季節の導き、節貴/Sekki, Seasons' Guide
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ダメージを受けるとスピリット・トークンに分裂する伝説のクリーチャー。スピリット8体を生け贄に捧げることで墓地から戦場に戻すこともできる。
ダメージを軽減して+1/+1カウンターを取り除くという点で幻影クリーチャーを彷彿とさせる。幻影クリーチャーと違ってダメージの値だけ+1/+1カウンターが取り除かれてしまうが、その分トークンを生み出せるし、墓地から戦場に戻すこともできるので、やはりダメージには強いといえる。トークンは1/1と貧弱なのでトークンを狙われると厳しいが、上手く守ってやれば何度も蘇ってアドバンテージを稼げる。
幻影クリーチャーと同様に恐怖/Terrorや神の怒り/Wrath of Godなどのダメージでない除去では対処されてしまうので、フィニッシャーとして使うにはやや物足りず、何らかのコンボを作った方が面白いだろう。伏魔殿/Pandemoniumと併用すれば、節貴が戦場に出たときのダメージを自身に与えることで、無限ダメージを発生させられる。また、倍増の季節/Doubling Seasonならば、爆破基地/Blasting Stationやゴブリンの砲撃/Goblin Bombardmentなどと組んで無限コンボを作ることができる。
ルール
- 取り除く+1/+1カウンターの数も発生するトークンの数も、それぞれ与えられるはずだったダメージに等しい。したがって、実際に取り除かれたカウンターの数と発生するトークンの数は必ずしも一致しない。例えばカウンターが1個しか乗っていない状態で5点のダメージを受ける場合、1個のカウンターが取り除かれ、5個のトークンが発生する。
- 軽減できないダメージであってもカウンターは取り除かれるし、トークンは出る。暴勇状態の悪魔火/Demonfireならば、X=4でこれをトークン4体だけ残して追放ことができる。
- 何らかの効果でタフネスが上がっていれば、カウンターが無くなってもダメージは軽減され、トークンも発生する。
- 3番目の能力は、節貴が墓地にあるときにしか起動できない(CR:112.6i)。
- 生け贄に捧げるスピリットは、節貴によって生み出されたトークンだけでなく構わない。また、クリーチャーでなくてもスピリットであればよい。
ストーリー
節貴/Sekkiは、季節の変わり目(the turning of the seasons)の大いなる神。(→A Kamigawa Glossary, Part 3参照)