ウィンドグレイスの騎士、アルイェール/Aryel, Knight of Windgrace
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伝説のクリーチャー — 人間(Human) 騎士(Knight)
警戒
(2)(白),(T):警戒を持つ白の2/2の騎士(Knight)クリーチャー・トークンを1体生成する。
(黒),(T),あなたがコントロールしていてアンタップ状態の騎士X体をタップする:パワーがX以下のクリーチャー1体を対象とし、それを破壊する。
多色とはいえ4マナ4/4警戒と強力な基本スペックに加えて、仲間の騎士を呼び出すトークン生成能力と、任意の数の騎士をタップしてその数以下のパワーを持つクリーチャーを破壊する能力を持つ。警戒のお陰で戦闘に参加しながらタップ能力を使用でき、さらに自前で騎士を増やして除去できるクリーチャーの幅を広げられるなど、各能力がシナジーを形成している。
高いマナレシオ、トークン量産、継続的な除去と、どれを取ってもリミテッドでは強力であり、エンドカードの一角。騎士の頭数が揃うとコンバット・トリックでの対処も難しく、2~3ターンも除去されなければ勝利は近いだろう。
構築でも1体で勝ちに持っていけるスペックはあるが、騎士の生成から除去までをこれ1体で賄うのはさすがに悠長であり、当人に除去耐性が無い点もあって少々厳しい。騎士のタイプ的シナジーを主軸にしたデッキに組み込むか、環境に低パワーで厄介なクリーチャーがあふれているなどの追風が必要か。回避能力を持たせてもいいだろう。同セットの呪われし者、アルヴァード/Arvad the Cursedとは好相性。
- ウィンドグレイス卿/Lord Windgraceの名前を冠したベナリア/Benaliaの騎士、ということで白黒カラーになったと思われる。
- 除去能力は冷酷な正義の執行者としての側面を表現しているのだろう。
ストーリー
アルイェール/Aryelはベナリア/Benaliaの騎士隊長(knight-commander)。女性。イラスト
アーボーグ/Urborg出身で豹人/Panther-folkと共に訓練された彼女は、情け容赦ない正義の執行者としてベナリアで剣を振るっている。同じく冷酷な執行者である巨大な黒豹にまたがり、騎士や兵士達を敵との戦いに導いているという。
フレイバー・テキストに登場
参考
- Legends of Dominaria/ドミナリアの伝説たち
- ウィンドグレイス卿/Lord Windgrace(背景世界/ストーリー用語)
- カード個別評価:ドミナリア - レア
- カード個別評価:統率者マスターズ - アンコモン