磁力の山/Magnetic Mountain
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Magnetic Mountain / 磁力の山 (1)(赤)(赤)
エンチャント
エンチャント
青のクリーチャーは、それらのコントローラーのアンタップ・ステップにアンタップしない。
各プレイヤーのアップキープの開始時に、そのプレイヤーは自分がコントロールするタップ状態の青のクリーチャーを望む数だけ選び、この方法で選ばれたクリーチャー1体につき(4)を支払ってもよい。そのプレイヤーがそうした場合、それらのクリーチャーをアンタップする。
赤の青対策カードの1つ。青クリーチャーは4マナ支払わなければアンタップできない。
- これの能力は誘発型能力なので、1クリーチャーにつき1ターン(正確には1つのアップキープ・ステップ)に1回しかアンタップするチャンスはない。
- 千夜一夜物語の「第三の托鉢僧の話」に登場する磁石の山が元となっている(→Magic: The Naming--Arabian Nights参照)。
- 第5版では「青に対する必要性がない。色対策カードはアンコモンに移す」という理由で収録されなかった(Taming the Flames(Duelist誌17号の記事))。
オラクルの変遷
アラビアンナイト版では、通常のアンタップを無効にし、アンタップ・フェイズの間に他のアンタップに必要なコストに加え(4)を支払うことでアンタップできるようにする能力であった。リバイズド・第4版でも、タイミングがアップキープに変わっただけで、他は同様の機能であった。
1999年9月頃のオラクル更新で、アンタップさせる能力は「青のクリーチャーは『あなたのアップキープの開始時に、あなたは(4)を支払ってもよい。そうした場合、このクリーチャーをアンタップする』を持つ」に変更された。
2001年8月のオラクル更新で、アンタップさせる能力は「青のクリーチャーは『(4):このクリーチャーをアンタップする。この能力は、あなたのアップキープの間にのみ起動できる』を持つ」と起動型能力を与える形に変更された。この変更により、十分なマナがあれば、アップキープの間に何度もアンタップできるメリットが生まれていた。しかし、2006年1月のオラクル更新で1999年9月頃のルール文章に戻され、このメリットは失われることになる。
そして2008年7月11日のオラクル更新で、現在の能力を与えない形へと変更された。