オンドゥの縄名人/Ondu Knotmaster
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クリーチャー — コー(Kor) ならず者(Rogue)
絆魂
あなたがコントロールしていて改善されていてこれでないクリーチャー1体が死亡するたび、オンドゥの縄名人の上に+1/+1カウンター2個を置く。
Throw a Line / 命綱投げ (白)(黒)
ソーサリー — 出来事(Adventure)
クリーチャー1体か2体を対象とし、2個分を割り振る。それらの上にその割り振った個数の+1/+1カウンターを置く。(その後、このカードを追放する。後で追放領域にあるこのクリーチャーを唱えてもよい。)
改善されている自分のクリーチャーが死亡する度、+1/+1カウンターで強化されていくコー・ならず者の当事者カード。
出来事は+1/+1カウンターを合計2個、最大2体に割り振る強化。これによる強化も改善の条件を満たすため、単に出来事から本体に繋ぎ、強化されたクリーチャーが死亡するだけで6/6に膨れる。絆魂も持つのでクリーチャー同士の殴り合いに強く、除去を構築よりも搭載しづらいリミテッドでは単なるファッティであっても脅威となり、ライフ・アドバンテージの価値も構築より重視されやすいため、色の組み合わせが合致しているならばピックしておいて損は無い。白黒のテーマが改善なので、これ自身による強化以外でも条件を満たす手段は豊富に存在しており、更なるサイズを獲得するのも難しくない。
一方、構築においては回避能力も除去耐性も無いのが短所。どこまで膨れ上がっても確定除去を食らえば一撃で仕留められてしまい、またコンスタントに除去が飛びやすいのでクリーチャーを横並びさせる段階で排除され、改善の条件を満たしたり、これ自身が戦場に出るのに対応して除去されてしまえば、再び条件を満たしなおす必要があり、少々手間。それを乗り越えて得たリターンもチャンプブロックで止められてしまうファッティとリミテッドに比べると重視されづらいライフとなると、採用できるのが強力なカードを使用できるモダン以下のフォーマットということもあり、活躍は難しい。
- 出来事も含めて純粋な白黒のカードだが、+1/+1カウンターによる無条件の強化という出来事の部分は黒よりも緑の領分。クリーチャーの死亡を条件とする強化であれば黒の色の役割に合致しており、本体の強化までを含んでの色の設定といえる。