである。[1]
- 「帝国は落ちるが流れは昇る/Empires Fall But Tides Shall Rise.」とは、フォールン・エンパイアのストーリーにおける帝国の滅亡(Fallen Empires)と、潮汐が満ちてホマリッドが隆盛する(Homaridは潮汐(tide)カウンターを用い、潮が満ちた(Rise)ときに強くなる。)ことをひっかけた、洒落た一文である。
[編集] 参考
- ↑ 『ドミナリア』での話 その2(Making Magic 2018年4月23日)