ラトスタイン翁/Old Rutstein

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2021年11月30日 (火) 00:24時点におけるPalmatumn (トーク | 投稿記録)による版
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Old Rutstein / ラトスタイン翁 (1)(黒)(緑)
伝説のクリーチャー — 人間(Human) 農民(Peasant)

ラトスタイン翁が戦場に出たときとあなたのアップキープの開始時に、カード1枚を切削する。これにより土地カードが切削されたなら、宝物(Treasure)トークン1つを生成する。これによりクリーチャー・カードが切削されたなら、緑の1/1の昆虫(Insect)クリーチャー・トークン1体を生成する。これによりクリーチャーでも土地でもないカードが切削されたなら、血(Blood)トークン1つを生成する。

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初代イニストラード・ブロックからフレーバー・テキストにたびたび登場していたラトスタインが遂にカード化。ETBアップキープの開始時に切削し、墓地に落ちたカードに応じて宝物か1/1の昆虫クリーチャートークン生成する伝説の人間にして、初の伝説の農民

生成されるトークンはいずれも爆発的な効果は発生しないが、毎ターン生成できるとなれば話は別。地道にアドバンテージを獲得しつつ、墓地を肥やしてくれるシステムクリーチャーとしての運用ができる。尻でっかちな性質上、同セットの古きもつれ樹/Ancient Lumberknotとは相性がよく、マナカーブも的確に繋がる。あちらはアンコモンであり、リミテッドでもこちらが確保できたならば揃えるのも難易度はそう高くない。

構築においても、地味ながら堅実にアドバンテージを稼ぐシステムクリーチャーとして採用するのが基本。元々黒緑は汎用性の高さと引き換えに爆発力が控えめに設定されたの組み合わせであり、獲得したアドバンテージを還元する方法も多数。昆虫トークンは死にやすいサイズなので、戦墓の再誕/Diregraf Rebirth軽いコスト唱えるのもそこまで難しくなく、血トークンや切削で墓地に落としたファッティリアニメイトさせるなどの応用もきく。他にもらしく生け贄に捧げるのもよし、宝物が手に入るのを利用して高マナ域のカードを早期に出すのもよし。安泰とまでは行かないが、構築で採用される火力をそれなりに耐えるタフネスも合わせ、場持ちの良さも売りのひとつ。

関連カード

サイクル

イニストラード:真紅の契りレアの2伝説のクリーチャーサイクル

ストーリー

ラトスタイン翁/Old Rutsteinイラスト)は、ケッシグ/Kessigで行商を行っている人間/Human。男性。

イニストラード/Innistradの超自然的な怪物と戦うには、特別な装備が必要だ。幽霊の横行とやり合うなら、狂暴な狼男/Werewolfと同じようにはいかない。そこでラトスタイン翁の出番だ。必要とする物があれば、彼は手に入れてくる――(彼いわく)どんな商人よりも適切な値段で。あらゆる形の、大きさの、素材の杭を揃えている。聖水が要る? 泉がひとつぶんある(いや、お前は行くことはできない)。詐欺師のような雰囲気を漂わせているかもしれないが、ラトスタイン翁は必ず必要なものを調達してくれる……大抵の場合は。

登場作品・登場記事

参考

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