高まる復讐心/Increasing Vengeance
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Increasing Vengeance / 高まる復讐心 (赤)(赤)
インスタント
インスタント
あなたがコントロールするインスタント呪文1つかソーサリー呪文1つを対象とし、それをコピーする。この呪文があなたの墓地から唱えられていたなら、代わりにその呪文を2回コピーする。あなたはそれらのコピーの新しい対象を選んでもよい。
フラッシュバック(3)(赤)(赤)(あなたはあなたの墓地にあるこのカードを、そのフラッシュバック・コストで唱えてもよい。その後それを追放する。)
WHISPERのテキストには誤りがあります。「この呪文があなたの墓地から唱えられていたなら、」は「この呪文が墓地から唱えられたなら、」と読み替えて下さい。
赤の高まる呪文はインスタント・ソーサリーのコピー。マナ・コストは余韻/Reverberateと同等だが、自分の呪文しかコピーできなくなった。
同様の呪文と比べ、対戦相手のカウンター呪文を打ち消し返したり、X火力などの大技を逆利用したりといった汎用性が大きく損なわれている。基本的には自分の火力やドロー呪文の威力を水増しする目的で使うことになる。
効果を3倍にする強烈なフラッシュバックで差別化を図りたいところだが、コピーする呪文も一緒に唱えなければいけないため、書いてある以上に重いのが難点。できるだけ軽く効果の大きい呪文と組み合わせたい。例えばゴブリンの手投げ弾/Goblin Grenadeを使えば6マナでかなりのライフを持っていけ、8マナ(通常→フラッシュバックの合わせ技)で20点になる。
- サイクルの他のカードにも言えることだが、自身のフラッシュバック以外の方法で墓地から唱えても強化される。
- 後に登場した約束の終焉/Finale of Promiseや災厄招来/Invoke Calamityならば、多くの場合自前のフラッシュバックよりも安価でこれとコピーしたい呪文をまとめて墓地から唱えられる。
- 墓地から唱えた他の高まるサイクルをコピーしても、コピーは手札から唱えたとき同様の効果しか発揮しない。コピーは唱えられていないので、「墓地から唱えられた場合」の条件を満たさないため。
- 高まる復讐心2枚を用意し、そのうち少なくとも1枚を墓地から唱えることで、互いをコピーし合って無限コピーを作れるように見えるが、上記の理屈でできない。
- 闇の隆盛で収録された日本語版カードには軽微な誤訳があり、「高まる復讐心があなたの墓地から唱えられた場合」と、原文にない「あなたの」が書かれている。記憶の略取/Memory Plunder等によって他のプレイヤーの墓地から唱えた場合でも、この条件を満たすことができる。
関連カード
サイクル
闇の隆盛の高まる呪文サイクル。いずれもレアでフラッシュバックを持ち、墓地から唱えることで通常の2倍の効果を得られる。
- 高まる献身/Increasing Devotion
- 高まる混乱/Increasing Confusion
- 高まる野心/Increasing Ambition
- 高まる復讐心/Increasing Vengeance
- 高まる残虐性/Increasing Savagery