スライムフットの調査/Slimefoot's Survey
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ソーサリー
版図 ― あなたのライブラリーから基本土地タイプを持つ土地・カード最大2枚を探し、タップ状態で戦場に出す。その後、あなたのライブラリーを切り直す。あなたのライブラリーの一番上にあるカードX枚を見る。Xは、あなたがコントロールしている土地の中の基本土地タイプの種類数に等しい。そのうち最大1枚をあなたのライブラリーの一番上に、残りをあなたのライブラリーの一番下に無作為の順番で置く。
基本土地タイプを持つ土地2枚をサーチして戦場に出せるソーサリー。版図型のライブラリー操作も行える。
サーチした土地をそのままライブラリー操作のために使えるので自己完結している。基本土地タイプを複数持つ多色土地をサーチすることで容易に4~5枚程度のライブラリー操作を行うことができ、マナ加速した後のフィニッシャーを引き込みやすくしてくれる。とはいえ、マナ加速手段としてはやや重めであり、直接的なハンド・アドバンテージをもたらすわけではないので複数投入しすぎると事故を起こしやすいので注意。
リミテッドでは基本土地タイプを揃えることで版図の効果を向上させられるが、版図関連のカードはレアの群れの渡り/Herd Migrationを除いてすべて6マナ以下である。単純にタップインデュアルランドをサーチするならば芽吹くゴブリン/Sprouting Goblinの方が小回りが利くので、ボムレアを見つけやすい点を活かしたい。また、一見過剰に見えるマナ加速効果も、タッチ土地を探しつつ緑青のテーマであるキッカーが使いやすくなる。どちらかと言えばドラフトと比較してゲームスピードが遅く、2色土地を意識して大量に集めることもできないシールド向けのカード。
MTGアリーナにおいては、砦への門/Gate to the Citadelのサイクルをサーチして門を2種類稼げるため迷路の終わりコントロールに採用例がある。この目的だと大抵は迂回路/Circuitous Routeの方が扱いやすいため、基本的に5枚目以降(シングルトンの環境なら2枚目)の候補である。