高速警備車/Fleetwheel Cruiser
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Fleetwheel Cruiser / 高速警備車 (4)
アーティファクト — 機体(Vehicle)
アーティファクト — 機体(Vehicle)
トランプル、速攻
高速警備車が戦場に出たとき、ターン終了時まで、これはアーティファクト・クリーチャーになる。
搭乗2(あなたがコントロールする望む数のクリーチャーを、パワーの合計が2以上になるように選んでタップする:ターン終了時まで、この機体(Vehicle)はアーティファクト・クリーチャーになる。)
歩く火力として見ればかつて活躍したスキジック/Skizzik相当であり赤顔負け。次ターンからの搭乗コスト2もパワー5トランプルと引き換えるには充分だろう。クリーチャーに依存するという弱点を補いながら高い打点を誇る優秀な機体であり、アグレッシブなデッキでは全体除去に負けず攻勢を続けるエンジンとなる。
スタンダードでは赤白機体を初め様々なビートダウンデッキに採用されていたが、機体デッキでも無許可の分解/Unlicensed Disintegrationを使用するマルドゥ機体が多くなりマナ基盤を安定させてくれる耕作者の荷馬車/Cultivator's Caravanを優先するようになり採用率は落ちていった。
ヴィンテージではミシュラの工廠/Mishra's Factoryと組み合わせることで対戦相手のドルイドの誓い/Oath of Druidsを誘発させることなくクロックを刻み続けられるという無二の特性からMUDに採用され、Mishra's Workshopから急発進してくる姿はデッキ名を「Carshop」に変更させるほど。その後一旦採用率は減るものの、優秀なクロックとして選択肢の1つになり続けている。
- 戦場に出たときの誘発型能力で高速警備車はクリーチャー化する。戦場に出る際はクリーチャーではない単なるアーティファクトであり、領事の権限/Authority of the Consulsのようなクリーチャーが戦場に出る際の置換効果を受けることはなく、クリーチャーが戦場に出ることによる誘発型能力が誘発することもない。
- 「Cruiser」にはパトカーという意味もあるため「警備車」と訳されているが、「Family Cruiser[1]」という表現を見るにこのカードは単なるスーパーカーを指しているようだ。
- ヤヘンニ/Yahenniが1台所有しており、ストーリー中にオビア・パースリー/Oviya Pashiriに譲渡されている。こんなモンスターマシンを乗り回すパースリー夫人の姿は想像し難い。
- なお不死の援護者、ヤヘンニ/Yahenni, Undying Partisanは単独で搭乗できるが、造命の賢者、オビア・パースリー/Oviya Pashiri, Sage Lifecrafter1人分のパワーでは搭乗不能。運転するにはトークンの力を借りる必要がある。
参考
- ↑ The Distribution of Aether(Kaladesh Consulate Facebookページ)