腹音鳴らし/Borborygmos
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Borborygmos / 腹音鳴らし (3)(赤)(赤)(緑)(緑)
伝説のクリーチャー — サイクロプス(Cyclops)
伝説のクリーチャー — サイクロプス(Cyclops)
トランプル
腹音鳴らしがプレイヤーに戦闘ダメージを与えるたび、あなたがコントロールする各クリーチャーの上に+1/+1カウンターを1個置く。
ファングレンの初仔/Fangren Firstbornに見られるように、全体強化能力は緑の得意技。対戦相手にダメージを与える、+1/+1カウンターが置かれる、と狂喜を体現しているともいえる。
トランプルを持っている上に、パワーが6もあるので大抵は対戦相手にダメージが通るだろう。ただ、+1/+1カウンターが置かれるのは戦闘ダメージが与えられた後なので、先制攻撃でもつけない限り一緒に攻撃したクリーチャーを「守って」やったり、ダメージを増やしたりすることはできないし、7マナのクリーチャーが殴り始める頃にお供が膨れ上がってきても今更感は拭えない。そもそも、グルール戦略なら出す前に殴り勝てるのが当たり前。
グルールのギルド指導者だが、+1/+1カウンターをばら撒く能力はシミックとの相性もよい。
- 血まなこのサイクロプス/Bloodshot Cyclops以降長らく新種が出ていなかったサイクロプスの新種であり、初の伝説のサイクロプスでもある。
- 能力だけを見れば、色の役割上緑単色でもよさそうではあるが、例えば赤っぽく速攻を付けたりするとボロスの大天使、ラジア/Razia, Boros Archangelと被るなどの兼ね合いもあるのだろう。
- 小さな辞書には載っていないような珍しい言葉だが、"Borborygmos"で一単語である。意味は腹が鳴る音のこと。
- フレイバー・テキストによると、彼が出す命令は"Crush them!"と"We eat!"だけらしい。"Crush them!"は大惨事/Wreak Havocのフレイバー・テキストに、"We eat!"は変幻の大男/Protean Hulkのフレイバー・テキストに使われている(日本語版では「ぶっつぶせ!」と「叩き潰せ!」に訳し分けられてしまっているが、英語版を見れば同じである)。
グルールのゴミ漁りがどうしてあいつの後をついていくのか、見てればすぐにわかるわ――あいつが出す命令は「ぶっつぶせ!」と「食うぞ!」だけなんだから。― テイサ
関連カード
- 腹音鳴らし/Borborygmos
- 怒れる腹音鳴らし/Borborygmos Enraged
- 腹音鳴らしとフブルスプ/Borborygmos and Fblthp
サイクル
ラヴニカ・ブロックの、ギルドの色のマナを2つずつ含む伝説のクリーチャーのサイクル。ギルド指導者(Guild Leader)サイクルとも呼ばれ、その多くはギルドで指導者的な役割を担っている。
- ボロスの大天使、ラジア/Razia, Boros Archangel
- 議事会の合唱者/Chorus of the Conclave
- 秘密の王、ザデック/Szadek, Lord of Secrets
- 石の死の姉妹/Sisters of Stone Death
- オルゾヴァの幽霊議員/Ghost Council of Orzhova
- 腹音鳴らし/Borborygmos
- 火想者ニヴ=ミゼット/Niv-Mizzet, the Firemind