変換室/Conversion Chamber
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Conversion Chamber / 変換室 (3)
アーティファクト
アーティファクト
(2),(T):いずれかの墓地にあるアーティファクト・カード1枚を対象とし、それを追放する。変換室の上に蓄積(charge)カウンター1個を置く。
(2),(T),変換室から蓄積カウンター1個を取り除く:無色の3/3のファイレクシアン(Phyrexian)・ゴーレム(Golem)・アーティファクト・クリーチャー・トークン1体を生成する。
墓地のアーティファクト・カードを元にゴーレム・アーティファクト・クリーチャー・トークンを生み出すアーティファクト。生成ペースは順調にいけば2ターンに1体、カード1枚につき1体の割合となる。
自分の墓地に限らないので、対戦相手のアーティファクトも利用できる。一種の墓地対策カードであり、対戦相手のアーティファクト使い回しを妨害するのにも役立つ。特にリミテッドではそれらの特徴が重要になるだろう。また稀なケースだが墓地に落ちた自分のアーティファクトを外科的摘出/Surgical Extraction などで根こそぎにされるのを阻止もできる。
同ブロックには似た性質のゴーレムの鋳造所/Golem Foundryがある。アーティファクト呪文を3回唱えるだけでいいそちらに比べ、変換室にはいちいちマナを支払ったうえにタップが必要になったため、速度や使いやすさの面ではやや難がある。一方、手札の内容に左右されにくく、またカード1枚につき1体と変換効率がいいので、意識してデッキを組んだ場合はより効率よくトークンを生産できるだろう。
生産に必要な蓄積カウンターが1個でいいので増殖1回でトークン1個になるのも利点。ヴィダルケンの注入者/Vedalken Infuser、うねりの結節/Surge Nodeなどと組み合わせても面白い。
- 任意の墓地のカードを利用してトークンを生み出す類似カードには、屍からの発生/Necrogenesisや夜の土/Night Soilがある。これらに比べると変換室は重く、遅い代わりに、トークンのサイズは優れている。また蓄積カウンターを使用する分、カウンターを操作できるカードとのシナジーが発生しうる点も差異と言える。
- 2021年6月のオラクル変更でトークンのタイプにファイレクシアンが追加された。
参考
- 墓地対策カード
- カード個別評価:新たなるファイレクシア / ファイレクシア陣営 - アンコモン