禿鷹ゾンビ/Vulturous Zombie

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[[ラヴニカ:ギルドの都]]で登場した、[[植物]]なのに[[ゾンビ]]という良くわからない[[クリーチャー]]の内の1つ。しかも名前からすると[[]]。
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[[対戦相手]][[墓地]]にカードが落ちるたびに[[強化]]される[[黒緑|ゴルガリカラー]][[フライヤー]]。
  
どの領域からでも、相手の[[墓地]]に[[カード]]が落ちるたび大きくなっていく。
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どの[[領域]]から墓地に落ちても強化されるので、積極的に大きくしていく手段としては、[[手札破壊]][[打ち消す|カウンター]]、各種[[除去]][[ライブラリー破壊]]などが挙げられる。これ以外に、[[対戦相手]]の[[インスタント]]や[[ソーサリー]]が[[解決]]し墓地にいくだけでも[[能力]]は[[誘発]]する。相手によっては、放っておいても勝手に大きくなるだろう。また、[[不可思の一瞥/Glimpse the Unthinkable]]や[[心の傷跡/Traumatize]]を使えば一気に2桁パワーの怪物に仕立てることも可能。ただし[[除去]]には注意したい。
積極的に大きくしていく手段としては、
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*[[手札破壊]]
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*[[カウンター]]
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*各種[[除去]]
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*[[ライブラリー破壊]]
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などが挙げられる。
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*これに対して撃たれた[[火力]][[呪文]]などは、その解決順に注意が必要。単に火力と言っても、[[ショック/Shock]]と[[炎の印章/Seal of Fire]]でも結果は異なる。
これ以外に、相手の[[インスタント]][[ソーサリー]]が解決し墓地にいくだけでも能力は誘発する。
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**例えば、あと2点のダメージで破壊される状態では、ショックの場合は強化される前に2点ダメージを受けて[[状況起因処理]]で破壊されるが、炎の印章の場合は強化された後に2点ダメージを受けるので生き残る。
相手によっては、放っておいても勝手に大きくなるだろう。
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*自分の[[墓地]]は関係が無いので、[[ゴルガリ団/The Golgari]]の特性である[[発掘]]との[[シナジー]]が期待できないのは残念である。
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*ゴルガリ団のカードでありながら、[[ディミーア家/House Dimir|ディミーア]]のカードと相性が良い。
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*[[植物]]・[[ゾンビ]]という珍しい組み合わせの[[クリーチャー・タイプ]]を持ち、さらにどちらのクリーチャー・タイプでも珍しい[[飛行]]を持つ変わったクリーチャー([[飛行]]を持つ[[植物]]はこれだけ)である。
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**[[John Carter]]はこのカードに関する質問を答える際に、アンデッドの低木(枝葉)が飛んでいることをネタにしている(→[http://www.wizards.com/Magic/Magazine/Article.aspx?x=mtgcom/daily/jc85 States, Provinces, Territories, and Crazyville]、[http://www.wizards.com/Magic/Magazine/Article.aspx?x=mtgcom/daily/jc85 Friends Like These]参照)。
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*「Vulturous」は「(禿鷹のように)貪欲な、強欲な」といった意味。日本語[[カード名]]では一見「アンデッドの禿鷹」と誤解を招くような訳語となっている。
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*[[中国語版]]では中国の国内法の都合でイラストが差し換えられている。中国語版のイラストは[http://www.wizards.com/magic/images/mtgcom/arcana300/AltArtVulturous.jpg こちら]で見ることができる。分かりづらいが、眼球が描き加えられている。
  
また、[[不可思の一瞥/Glimpse the Unthinkable]]や[[心の傷跡/Traumatize]]を使えば一気に2桁パワーの怪物に仕立てることも可能。ただし除去には注意しよう。
 
 
自分の[[墓地]]は関係が無いので、[[ゴルガリ団/The Golgari]]の特性である[[発掘]]との[[シナジー]]が期待できないのは残念。
 
まあ、そうなれば壊れてしまうので仕方ないのだろう。
 
 
*これに対して撃たれた[[火力]][[呪文]]などは、その解決順に注意が必要。
 
単に火力と言っても、[[ショック/Shock]]と[[炎の印章/Seal of Fire]]でも結果は異なる。
 
**例えば、あと2点のダメージで破壊される状態で、ショックでは強化される前に2点ダメージを受けて[[状況起因効果]]で倒されるが、炎の印章では強化された後に2点ダメージを受けるので生き残る。
 
*[[ゾンビ]]で初めから[[飛行]]を持っているのはこれを入れて5体で、そのうちの3体は[[鳥]]、[[ドレイク]]、[[騎士]]のサブタイプも持っている。また、[[植物]]で[[飛行]]を持っているのはこれだけである([[未来予知]]現在)。
 
*ゴルガリ団のカードなのに、[[ディミーア家/House Dimir|ディミーア]]のカードと相性のいい珍妙な1枚。
 
 
==参考==
 
==参考==
*[[カード個別評価:ラヴニカブロック]]
+
*[[カード個別評価:ラヴニカ:ギルドの都]] - [[レア]]

2021年4月7日 (水) 16:52時点における最新版


Vulturous Zombie / 禿鷹ゾンビ (3)(黒)(緑)
クリーチャー — 植物(Plant) ゾンビ(Zombie)

飛行
いずれかの領域から対戦相手の墓地にカードが1枚置かれるたび、禿鷹ゾンビの上に+1/+1カウンターを1個置く。

3/3

対戦相手墓地にカードが落ちるたびに強化されるゴルガリカラーフライヤー

どの領域から墓地に落ちても強化されるので、積極的に大きくしていく手段としては、手札破壊カウンター、各種除去ライブラリー破壊などが挙げられる。これ以外に、対戦相手インスタントソーサリー解決し墓地にいくだけでも能力誘発する。相手によっては、放っておいても勝手に大きくなるだろう。また、不可思の一瞥/Glimpse the Unthinkable心の傷跡/Traumatizeを使えば一気に2桁パワーの怪物に仕立てることも可能。ただし除去には注意したい。

  • これに対して撃たれた火力呪文などは、その解決順に注意が必要。単に火力と言っても、ショック/Shock炎の印章/Seal of Fireでも結果は異なる。
    • 例えば、あと2点のダメージで破壊される状態では、ショックの場合は強化される前に2点ダメージを受けて状況起因処理で破壊されるが、炎の印章の場合は強化された後に2点ダメージを受けるので生き残る。
  • 自分の墓地は関係が無いので、ゴルガリ団/The Golgariの特性である発掘とのシナジーが期待できないのは残念である。
  • ゴルガリ団のカードでありながら、ディミーアのカードと相性が良い。
  • 植物ゾンビという珍しい組み合わせのクリーチャー・タイプを持ち、さらにどちらのクリーチャー・タイプでも珍しい飛行を持つ変わったクリーチャー(飛行を持つ植物はこれだけ)である。
  • 「Vulturous」は「(禿鷹のように)貪欲な、強欲な」といった意味。日本語カード名では一見「アンデッドの禿鷹」と誤解を招くような訳語となっている。
  • 中国語版では中国の国内法の都合でイラストが差し換えられている。中国語版のイラストはこちらで見ることができる。分かりづらいが、眼球が描き加えられている。

[編集] 参考

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