狩るものヴォラシュ/Vorosh, the Hunter

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[[次元の混乱]]で登場した[[伝説の]][[ドラゴン]][[サイクル]]の1匹。
 
[[次元の混乱]]で登場した[[伝説の]][[ドラゴン]][[サイクル]]の1匹。
  
ぱっと見て目を疑い、改めて確認してもやっぱり色々とやりすぎな[[クリーチャー]]である。
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ぱっと見て目を疑い、改めて確認してもやっぱり色々とやりすぎな[[クリーチャー]]である。対抗色を含むとはいえ6[[マナ]]6/6[[飛行]]というスペックはともかく、一度でも攻撃が通れば2倍に膨れ上がる豪快さが素敵。[[サイクル]]の中でもかなり派手な部類で、12/12飛行になるのは[[ダークスティールの巨像/Darksteel Colossus]]も真っ青である。
対抗色を含むとはいえ6[[マナ]]6/6[[飛行]]というスペックはともかく、一度でも攻撃が通れば2倍に膨れ上がるわけのわからなさが素敵。
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[[サイクル]]の中でもかなり派手な部類で、12/12飛行は[[ダークスティールの巨像/Darksteel Colossus]]も真っ青である。
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といっても、その有り余る[[パワー]]が生きるかどうかはかなり怪しい。
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といっても、その有り余る[[パワー]]が生きるかどうかはかなり怪しい。相手が無防備と仮定したところで、結局3回は殴らなければならないので、大きくなる意味は爽快感以外に見出せそうにない。除去耐性も薄く、[[多色]]ゆえに[[プロテクション]]にも引っかかりやすい。また、その頼もしいサイズを持ってしても、初期状態では殴り負ける[[クリーチャー]]が環境に散見されるため、[[リアニメイト]]要員としても少々不安が残ってしまう。[[突然の死/Sudden Death]]に耐え、[[ボガーダンのヘルカイト/Bogardan Hellkite]]に焼かれない[[タフネス]]はえらいが、それだけならもっと良い[[クリーチャー]]がいる。
相手が無防備と仮定したところで、結局3回は殴らなければならないので、大きくなる意味は爽快感以外に見出せそうにない。
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除去耐性も薄く、[[多色]]ゆえに[[プロテクション]]にも引っかかりやすい。
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また、その頼もしいサイズを持ってしても、初期状態では殴り負ける[[クリーチャー]]が環境に散見されるため、[[リアニメイト]]要員としても少々不安が残ってしまう。
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[[突然の死/Sudden Death]]に耐え、[[ボガーダンのヘルカイト/Bogardan Hellkite]]に焼かれない[[タフネス]]はえらいが、それだけならもっと良い[[クリーチャー]]がいるわけで。
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もっとも、カウンターがいっぱい載ったファッティを見たい[[カジュアルプレイヤー]]には垂涎モノである。
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もっとも、カウンターがいっぱい載ったファッティを見たい[[カジュアルプレイヤー]]には垂涎モノである。さらに徹底するなら[[岩石樹の祈り/Stonewood Invocation]]を使って2ターンで殴り倒すことも。[[病的な憤激/Psychotic Fury]]で[[二段攻撃]]というのもなかなかにひどい。一度目の攻撃で能力を使えば合計18点でほぼ即死である。
さらに徹底するなら[[岩石樹の祈り/Stonewood Invocation]]を使って2ターンで殴り倒すことも。
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<!-- ヴォラシュをプレイ、次のターンに11/11飛行[[被覆]]で攻撃、12/12飛行でゲームエンド、という悪夢のような光景が一部で見られる……かもしれない。
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上の一文で十分です。 -->
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[[病的な憤激/Psychotic Fury]]で[[二段攻撃]]というのもなかなかにひどい。一度目の攻撃で能力を使えば合計18点でほぼ即死である。
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*サイクルに共通することだが、戦闘ダメージは1点でも良いため(特に自ら大きくなる関係上)[[トランプル]]がつけば、数回の攻撃でまず押し切ることが出来る。
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*サイクルに共通することだが、戦闘ダメージは1点でも良いため(特に自ら大きくなる関係上)[[トランプル]]がつけば、数回の攻撃でまず押し切ることができる。コイツだけは2発目以降も通しやすくなる。
コイツだけは2発目以降も通しやすくなる。
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*[[次元の混乱]]の[[伝説の]][[ドラゴン]]は、5体とも[[怒りの天使アクローマ/Akroma, Angel of Wrath|白いアクローマ]]と[[憤怒の天使アクローマ/Akroma, Angel of Fury|赤いアクローマ]]を相手にすると一方的に殺されてしまう。特にこれの場合、プロテクション(青)に思い切り引っかかって[[スクリブのレインジャー/Scryb Ranger]]で止まってしまうので、リアニメイトするにも微妙に中途半端である。
*[[怒りの天使アクローマ/Akroma, Angel of Wrath|次元の混乱]]の[[伝説の]][[ドラゴン]]は5体とも[[怒りの天使アクローマ/Akroma, Angel of Wrath|白いアクローマ]]と[[憤怒の天使アクローマ/Akroma, Angel of Fury|赤いアクローマ]]を相手にすると、一方的に殺されてしまう。
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*[[倍増の季節/Doubling Season]]が出ていれば、一度能力を使うだけで18/18飛行。すごい事はすごいがどう見てもやりすぎである。
特にこれの場合、プロテクション(青)に思い切り引っかかって[[スクリブのレインジャー/Scryb Ranger]]で止まってしまうので、リアニメイトするにも微妙に中途半端である。
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*[[倍増の季節/Doubling Season]]が出ていれば、一度能力を使うだけで18/18飛行。凄い事はすごいがどう見てもやりすぎである。
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*カードのどこを見ても、猛烈な[[オーバーキル]]感が漂う楽しげなクリーチャーである。
 
