ジェイラム秘本/Jalum Tome
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初出はアンティキティー、その後クロニクルで再録されて以降第7版まで基本セットに含まれていたアーティファクト。2マナでカードを1枚交換する。
直接アドバンテージには繋がらないが手札の質を向上させることができる。ジェイムデー秘本/Jayemdae Tomeに比べ大幅に軽いのが魅力で、The Deck系のデッキやバーンなどでこちらが選択される場合も多かった。 このカードを使う場合、余った土地を不用意に置かないなど、プレイングに注意すると有効性が高まる。 同時に、土地税/Land Taxなど余剰のカードを多く入手できるカードとも相性が良い。
また近年では捨てることとシナジーを持つカードも多いので、採用の幅も広まる。
ドローを進めると共にファッティを捨てる能力が相性抜群なので、第6版以前の環境ではよくリアニメイトデッキに起用されていた。
- 処理手順などに若干の差異があるが、Jandor's Ringの修正版。
- これの起動型能力を個別のカードに持たせたメカニズムがウルザ・ブロックのサイクリングといえる。
- このカードの名前は、ジェイムデー秘本/Jayemdae Tomeと同じ命名方法で、マジックの主任デザイナー兼ブランド・マネージャーを務めていたジョエル・L・ミック(Joel L. Mick)のイニシャルからつけられた。
- ジェイムデー秘本/Jayemdae Tomeの「ブック」に対し、こちらは俗称「マガジン」。読んでは捨てる、のイメージだろうか。「ブック」はじっくりと読むタイプで、「マガジン」はパラパラとやや雑に読むタイプらしい。確かに見て、そのまま捨ててしまうこのカードは「マガジン」のイメージかもしれない。
関連カード
秘本(Tome)とつくドロー・アーティファクト。ジェイムデー秘本/Jayemdae Tomeが元祖。
- ジェイムデー秘本/Jayemdae Tome
- マンガラの秘本/Mangara's Tome
- スランの秘本/Thran Tome
- エメシーの秘本/Emmessi Tome
- 愚か者の秘本/Fool's Tome
- My First Tome
参考
- カード個別評価:アンティキティー - アンコモン2
- カード個別評価:第7版 - レア
- カード個別評価:第6版 - レア
- カード個別評価:第5版 - レア
- カード個別評価:クロニクル - アンコモン1