テフェリー/Teferi

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(ドミナリアへの帰還6・7ぶんを記述。PW覚醒が来たらまた書き足します。たぶん。)
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[[ジェスカ/Jeska]]が[[オタリア/Otaria]]の裂け目を塞いでドミナリアの時間の混乱が収まるのを見届けると、長い付き合いであったジョイラに別れを告げ、「自分の足で歩いていく」旅に出た。
 
[[ジェスカ/Jeska]]が[[オタリア/Otaria]]の裂け目を塞いでドミナリアの時間の混乱が収まるのを見届けると、長い付き合いであったジョイラに別れを告げ、「自分の足で歩いていく」旅に出た。
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==[[ドミナリアブロック]]==
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時のらせんブロックから100年以上の月日が経った[[イクサランブロック]]と同じ時系列となる現在においても存命である。大修復前のプレインズウォーカーであったからか、それとも数々の経歴が影響したためか、一般の[[魔術師]]における長命の概念すら遥かに上回り、老化が極めて遅い(百年以上をかけて数十年程度しか老化していない)体質となっており、現在の外見は50代にしか見えない。
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プレインズウォーカーとしての灯こそ失ったものの、彼の時間魔道士としての能力は依然強力なものであり、物体を経年劣化させたり、一時的に人間の時間を止めて拘束したり、巨大な砂嵐を時の泡を用いて破壊したりと、多彩な魔法を使いこなす。
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ジャムーラを中心に各地を遍歴していたテフェリーは、ある時陰謀に巻き込まれ、出会ったことのない[[マケト]]という人物の殺害犯として、とある隊商から疑われることになる。やがて、言動の矛盾から最初に彼に接触してきたふたりの人物のうちの一人、[[クェンデ]]が真犯人だと推理した丁度そのとき、テフェリーはクェンデの凶刃に襲われることになる。
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実はクェンデは[[獅子将マギータ/Mageta the Lion]]の子孫であり、プロフェシーにおける[[キパム]]での戦いによってマギータの遺族には数百年もの間、仇として伝えられていた。そのような歪んだ教育を受けたクェンデは以前よりテフェリーを殺害すべく捜索しており、逆恨み同然の今回の凶行に及んだのだった。だが、事前に発生した砂嵐を破壊したことにより衰弱していたテフェリーを救ったのは、同じく最初に彼に接触してきたもうひとりの人物、スビラであった。ジャムーラ消失の真相を知る彼女はクェンデの前に立ち塞がり、その思考の数々の歪みを詰問すると、「何かやりがいのある事をしなさい」と告げてテフェリーとともに荷馬車に乗り込み、その場を堂々と立ち去った。
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数年後、隊商の用心棒としてスビラとともに活動していたテフェリーは、やがて彼女と結婚。一女ニアンビに恵まれるとともに、隊商で働くスビラの代わりにフェメレフのとある街で「主夫」として娘を育てていった。
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さらに50年ほど後、イクサラン・ブロックの時代。ウルザがジャムーラ消失に備えて製作しておいたアーティファクトのありかを発見したテフェリーは、立派に研究者として老成したニアンビに加え、再生されたウエザーライト号のクルーやリリアナ・ギデオンに助けられて、テフェリーを徹底的に排除対象として構築された、ウルザの狂気とねじくれた性根を形にしたかのような迷宮の謎を解き、ついにアーティファクトを手に入れる。
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ベルゼンロック討伐の旅に向け、新たにウェザーライトのクルーとして加わったテフェリー。彼に対し、ジョイラは彼女がマナ・リグを用いて再成した「テフェリーのプレインズウォーカーの灯」をいかにして受け取ってもらうべきなのか、頭を悩ませるのであった。
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==登場==
 
==登場==
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*[https://magic.wizards.com/en/articles/archive/magic-story/return-dominaria-episode-5-2018-04-11 Return to Dominaria: Episode 5]/[https://mtg-jp.com/reading/ur/0030493/ ドミナリアへの帰還 第5話](Magic Story 2018年4月11日 Martha Wells著、「時間の魔道士」として示唆されるのみ)
 
*[https://magic.wizards.com/en/articles/archive/magic-story/return-dominaria-episode-5-2018-04-11 Return to Dominaria: Episode 5]/[https://mtg-jp.com/reading/ur/0030493/ ドミナリアへの帰還 第5話](Magic Story 2018年4月11日 Martha Wells著、「時間の魔道士」として示唆されるのみ)
 
