一徹
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一徹(いってつ)/Adamantは、エルドレインの王権で登場した能力語。
Slaying Fire / 殺戮の火 (2)(赤)
インスタント
インスタント
クリーチャー1体かプレインズウォーカー1体かプレイヤー1人を対象とする。殺戮の火はそれに3点のダメージを与える。
一徹 ― この呪文を唱えるために赤マナが3点以上支払われていたなら、代わりにこれは4点のダメージを与える。
Henge Walker / ヘンジを歩く者 (3)
アーティファクト クリーチャー — ゴーレム(Golem)
アーティファクト クリーチャー — ゴーレム(Golem)
一徹 ― この呪文を唱えるために同じ色のマナが3点以上支払われていたなら、ヘンジを歩く者は+1/+1カウンターが1個置かれた状態で戦場に出る。
2/2解説
エルドレイン/Eldraineの5つの宮廷が掲げる美徳に身を捧げることを表したメカニズム。その呪文を唱えるコストとして、その呪文の色の色マナ(無色のアーティファクトの場合は同じ色マナ)を3つ以上支払うことで効果を発揮する能力を示す。
エルドレインの王権では全色と無色のアーティファクトに存在し、コモンに2つのサイクル、アンコモンに1つのサイクルが存在する。レア以上には存在しないが、フレーバー的にはトリプルシンボルの指導者サイクルがその役を担っており、一徹とはされていないが7つ以上赤マナを支払うことで強化される切り離す一撃/Sundering Strokeが存在する。
統率者マスターズ統率者デッキでは色マナではなく無色マナを参照する現実の冒涜/Desecrate Realityが登場した。
- Adamantとはダイヤモンドなどの宝石や金属が「硬く壊れない」ことを指し、日本語では「金剛」などとも訳される(Wikipedia:ja:アダマント)。転じて「揺るぎない」「断固」「頑固」などの意味を持つようになり、マジックのカード名においては「不屈」と訳される(不屈のダガタール/Daghatar the Adamant)。一方この能力語を訳すにあたっては、「頑固一徹」などとも言うように「一」の字を含む訳語を選ぶことでより単色テーマらしさを表現している。
- 市場調査によると、エルドレインの王権のメカニズムのうち名前のついているものの中での人気は最低位[1]。プレイヤーに嫌われているわけではないが、求めている人も非常に少ない、つまらないメカニズム(役馬メカニズム)であるため。ストーム値は7[2]。
ルール
脚注
- ↑ WILDS STORY, PART 1/『森』の話 その1(Making Magic 2023年8月15日 Mark Rosewater著)
- ↑ STORM SCALE: THRONE OF ELDRAINE THROUGH STRIXHAVEN, PART 1/ストーム値:『エルドレインの王権』~『ストリクスヘイヴン:魔法学院』 その1(Making Magic 2022年12月19日 Mark Rosewater著)