コモンデッキ

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コモンデッキCommon Deck)は、コモンカード基本土地だけで作られたデッキの総称である。極めて安く作ることができるものの、デッキパワーが低いことが多く、公式大会などで成績を挙げることは難しい。非公式にこのデッキのみの大会が開催されることもある。ただしコモンであっても昔のカードになるとSinkholeのように高額になる場合があるので、一概に安く作れるとは限らない。

  • 黎明期では、相手の高額カードを入手する(アンティ)ために組まれた。負けてもこちらの被害は小さいからである。
  • Magic Onlineではコモンのみでの構築環境はPauperという名前の公式なフォーマットとして成立しており、イベントも盛んに行われている。

スタンダード環境での傾向

リアニメイト全体除去はほぼアンコモン以上なので、それらを使ったデッキは組めない。当然、アンコモン以上のキーカードを使用したデッキや大半の基本でない土地も使えないので、必然的にビートダウン主体のデッキかバーンデッキになりやすい。

一応、コンボデッキやコントロールデッキも動きがタイトになるが組めないわけではない。ビートダウン以上にデッキパワーが低くなりやすいため、公式大会で勝ち越すには高度なプレイングが要求される。

エクステンデッド以降の傾向

コモンのみとはいえ、様々なデッキタイプは、通常のフォーマットと同様に存在する。 殆どのデッキがクリーチャーに頼らざるを得ないことから、クリーチャーのサイズ除去が重要になる。

ビートダウン

コモンにもビートダウン向けの優秀なクリーチャーが存在するため、アグロデッキは問題無く組むことができる。 また後述のように火力も充実していることから、ステロイドも強力。

コントロールデッキ

対抗呪文/Counterspellを初めとする基本的な打ち消しはコモンに多く、バウンスも充実していることから、パーミッションも多い。 なお、は複数の全体除去を擁するため、ボードコントロールを中心としたデッキを組むことも可能。

コンボデッキ

コモンをキーカードとするコンボデッキは少ないが、ストームなどはそれに当てはまる。

バーン

大会で使われるような1マナ3点火力や優良火力である火葬/Incinerate火炎破/Fireblast火花の精霊/Spark Elementalなどが軒並みコモンであることからバーンデッキは比較的組みやすい。

参考

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