*[https://magic.wizards.com/en/articles/archive/magic-story/return-dominaria-episode-6-2018-04-18 Return to Dominaria: Episode 6]/[https://mtg-jp.com/reading/ur/0030507/ ドミナリアへの帰還 第6話](Magic Story 2018年4月18日 Martha Wells著)
 
*[https://magic.wizards.com/en/articles/archive/magic-story/return-dominaria-episode-6-2018-04-18 Return to Dominaria: Episode 6]/[https://mtg-jp.com/reading/ur/0030507/ ドミナリアへの帰還 第6話](Magic Story 2018年4月18日 Martha Wells著)
 
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*[https://magic.wizards.com/en/node/1283981 Return to Dominaria: Episode 7]/[https://mtg-jp.com/reading/ur/0030520/ ドミナリアへの帰還 第7話](Magic Story 2018年4月25日 Martha Wells著)
 
==参考==
 
==参考==
 
*[[背景世界/ストーリー用語]]
 
*[[背景世界/ストーリー用語]]

2018年4月26日 (木) 14:25時点における版

テフェリー/Teferiは、ドミナリア/Dominaria出身のプレインズウォーカー/Planeswalker

出自

AR33世紀、ジャムーラ/Jamuraa大陸のザルファー/Zhalfir国に生を受ける。

魔術の才能を見出されたテフェリー少年はトレイリア/Tolariaアカデミー/Academyに入学する。この時から才能の片鱗を見せていたものの、バリン/Barrin先生も扱いかねるトラブルの絶えない生徒であったようだ。あるとき、学園の創設者ウルザ/Urzaが行った時間旅行実験の失敗により生成された「異なる時間の流れの泡」の中に取り残されてしまうが、ジョイラ/Jhoiraたちの努力により救助される。彼は泡の中で数十年の時を過ごしたが、泡の外の現実世界ではわずか10年程度しか経っていなかった。

その後ザルファーの宮廷魔術師としての地位を得る。「時間の泡」での経験から時間を操る魔術に関する研究を続け、魔術師ギルドの設立(後の魔法国家フェメレフ/Femeref)を見届け、彼は自分の島とともに50年以上も次元/Planeの彼方へ消えてしまう。

プレインズウォーカーとして

いつプレインズウォーカーになったのかは不明だが、ミラージュでジャムーラ中を巻き込む戦が起こる頃にはすでに次元を操る術を身につけていたものと思われる(フェイジング現象の原因でもある)。ジャムーラの戦では直接的な関与をせず、フェメレフ、ザルファー、スークアタ/Suq'Ataの各指導者たちに幻視を送ることで事態の収拾に動いた。

ファイレクシア/Phyrexiaとの大戦においては、犠牲を厭わず徹底抗戦を主張するウルザ/Urzaとは、考え方が根本的に異なるため協力を拒む。そして彼は独自の手段フェイズ・アウトを用いて、ザルファーとシヴ/Shivを別次元へ転移させ、戦禍から守った。

スカージでは小説にゲスト出演し、カローナ/Karonaと会談を行っている。このカローナとの会談の際、カローナが言った第一声は「其方は、神か?」という問いだった。そしてそれに対しテフェリーは意味深な、それでいて眩しそうな笑みを浮かべながら「子供の頃はそうなれると思っていた。でも、今は違うと判っている。」と答えた。

時のらせんブロック

AR46世紀、ジョイラと共にドミナリアに帰還した彼は、荒廃したドミナリアを目の当たりにすることとなる。

ドミナリア中を巡る旅の末に、その身をもってシヴに生じた時の裂け目/Time Riftを塞ぐ。命までは落とさなかったものの、プレインズウォーカーの灯/Planeswalker's Sparkを失い「ただの人」となってしまう。とはいえ1300年積み重ねてきた知識は健在であり、その後も仲間達の助けとなった。

ジェスカ/Jeskaオタリア/Otariaの裂け目を塞いでドミナリアの時間の混乱が収まるのを見届けると、長い付き合いであったジョイラに別れを告げ、「自分の足で歩いていく」旅に出た。

