永劫の中軸/Eon Hub
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ミラディン・ブロックらしいルール破壊カードの1つ。アップキープ・ステップを飛ばす前代未聞のカード。
マナ・コストが重いのであまり実用的ではないものの、アップキープ・コスト(エコーや累加アップキープなど)の踏み倒しや、消散(消失)と組み合わせて使ってみるという手もある。
ヴィンテージではMUDがオース対策としてサイドボードに積むことがある。
- 逆にアップキープを増やすカードに逆説のもや/Paradox Hazeなどがある(→ターン・フェイズ・ステップを追加するカード)。
- アンタップ・ステップ中に誘発した能力は、通常は次に優先権が発生するアップキープ・ステップにスタックに置かれ解決される(CR:502.4)。しかし永劫の中軸の影響下ではアップキープが飛ばされるので、次に優先権が発生するタイミング、すなわちドロー・ステップでカードを引いた直後に処理されるようになる。
- 日暮/夜明を持つパーマネントの変身時能力や千年暦/The Millennium Calendarなどがこうした挙動を示す。
- もちろん、他の効果でドロー・ステップを飛ばせば解決はさらに先送りにされる。
利用
- 遅延の盾/Delaying Shieldや独房監禁/Solitary Confinement、Glacial Chasmなどと組み合わせるとほぼ無敵に。
- 歴伝の能力が誘発しなくなり、呪文を唱えられないというデメリットだけが残る。
- 待機呪文も時間カウンターが減らなくなり、唱えられなくなってしまう。
- 契約のマナの支払いもこれが戦場にある限り引き延ばすことができる(踏み倒せるわけではないので注意)。
- 同セットの星界の幼生/Cosmic Larvaとも相性良し。