*カードのどこを見ても、猛烈な[[オーバーキル]]感が漂う楽しげなクリーチャーである。
  
 
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==関連カード==
<!-- ちょっと中立視点で修正してみました。問題があったら戻してください。 -->
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===サイクル===
 
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{{サイクル/次元の混乱の伝説のドラゴン}}
<!-- 誰もが[[能力]]を一目見て目を疑い、改めて確認した後は呆れるか爆笑するかのどちらかであろう。
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対抗色を含むとは言え6[[マナ]]6/6[[飛行]]と言うだけで十分な強さであるのに、一度攻撃が通れば12/12という化け物に膨れ上がる。
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しかも、その条件が僅か3マナ。緑にとってはあまりにも容易い条件である。
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単純にしてパワフル、且つ極めて強力。[[多色]]化の進んだ現状において、こいつは素晴らしく魅力的な[[フィニッシャー]]として活躍してくれる事だろう。 -->
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<!-- -[[除去]]に対する抵抗が皆無と思うかもしれないが、[[突然の死/Sudden Death]]にも耐える[[タフネス]]があるだけで[[時のらせんブロック]]では合格点と言えるだろう。
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更に緑には[[岩石樹の祈り/Stonewood Invocation]]と言う強烈なサポートがある。
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ヴォラシュ召喚→次のターンに11/11飛行[[アンタッチャブル]]で攻撃→ターン終了時に12/12飛行が残る、という悪夢のような光景が今後溢れかえるかもしれない。 -->
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==[[サイクル]]==
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[[次元の混乱]]の3色の[[伝説の]][[ドラゴン]]。
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1つの[[色]]を中心とした[[対抗色]]を[[マナ・コスト]]として必要とし、中心の色を含む3マナの能力を持つ。
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*[[報復するものオロス/Oros, the Avenger]]
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*[[夢見るものインテット/Intet, the Dreamer]]
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*[[収穫するものテネブ/Teneb, the Harvester]]
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*[[壊滅させるものヌーマット/Numot, the Devastator]]
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<!-- -[[狩るものヴォラシュ/Vorosh, the Hunter]] -->
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==参考==
 
==参考==

2008年7月8日 (火) 06:59時点における版


Vorosh, the Hunter / 狩るものヴォラシュ (3)(黒)(緑)(青)
伝説のクリーチャー — ドラゴン(Dragon)

飛行
狩るものヴォラシュがプレイヤー1人に戦闘ダメージを与えるたび、あなたは(2)(緑)を支払ってもよい。そうした場合、狩るものヴォラシュの上に+1/+1カウンターを6個置く。

6/6

次元の混乱で登場した伝説のドラゴンサイクルの1匹。

ぱっと見て目を疑い、改めて確認してもやっぱり色々とやりすぎなクリーチャーである。対抗色を含むとはいえ6マナ6/6飛行というスペックはともかく、一度でも攻撃が通れば2倍に膨れ上がる豪快さが素敵。サイクルの中でもかなり派手な部類で、12/12飛行になるのはダークスティールの巨像/Darksteel Colossusも真っ青である。

といっても、その有り余るパワーが生きるかどうかはかなり怪しい。相手が無防備と仮定したところで、結局3回は殴らなければならないので、大きくなる意味は爽快感以外に見出せそうにない。除去耐性も薄く、多色ゆえにプロテクションにも引っかかりやすい。また、その頼もしいサイズを持ってしても、初期状態では殴り負けるクリーチャーが環境に散見されるため、リアニメイト要員としても少々不安が残ってしまう。突然の死/Sudden Deathに耐え、ボガーダンのヘルカイト/Bogardan Hellkiteに焼かれないタフネスはえらいが、それだけならもっと良いクリーチャーがいる。

もっとも、カウンターがいっぱい載ったファッティを見たいカジュアルプレイヤーには垂涎モノである。さらに徹底するなら岩石樹の祈り/Stonewood Invocationを使って2ターンで殴り倒すことも。病的な憤激/Psychotic Fury二段攻撃というのもなかなかにひどい。一度目の攻撃で能力を使えば合計18点でほぼ即死である。

関連カード

サイクル

次元の混乱の3色の伝説のドラゴンサイクルマナ・コストは1つのを中心とした対抗色を必要とし、中心の色を含む3マナの能力を持つ。
統率者にも1枚ずつ収録され、統率者用の大判統率者カードも作られた。

参考

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