ドミナリアブロック

時のらせんブロックから100年以上の月日が経ったイクサランブロックと同じ時系列となる現在においても存命である。大修復前のプレインズウォーカーであったからか、それとも数々の経歴が影響したためか、一般の魔術師における長命の概念すら遥かに上回り、老化が極めて遅い(百年以上をかけて数十年程度しか老化していない)体質となっており、現在の外見は50代にしか見えない。 プレインズウォーカーとしての灯こそ失ったものの、彼の時間魔道士としての能力は依然強力なものであり、物体を経年劣化させたり、一時的に人間の時間を止めて拘束したり、巨大な砂嵐を時の泡を用いて破壊したりと、多彩な魔法を使いこなす。

ジャムーラを中心に各地を遍歴していたテフェリーは、ある時陰謀に巻き込まれ、出会ったことのないマケトという人物の殺害犯として、とある隊商から疑われることになる。やがて、言動の矛盾から最初に彼に接触してきたふたりの人物のうちの一人、クェンデが真犯人だと推理した丁度そのとき、テフェリーはクェンデの凶刃に襲われることになる。 実はクェンデは[[獅子将マギータ/Mageta the Lion]]の子孫であり、プロフェシーにおけるキパムでの戦いによってマギータの遺族には数百年もの間、仇として伝えられていた。そのような歪んだ教育を受けたクェンデは以前よりテフェリーを殺害すべく捜索しており、逆恨み同然の今回の凶行に及んだのだった。だが、事前に発生した砂嵐を破壊したことにより衰弱していたテフェリーを救ったのは、同じく最初に彼に接触してきたもうひとりの人物、スビラであった。ジャムーラ消失の真相を知る彼女はクェンデの前に立ち塞がり、その思考の数々の歪みを詰問すると、「何かやりがいのある事をしなさい」と告げてテフェリーとともに荷馬車に乗り込み、その場を堂々と立ち去った。

数年後、隊商の用心棒としてスビラとともに活動していたテフェリーは、やがて彼女と結婚。一女ニアンビに恵まれるとともに、隊商で働くスビラの代わりにフェメレフのとある街で「主夫」として娘を育てていった。 さらに50年ほど後、イクサラン・ブロックの時代。ウルザがジャムーラ消失に備えて製作しておいたアーティファクトのありかを発見したテフェリーは、立派に研究者として老成したニアンビに加え、再生されたウエザーライト号のクルーやリリアナ・ギデオンに助けられて、テフェリーを徹底的に排除対象として構築された、ウルザの狂気とねじくれた性根を形にしたかのような迷宮の謎を解き、ついにアーティファクトを手に入れる。 ベルゼンロック討伐の旅に向け、新たにウェザーライトのクルーとして加わったテフェリー。彼に対し、ジョイラは彼女がマナ・リグを用いて再成した「テフェリーのプレインズウォーカーの灯」をいかにして受け取ってもらうべきなのか、頭を悩ませるのであった。



登場

登場カード

カード名に登場

ミラージュ
テフェリーの呪い/Teferi's Curseテフェリーのドレイク/Teferi's Drakeテフェリーのインプ/Teferi's Impテフェリーの島/Teferi's Isle
ビジョンズ
テフェリーの儀杖兵/Teferi's Honor Guardテフェリーの世界/Teferi's Realmテフェリーの細工箱/Teferi's Puzzle Box
ウェザーライト
テフェリーのヴェール/Teferi's Veil
インベイジョン
テフェリーの配慮/Teferi's Careテフェリーの反応/Teferi's Responseテフェリーの濠/Teferi's Moat
ドミナリア
テフェリーの誓い/Oath of Teferi
ドミナリア プレインズウォーカーデッキ
テフェリーの歩哨/Teferi's Sentinel
統率者2017
テフェリーの防御/Teferi's Protection
非流通カード
Teferi's Domainエイプリル・フール

フレイバー・テキストに登場

ドミナリア
選択/Opt中略/Syncopateテフェリーの誓い/Oath of Teferiパワーストーンの破片/Powerstone Shardザルファーの虚空/Zhalfirin Void
ドミナリア プレインズウォーカーデッキ
テフェリーの歩哨/Teferi's Sentinel曲がりくねる川/Meandering River

イラストに登場

ドミナリア
選択/Opt中略/Syncopate記憶の意義/Weight of Memoryテフェリーの誓い/Oath of Teferiパワーストーンの破片/Powerstone Shardザルファーの虚空/Zhalfirin Void
ドミナリア プレインズウォーカーデッキ
経時的策謀/Temporal Machinations

登場作品・登場記事

ドミナリア

参考

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