結婚式への招待状/Wedding Invitation
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アーティファクト
結婚式への招待状が戦場に出たとき、カード1枚を引く。
(T),結婚式への招待状を生け贄に捧げる:クリーチャー1体を対象とする。このターン、それはブロックされない。それが吸血鬼(Vampire)であるなら、ターン終了時まで、それは絆魂を得る。
使い捨てのアンブロッカブル付与。キャントリップもついており、最悪でも2マナ1ドローに。
例によってサボタージュ能力と相性が良く、使い捨てではあるが付与する対象に制限も無いのでファッティの攻撃が通せるなど、少なくともリミテッドであれば対象に困ることは少ないはず。アーティファクトなので2ターン目にとりあえず出しておき、後で使うという行動も取れて安定しやすい。一応吸血鬼であれば絆魂もついてちょっとお得だが、吸血鬼を採用していなくてもピックの価値は十分。無色のため、デッキカラーを選ばず投入できる点も嬉しい。
構築では有用な除去が多く、わざわざアンブロッカブルを作るよりもブロッカーを排除して殴った方が確実。横並びするタイプのデッキや、破壊不能などで耐性を持つクリーチャー相手に全体除去を使いたくなければ採用の価値はあるかもしれないが、採用するにせよサイドボードからの投入になってくるだろう。
パウパーでは親和デッキにおいて、パンプアップしたエイトグ/Atogを、そちらの禁止指定後はきらきらするすべて/All That Glittersを付けたクリーチャーの攻撃を通す手段として採用されることがある。また、不屈の部族シュートでもシャドーの裂け目/Shadow Riftの枠を先に置けるこちらにすることがある。
[編集] ストーリー
何者かに祖父エドガー・マルコフ/Edgar Markovを攫われ、怒りに燃えるソリン・マルコフ/Sorin Markovは、オリヴィア・ヴォルダーレン/Olivia Voldarenからの手紙を受け取った。それは彼女とエドガーの結婚式への招待状だった(イラスト)。ヴォルダーレン/Voldaren家の始祖とマルコフ/Markov家の始祖が結婚すれば、吸血鬼/Vampireの血統の中でも最大のものが誕生するだろう――そしてオリヴィアはイニストラード/Innistradのすべてを支配するだろう[1]。
ご自身の責任でご回答ください。
[編集] 脚注
- ↑ Episode 1: Tithes and Invitations/メインストーリー第1話:徴税と招待状(Magic Story 2021年10月28日 K. Arsenault Rivera著)