しもべの誓い/Oath of Lieges
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Oath of Lieges / しもべの誓い (1)(白)
エンチャント
エンチャント
各プレイヤーのアップキープの開始時に、そのプレイヤーは自分の対戦相手であるとともに、自分よりも多くの土地をコントロールしているプレイヤーを対象として選ぶ。前者のプレイヤーは「自分のライブラリーから基本土地カードを1枚探し、それを戦場に出し、その後ライブラリーを切り直す。」を選んでもよい。
エクソダスの誓いサイクルの白版。調整版土地税/Land Taxで、対戦相手にも影響するようになった。
手札ではなく直接戦場に出るので、そのままでは土地税のようにハンド・アドバンテージに繋げることはできないし、放っておくと相手にも有利に影響してしまう。繰り返し土地を生け贄に捧げる手段や、交易路/Trade Routesで手札に戻す手段を用意するのが有効。同セットのペガサスの暴走/Pegasus Stampedeは色も合っていて良い相方になる。
サイクル共通ではあるが、象牙の仮面/Ivory Maskなどで自分を対象にならないようにすれば、デメリットを気にせず一方的に利用出来る。しもべの誓いはそれらと色も合うためサイクルの他のカードより狙いやすい。
- 上記の象牙の仮面とのコンボ(自分に被覆を与えることによる)は、代わりに自分に呪禁を与える(神聖の力線/Leyline of Sanctityなど)ことでは成立しない。誘発型能力のコントローラーは、それを生じるパーマネントのコントローラーのみで決まるため(どのプレイヤーのターンに誘発したかは関係ない)。
- かなり貴重なプレミアム・カード版が存在する(裏切り者の都/City of Traitorsを参照のこと)。
ルール
- 能力の対象として適正なのは「アクティブ・プレイヤーの対戦相手であるとともに、アクティブ・プレイヤーよりも〇〇が多い(少ない)プレイヤー」である。解決時までにゲームの状況が変化して同等か少なく(多く)なっていた場合、不正な対象となり解決されない(立ち消え)。
旧ルール
- 印刷時の誘発型能力(当時はフェイズ能力)は、「if節ルールの条件内で対象をとる」という現在では不可能な誘発条件が与えられていた(if節の条件は誘発するかどうかをチェックするが、対象はそのチェックが終わった後にしか選べない)。オラクル更新でフェイズ能力が誘発型能力の書式に改められるのに際し、誘発条件のif節から対象の指定は取り除かれ、いずれかの(アクティブ・プレイヤーの)対戦相手1人が条件を満たしていれば誘発・解決するように変更された。
- 先述の更新で魔道士の誓い/Oath of Magesは条件を満たさない対戦相手も対象にとれるように変更されていたが、後のオラクル更新で「if節を用いず、誘発する際に条件を満たす対戦相手を対象にとる」という挙動に変更された。また、if節を用いていたサイクルの他の4枚も、印刷時の挙動に近づけるため、2009年10月のオラクル更新で魔道士の誓いと同様の挙動へと変更された。
関連カード
サイクル
エクソダスの誓いサイクル。各アップキープ開始時にアクティブ・プレイヤーが不利な状態ならば効果を発揮する。
- しもべの誓い/Oath of Lieges
- 識者の誓い/Oath of Scholars
- グールの誓い/Oath of Ghouls
- 魔道士の誓い/Oath of Mages
- ドルイドの誓い/Oath of Druids