Phyrexian Devourer

提供:MTG Wiki

2010年12月22日 (水) 12:33時点における211.121.148.80 (トーク) - whois による版
移動: 案内, 検索

Phyrexian Devourer (6)
アーティファクト クリーチャー — ファイレクシアン(Phyrexian) 構築物(Construct)

Phyrexian Devourerのパワーが7以上になったとき、それを生け贄に捧げる。
あなたのライブラリーの一番上のカードを追放する:Phyrexian Devourerの上に+1/+1カウンターをX個置く。Xはその追放されたカードのマナ総量である。

1/1

アライアンスらしい、ライブラリーカード追放することをコストにするクリーチャーマナ消費なく自分のサイズを大きくできるのがメリットだが、最大でも6/6(+5/+5の強化)までしかなれないのが弱点。サイズの上昇幅はライブラリーの一番上カードマナ・コストに依存し、パワーが7以上になると生け贄に捧げられてしまう。その性質は、どことなくブラックジャックを思わせる。

マナ・コスト6のクリーチャーなので6/6になれればラッキーではあるが、そうでないならば3/3〜4/4くらいの「標準的アーティファクト・クリーチャー並みの効率の悪さ」だし、もっと悪ければライブラリーのカードを道連れにこれも失われる。単体ではギャンブル性が高すぎ使いづらい。どうしても使うのであれば、ライブラリー操作手段を併用したい。自滅の危険性もなくなるし、上手く使えば引きたくないカードを排除できる。

第6版参入直後に、当時のエクステンデッドおにぎりシュートなるコンボデッキの中核として起用された(後述)。しかし起動型能力解決時にもパワーをチェックするようにエラッタが出され、このコンボが大舞台で活躍する機会は失われた。

構築環境から落ちて数年後、ミラディンの傷跡の参入によって、このカードはエターナルサバイバルで脚光を浴びることになった。トリスケリオン/Triskelionと共に墓地に落として壊死のウーズ/Necrotic Oozeにこの2枚の起動型能力を持たせると、壊死のウーズに+1/+1カウンターを乗せる→それを火力として射出の動きをライブラリーの続く限り繰り返すことができるのだ。コストの高いカードがめくれてしまっても、その能力をスタックに乗せたままさらにめくり続ければ問題ない。

こうして今度こそ日の目を見るかと思われたPhyrexian Devourerだが、程なくして(2011年1月1日付けで)レガシー適者生存/Survival of the Fittest禁止カードに指定されてしまった。つくづく運の無いカードである。

参考

QR Code.gif